みなさんキャッチーですか。ぬんです。
白緑先輩、ごわすちゃん、まさい、おはぎちゃん、私の5人で、シノビアーツやノイシュヴァンシュタイン城をプレイした、先週日曜のボドゲ会なのですが。
そういえばこの集いには「業務後さいころ倶楽部」というちょっと昭和テイストな名前がついてるのを今日急に思い出しました。業務中に。
名前はもちろん、ゲッサン(サンデーの月刊誌)にて好評連載中の、女子高生たちが実在のボードゲームをどんどんプレイしていく漫画、「放課後さいころ倶楽部」のもじりです。ダサいとか言うな。
今日はせっかくですので、漫画「放課後さいころ倶楽部」の紹介をしたいと思います。
□概要
ゲッサンにて2014年3月に連載開始。
2~3話で1つのボドゲを取り上げ、登場人物らがそれらを遊ぶ様子を描きます。
ボドゲをテーマにした商業漫画は他になかなか例がなく、連載当初からボドゲ界隈ではかなり話題だったとのこと。
2015年9月現在で5巻まで発売されています。
□初期のメインキャラ
引っ込み思案でぼっちな主人公・武笠 美姫(たけかさ みき)
天真爛漫お転婆転校生・高屋敷 綾(たかやしき あや)
規則に厳しいメガネ委員長・大野 翠(おおの みどり)
□適当なあらすじ
引っ込み思案で、なんかすっきりしない毎日を過ごしていた美姫。
彼女のクラスに、何でも楽しんじゃうお転婆娘・綾が転校してくる。
「放課後お茶するー?」といった具合にキャッキャウフフと仲を深めていく美姫と綾だったが、メガネっ娘・委員長・隠れ巨乳と3拍子揃った学級委員の翠に、「校則で寄り道は禁止!」と叱られてしまう。
まあ怒られても結局お茶してた2人は、翠が怪しげな繁華街に消えていくのを目撃。「もしかしたらあの委員長にも夜の顔が・・・?」と尾行をすることに。
行き着いた先はなんとボードゲーム屋。翠はそこでアルバイトをしていたのだ。
「せっかくだし遊んで行け」と勧めるボドゲ屋の店長や、結局すぐデレる翠の影響を受け、美姫と綾はボードゲームの世界にずぶずぶと足を踏み入れていくのであった・・・。
□ボドゲ初心者におすすめしたい
私がボドゲにハマり始めてすぐに読んだってのもあるのですが、とにかくボドゲ初心者の方、あるいは「ボドゲって何よ?」って方におすすめしたい漫画です。
この漫画のキャラクターたちは、登場するボドゲを本当に楽しそうに遊びます。
文字と写真だけのレビューでは伝わらない臨場感がそこにはあるわけです。
ルールとかゲームのおもしろポイントとかの描写にも力を入れているのが伝わってきますし。
1~5巻まで読み通すと、「面白そう!遊んでみたい!」って思えるボドゲにいくつか出会えるんじゃなかろうかと思います。
実際に私も、キング・オブ・トーキョーやパンデミック(後日紹介したい)は、この漫画で知って購入に至りました。
で、そのボドゲを実際にプレイしてみてからまた漫画を読み返すと、「面白そう!遊んでみたい!」が「分かる分かる!」「あるあるww」に変わるわけです。
この2回楽しめる感じが、ボドゲ初心者に優しい設計ですごくキャッチーだなと。
登場人物の美姫と綾が、ストーリー開始時はボドゲ初心者なのもいいですね。
□萌えない
逆に気を付けてほしい点が、いわゆる萌えや日常系的な要素を求めてこの漫画を読むと、まあ酷くガッカリしちゃうんじゃないかなという点です。
絵は正直に言えば決して上手い方ではなく、タッチもそういう感じのテイストではないです。
作品の雰囲気に関しては、日常系のそれとは程遠く、どちらかと言えば(実在のホビーと連携しているという点も相まって)ちょっとコロコロコミックっぽい感じがします。
でも、その辺の要素をバッサリ切り捨てることで、ボドゲのプレイの描写にしっかりとスポットライトを当てている感じがして、個人的には好感度高いです。誤魔化しがないというか。
というわけで、「放課後さいころ倶楽部」、ざっと紹介しました。
ボドゲが大好きな方も、そうでない方も、是非読んでみてほしい漫画です。
興味がある方はお貸ししますよ!・・・と言いたいところなんですが、現在貸し出し中で、私の手元にないです。
結局今誰が持ってるんですっけ。
近そうでまだ遠いシルバーウィーク。
あと2日間頑張りましょう。
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