みなさんキャッチーですか。ぬんです。













今を去ること20年程前、私は大変泣き虫なショタでした。




道でこけては泣き、登り棒に登れなくては泣き、喧嘩しては泣きといった感じで、私の保育園時代はまさに涙抜きでは語れません。



で、私が涙を流すその度に、保育園のみきちゃん先生は私にこう言うわけです。


「もう泣かないの。男らしくないぞー」と。







あれから20年、涙なんて流す機会もすっかり減り、ノートPCのタッチパッドが上手く動かない程の手汗をかくような大人になってしまいましたが、それでも自分が「男らしい」かと言われるとちょっと微妙ですねえ。









じゃあ「男らしい」って一体なんなのさ。








Google先生に聞いてみると、



 おとこ‐らし・い〔をとこ‐〕【男らしい】

[形][文]をとこら・し[シク]いかにも男であると思えるようすである。体格・気質や行動・態度などが、男性のもつべきと考えられている特質を備えている。「―・い顔」「―・くあきらめる」⇔女らしい。

 デジタル大辞泉より)

 

泣き虫ショタだった私は、どうも男であるとは思えないようすだったようです。


実際に、当時はよく女の子に間違えられていたらしいので、私ちょっとロリショタの走りみたいなとこあるかも知れない。









まあそんなこんなで(雑な繋ぎ)、今日は「男らしさ」とは何かを教えてくれる、こんなボドゲのお話です。



2~4人用
プレイ時間:30分









□「男らしさ」を競うチキンレース




その名もズバリ、「ダンジョン オブ マンダム」


元々はI was gamesというサークルさんの同人作品でしたが、そちらは現在入手困難。

「海底探険」
のOink Gamesにより発売された、リメイク版が流通しています。






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さて、ダンジョンの前に立つのは1人の勇者。

ゲーム開始時は、HPが増える鎧や盾、他にも色々なモンスターからのダメージを無効化する武器をジャラジャラと身に着けており、ちっとも男らしくありません。


このプレイヤーカードと武器、プレイヤー1人1人が持つと見せかけて、実は全プレイヤーで共有します。








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そして、ダンジョンに潜んでいる(かも知れない)のがこちらのモンスター達。左上の数字が攻撃力ですね。

これらを裏向きにしてシャッフルし、山札を作ります。




 




一番最近ダンジョンに潜った人からゲームスタート。


各プレイヤーは、自分の手番になると、以下の①~③のうち、1つができます。




①山札からモンスターカードを1枚引き、こっそりと内容を確認した後、ダンジョンに混ぜる。 

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ダンジョンも全プレイヤーで共有。

ここにモンスターを置けば置くほど、危険なダンジョンが出来上がっていくわけです。
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②山札から1枚引き、こっそりと内容を確認した後、勇者が装備している武器を1つ外す。


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ゲーム開始時、勇者は6個の武器を装備していますが、そのうち好きな1つを外します。

装備を外した場合は、引いたモンスターカードはダンジョンに混ぜることはできません。





各プレイヤーが①もしくは②を繰り返すことで、ダンジョンがどんどん危険になっていく一方、勇者がどんどん丸腰に近づいていくわけです。

ヒヤヒヤしますね。




 




「もう無理だ!こんなショボい装備で、こんな危険なダンジョン潜れるはずがないよ!!」


そんな男らしくないあなたは、③何もせずにパスができます。


パスしたら以降の手番は回ってきません。要するにチキンレースですね。








1人を残して他のすべてのプレイヤーがパスをしたら、残った1人のプレイヤーがダンジョンへの挑戦者となります。

ダンジョンに眠るモンスターカードを1枚ずつ表向きにしていき、攻撃を受けていきます。

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もちろん②で取り除かれた装備は使用できません。

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すべてのモンスターの攻撃を受けた後、HPが1でも残って入れば挑戦は成功。

HPが0になれば、挑戦失敗です。





これを何度か繰り返し、挑戦に2回成功したプレイヤーが勝利

反対に、挑戦に2回失敗したプレイヤーはゲームから脱落してしまうのですが、自分以外の全員が脱落した場合も勝利です。








 







□プレイログとプレイ感


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おはぎちゃんと2人でプレイ。



最初はなかなかコツが掴めず、相手にパスされてはあっさり死んでしまう2人。

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一度挑戦に失敗すると、プレイヤーカードが瀕死っぽく赤くなります。いいね。





でも繰り返しやっているうちにだんだん気づいてきます。

これは、チキンレースの皮を被ったブラフゲーだと。



自分がダンジョンに混ぜたモンスターは暗記しつつ、ちょっとした言動で相手を騙しながら、パスをさせて簡単なダンジョンへの挑戦権を得たり、ジャングル状態のダンジョンに相手を放り込んだり。

説明書にも、「カードの内容について嘘を言ったり、相手に物事を尋ねて反応を窺ったりすることが自由にできます。」との記載が。




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最後は、上手くおはぎちゃんを危険なダンジョンへと迷い込ませる形で、私の勝利。

泣き虫ショタだった私が、ついに「真の男」の称号を得ました。









プレイ時間も2人なら10~20分ぐらいで終わるし、お手軽に見せかけて本格的な心理戦が楽しめるし、テーマも面白いし、いいゲームだと思います。

ボドゲを普段しない人にもウケがよさそう。





惜しむべくは値段かなあ・・・同人版は元々500円で売ってたって聞いちゃうと、4~5倍の値段がする今の製品版は、ちょっと手を出すのが悔しくなります。

しかも同人版は、全部のカードがドット絵ですごくいい感じなのよねえ・・・

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 (画像は4Gamer.netのゲムマ2013ワンコインゲー特集より)





あと、繰り返しやってると、なんとなく戦略が固まってきちゃいそうな気はします。

だからこそ、値段大幅に上げるなら、例えばミニ拡張付きみたいな感じで、モンスターカードの種類増やしてもよかったと思うのよねえ。






製品版にはついつい小言も漏れちゃいますが、気軽に盛り上がれるので、やっぱり買ってよかったかな。









というわけで、ダンジョン オブ マンダムのご紹介でした!

明日も男らしく頑張りましょう!押忍!