みなさんキャッチーですか。ぬんです。







昨日は、新装開店したばかりのイエサブ福岡店にお邪魔しました。

 
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駅から近くなってやりぃって感じです。

店内も、ボドゲコーナーがかなり広く・見やすくなっててキャッチーでしたよ!

新装開店セールで一部ボドゲも安くなっていたのですが、持っているものがほとんどで、残念ながら恩恵にはあずかれませんでした・・・。。







さて、そんな新店舗で早速お買いもの。

そのままプレイスペースで遊ばせてもらいました。



今日はその中から、ずっと気になっていた、ゲムマ秋の新作をご紹介です。


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涙のフェッス [おもちゃ&ホビー]
大気圏内ゲームズ
2015-12-24
2~4人用
プレイ時間:27分







 


◆バンドマンにはたまらない



バンドマンをスカウトし、よりクールでエキサイティングなバンドを作ることを目指します。
事務所の財政が破綻する前に彼らをデビューさせ、名声を得ていきましょう。
もちろん、N県波田野(なみだの)市で行われる伝説的野外イベント「NAMIDANO FES.」への出演は目標の1つです。
その感動的なステージについて、人々は語ります。「涙のフェッス」 もう1バンドだけでも…


大気圏内ゲームズさんのホームページ
でこの文章を読んだ瞬間でしたよ。

私が「涙のフェッス」の購入を決めたのは。




そう、何を隠そう私もバンドマンの端くれなのですよ。

大学時代はバンドサークルに所属していましたし、社会人になった今でも、当時の仲間とたまに集まってはライブをしています。

普段いっしょにボドゲを遊んでいる「業務後さいころ倶楽部」のメンバーたちも、元々は同じバンドサークルに所属していた人たちなんです。じゃあボドゲしてないでバンドしろよって話なんですが。


そこでバンドをテーマにしたボドゲが出たとなっちゃあ、もう買うしかないよねってわけです。






タイトルも、なんていうかこう、モロな感じでいいですね。


だが驚くのはまだ早い!箱のフタを開けた側面には!なんと!


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ちょっと何言ってるか分からないです。

名曲ですよねえ。









箱を開けると、まず目に入るのがミスプリの修正シール。

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この『音楽の神に愛されたロッカー達の数字27』ってのは、27クラブからきてるのでしょうか。

世界的なロックスターは27歳で亡くなりがち、みたいなジンクスのことです。



標準プレイ時間も27分ってことになってますが、もうちょっとかかるかなって印象。












◆雰囲気紹介




大気圏内ゲームズさんといえば、可愛いイラストが印象的です。

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デフォルメしすぎないデフォルメ感が絶妙で好き。



こういったバンドマン達を1ターンに1人ずつスカウトしていきます。

スカウトできるバンドマンは、全プレイヤーで共通かつ少人数。

もちろん良いバンドマンは、ドラフト会議よろしく取り合いになります。






ある程度人数が集まったらバンドを結成。

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人数やメンバー構成によって、ボーナスポイントがもらえたり、相手のバンドからメンバーを引き抜いたりできます。

メンバーを引き抜かれた結果、バンドが解散しちゃうことも。






結成したバンドはイベントに出演させましょう。勝利すれば得点とボーナスをゲット。

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バンドは結成した瞬間しかイベントへの参加資格がないのが特徴。

このイベントに参加したい・・・

でもあと1ターン待てばもっと強いバンドができる・・・

バンドを組むタイミングがこのゲームの肝です。








そうこうしているうちに、バンドがうじゃうじゃできます。

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ご覧のとおり、カードゲームにしては結構スペースが必要な感じです。




バンドマンのカードが尽きたら、いよいよ「NAMIDANO FES.」の開催。

結成したバンドのうち、何バンドがフェスに参加できるかを競います。

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諸々の得点を合計し、もっとも多く点数を稼いだプレイヤーが勝利事務所に名声がもたらされます。



 









◆感想




今まで大気圏内ゲームズさんの作品は、「シンデレラが多すぎる」「モテねば。」と遊んできました。

2人プレイを1度しただけでの感想ですが、「涙のフェッス」が一番好きかもです。



正直ルールを読んだときは、「欲しいタイミングで欲しいカードがめくれているか」っていう運要素が強い感じなのかと思ってたんですが・・・

「バンドを出すと、ターンをもう一度行える」というルールにより、タイミングや相手に取らせるカードの調整ができるんですね。



取れる選択肢の個数も、多すぎず少なすぎずで悩ましい。

運ゲーどころか、アブストラクトゲームを遊んでいるような軽い息苦しさがあって、なんか心地よかったです。

 


システムの話ばっかりしてますが、テーマも言わずもがなキャッチー。

「このバンドはこういうバンドやで!」とか話しながらやると楽しそう。



とにかく早くもう一度遊んでみたいゲームです。

まさに、「涙のフェッス もう1バンドだけでも・・・」














というわけで、『涙のフェッス』のご紹介でした!

ゲムマ新作まだまだキャッチーなのに出会えるといいな!