みなさんキャッチーですか。ぬんです。

金曜日だし、楽しいお酒が飲めたしで、私は大変機嫌がいいぞ。









さて本日は、先日のボドゲ会でプレイしたこんなゲームをご紹介。



1~6人用
プレイ時間:15分
  

『荒野の1ドルペンギン』というタイトルのダイスゲームです。ごわすちゃんの持ち物だったかな?








□「荒野の1ドルペンギン」というタイトルについて



まず目が行くのがこの印象的なタイトルですが、どうやら、「荒野の1ドル銀貨(原題:Un dollaro bucato/One Silver Dollar/Blood for a Silver Dollar)」という西部劇映画から取ってるみたいですね。

荒野の1ドル銀貨 HDリマスター スペシャル・エディション Blu-ray
ジュリアーノ・ジェンマ
TCエンタテインメント
2012-12-05



ちなみにこのゲームの原題は「A Fistful of Penguins」。

こちらは特に映画の原題と絡めたようには見えないので、日本語版のタイトルを決める時に洒落込んでみたって感じなんでしょうか。


ノイシュヴァンシュタイン城」の件もあって、アークライト社はあんまり素直な邦題つけないイメージ。












□適当なルール説明



ダイス目をそろえながら、お金を獲得していくゲームです。

全員が1回ずつダイスを振ったら1ラウンド終了。

3ラウンド終わった時点で、所持金が多い人が勝利です。



振れるダイスの個数は、1ラウンド目が4個、2ラウンド目が5個、3ラウンド目が6個。

ダイスの目はすべて動物になっており、組み合わせによってお金がもらえたり、トークンがもらえたりします。

IMG_2486

出目ともらえるコインはこんな感じ。

他の人からお金をもらえる動物がいたり、特定の動物がいたら0点になってしまう動物がいたり。



ペンギンの目を出すと、ペンギントークンがもらえます。

ペンギントークンを使うことで、ダイスを好きな数振りなおしたり、振るダイスの数を増やしたりできます。

この辺のシステムはキング・オブ・トーキョーと近いですね。



キーとなるのがカンガルー。

カンガルーの目の数の2乗の金額がもらえます。(1匹出れば1ドル、2匹で4ドル、3匹で9ドル・・・)

第3ラウンドでは、ペンギントークンを使って最大9個のダイスが振れるのですが、この9個全てをカンガルーの目で揃えると、81ドルが獲得できます。

これが1ラウンドで得られる最大得点となるとのこと。

ただし、ライオンの目が1つでも出ていると、カンガルーは皆逃げてしまうため、点数を得ることができません。



また、第1~2ラウンドでカンガルーの目を1つでも出すと、カンガルートークンがもらえます。

これを使うと、既に振ったダイスの出目を、2つまでカンガルーの目に変えることができるとのこと。


第1~2ラウンドでペンギントークンとカンガルートークンを集め、第3ラウンドでカンガルーの目×9を出して大量得点を狙う、というのが基本的な動きになるようです。











□適当なプレイログ


9月26~27日の業務後さいころ倶楽部にて、白緑先輩、ごわすちゃん、おはぎちゃん、まさい、カヤル子ちゃん、私の6人でプレイ。



まずは第1・2ラウンド。

IMG_2487

この時点では、金額を大きくすることはあまり意識せず、ペンギントークンやカンガルートークンをしっかりと獲得していく。



そして運命の第3ラウンド。

ペンギントークンをどんどん消費し、カンガルーの目が出てはキープ、を繰りかえす。

第1~第2ラウンドで準備した、ペンギントークンとカンガルートークンを全て使い切った結果・・・




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やったぜ!!カンガルー×9で81ドル!!


最後のサイコロ振る時はドキドキでした。 

ライオンの目が出れば全部台無しになっちゃうわけだし。






「こりゃ優勝ですわーw」とすっかり油断していたのですが、第3ラウンドでは惜しくもカンガルー×8だった白緑先輩がまさかの優勝。

第1~2ラウンドの点差が響いたようです・・・。

私のドキドキと喜びを返して・・・。












□まとめ


言ってしまえば、良くも悪くもダイスゲーだなあ、と。。。

基本的に、全員が第3ラウンドでのカンガルー×9を目指すので、あとは本当に出したいところで出したい目を出せるかどうかの勝負になっちゃうんですね。

選択肢というか、取れる戦略がもっとたくさんあったら、もっと楽しいのかなって感じでした。

カンガルー×9出したのに負けといて言うのも何なんですけど。



とはいえ、ダイスをたくさん振る喜びってやっぱりありますよね。

手の中でジャラジャラゴロゴロ、一気にザバー、結果を見てワイワイキャッキャ、みたいな。

やってみるまで完全に結果が分からないものなので、やっぱりドキドキしますし。



プレイ時間も手ごろ、プレイ人数も6人までとそこそこの人数に対応できますし、コンポーネントもパッケージもかわいくてキャッチー。

ダイスゲー・運ゲー好きの方には、是非オススメしたい一品です。