みなさんキャッチーですか。ぬんです。
先日、初めてボルダリングに行ってきました。
様々な形・大きさの石が、壁面にボルトで固定してあって、それを登っていくアレです。
正直運動全然ダメな方なんですが、面白いですこれ。
1番簡単なコースはスイスイ登れるのですが(本当に梯子を上るぐらいの感覚)、レベルが上がってくるに連れ、段々クリアが難しくなってきます。
手で触ってもいい石が決まっているので(上級者レベルになると足も!)、ルート取りが大切。
いざ登り始めてから「あれ、次の石どこだっけ・・・?」とか考えていると、あっという間に体力がなくなってしまうので、事前の計画立てが必要です。
ボードゲームブログ的には、「ボルダリングはボドゲに似てる」みたいな話がしたかったのですが、どちらかと言えば音ゲーでフルコンを狙う感じに近いですね。
クリアできそうでクリアできないコースを、試行錯誤しながら何度もトライする、みたいな。
ボードゲーム、ボルダリングと来て、仕事の関係で昨年から簿記もちょっと触っているので、これからもどんどん「ボ」から始まる物事にチャレンジしていきたいと思います。
次はボンゴ辺りですかね。盆栽とかもいいかも。
枕がどうしても長くなるという悩みを抱えつつ、今日は「ホビットの冒険 カードゲーム」のご紹介です。
2~5人用
プレイ時間:20分
□初めて買ったボドゲ
この「ホビットの冒険 カードゲーム」は、私が初めて買ったボドゲです。
「カードゲーム」と謳ってるのに、ボドゲと言い張るのもちょっとアレですが。
長崎のディズニーランドことハウステンボスの中に、「ゲームミュージアム」っていうコーナーがあって。
パックマンの世界を再現した迷路があったり、メガドラ版ソニックの試遊ができたりとなかなか面白い施設なのですが、その一角に非電源ゲームの販売コーナーがありました。
いわゆる普通のボドゲは少なくて、キャラクターものとかが多かったんじゃないかな。
ボドゲ好きの先輩が持っていた「ワードバスケット」や「ニムト」等で遊んだことがあった私は、「なんか1個持ってたら楽しいかな」ぐらいの感じで、この「ホビットの冒険 カードゲーム」に手を伸ばしました。
別に「ホビットの冒険」は、原作を読んだことも無ければ、映画を観たこともなかったのですが・・・
当時はTCGの「マジック:ザ・ギャザリング」にハマっていて、「カードを使って戦う感じのがいいなあ」ってのが漠然とあったのと、値段もそれなりに手頃だったので。
でも今思えば、最初のボドゲにマストフォロー・切り札有のトリックテイキング(ロールプレイ・チーム戦要素アリ)はなかなか厳しいセレクトだなあ・・・
TCG好きだったなら、ドミニオンからとかが入りやすかったのかな。高いけど。
□切り札有・マストフォローのトリックテイキング
枕と同様、ルール説明もつい長くなりがちなので、簡単にいきたい。
基本のシステムは、一般的な「切り札有・マストフォローのトリックテイキング」です。
プレイヤーが手札として持つこれらのカードには、左上に色と数字が書かれています。
これらを規定の枚数ずつプレイヤーに配布。
親がまず手札から1枚選んで場に出すのですが、この時出されたカードの色が基準色になります。
写真手前に座っているプレイヤーがこのカードを出した場合は、青が基準色になります。
次に親以外のプレイヤーが時計回りに、1枚ずつカードを出していくのですが、手札にもし基準色のカードがあれば、そのカードを出さなければなりません。(このルールを「マストフォロー」と呼びます。)
手札に基準色のカードがなければ、どの色のカードを出してもOK。
全員がカードを出し終わったら、基準色かつ最も大きな数字のカードを出した人が、場に出されたカードを全て獲得し、次の親になります。(このような形式のゲームを「トリックテイキング」と呼びます。Windowsにデフォで入っているトランプゲーム・「ハーツ」もこの一種です。)
写真の場合は、基準色・青の中で最も大きい数字・9を出した左側の人が4枚を獲得。次の親になります。
ただし、紫色のカードを出した人は、基準色・数字の大小に関係なく、場に出されたカードを全て獲得することができます。(トリックテイキングにおいて、紫色のカードのように、他のカードに比べて強いカードのことを「切り札」と呼びます。)
写真の下側に座っている人が親だとすると、基準色は青ですが、紫のカードを出している上側の人がこの4枚を獲得します。
紫色のカードを出していた人が複数いた場合は、紫色かつ最も大きな数字のカードを出した人が、カードを獲得です。
全員の手札がすべて無くなれば1ラウンド終了。
「ホビットの冒険 カードゲーム」では計2ラウンド行われます。
□善の陣営 vs 悪の陣営
このゲームをただのトリックテイキングで終わらせないのが、ロールプレイング要素です。
プレイヤーは、この5人のキャラクターのうちの1人になり切ってプレイをします。
また、ガンダルフ・ビルボ・トーリンの3人が善の陣営、スマウグ・ボルグの2人が悪の陣営とそれぞれ属する勢力が決まっており、プレイヤーは自分と同じ陣営の他のプレイヤーと協力して、ゲームに勝利することを目指します。
要するにチーム戦ですね。
プレイヤーは前述のトリックテイキングで獲得したカードを使って、敵の陣営を攻撃したり、自分や味方の体力を回復させたりします。
各キャラクターには性能に差があり、善の陣営のトーリンなんかは、敵・味方関係なくランダムで攻撃したり回復したりするという訳分からなさ。(原作のキャラクターの性格なんかが再現されている様子。)
また、どのプレイ人数でも悪の陣営に所属するプレイヤーが少なくなるように設計されているのですが(4人プレイ時なんかは善3人対悪1人です)、その分悪に有利な要素がいくつか用意されている感じです。
第2ラウンド終了時、善の陣営のキャラクターが規定人数以上生き残っていれば、善の陣営の勝利。
善の陣営が勝利できなかった場合、悪の陣営の勝利となります。
□プレイログとプレイ感
9月末の業務後さいころ倶楽部例会にて、白緑先輩、ごわすちゃん、おはぎちゃん、私の4人でプレイ。
4人プレイなので、善が3人・悪が1人に分かれます。
私が担当するのは・・・
悪の陣営・スマウグ。
孤高の戦いです。
第1ラウンドはそれなりに手札がよくて、白緑先輩演じるトーリンをゲームから脱落させることに成功。
迎えた第2ラウンド、おはぎちゃん演じるガンダルフか、ごわすちゃん演じるビルボのどちらかを脱落させれば私の勝利なのですが・・・
手札が弱い。
紫ほぼ無い。
結局脱落させるどころか脱落されられてしまい、悪の陣営(1人だけど)無念の敗北。
チームが複数人数いれば、誰か1人の引きが悪くても、他のプレイヤーがカバーできるのですが、1人で引き悪いともう本当どうしようもなくて辛いです。
1対3ともなると、やっぱりさみしいですし。
うーん、「オニリム」のことを「欠点を探すのが難しいゲーム」と書いたことがあるんですが、このゲームは「良いところを探すのが難しいゲーム」だと思うんですよ。
ゲームを始めてから終わるまでに、「めっちゃ面白いぞこのゲーム!」と思える瞬間がないというか。
要するに普通なのかな・・・。
「初めて買ったボドゲ」とか思い出を語っておきながら結構酷評してますけど、別に欠点だらけっていうゲームではないと思うんです。
トリックテイキング×ロールプレイなんてあんまり見ませんし、ランダムに攻撃・回復しちゃうトーリンのお茶目なところも割と好きです。
これしかボドゲを持っていなかった時代は、ボドゲの存在自体が物珍しくて、長時間ずっとこれで遊んだりもしてたので、そういう意味では思い入れのあるボドゲではあるかも知れません。
ただ・・・最近の登場回数はかなり少なめです。笑
というわけで、「ホビットの冒険 カードゲーム」のご紹介でした!
そういえば、先日開封の儀を行った「交易王」と「宝石の煌き」、おはぎちゃんと何度か遊びましたが、どっちもかなり面白いです。
近いうちに記事書きたいな。
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