みなさんキャッチーですか。ぬんです。
昨日は、新装開店したばかりのイエサブ福岡店にお邪魔しました。
駅から近くなってやりぃって感じです。
店内も、ボドゲコーナーがかなり広く・見やすくなっててキャッチーでしたよ!
新装開店セールで一部ボドゲも安くなっていたのですが、持っているものがほとんどで、残念ながら恩恵にはあずかれませんでした・・・。。
さて、そんな新店舗で早速お買いもの。
そのままプレイスペースで遊ばせてもらいました。
今日はその中から、ずっと気になっていた、ゲムマ秋の新作をご紹介です。
2~4人用
プレイ時間:27分
◆バンドマンにはたまらない
バンドマンをスカウトし、よりクールでエキサイティングなバンドを作ることを目指します。
事務所の財政が破綻する前に彼らをデビューさせ、名声を得ていきましょう。
もちろん、N県波田野(なみだの)市で行われる伝説的野外イベント「NAMIDANO FES.」への出演は目標の1つです。
その感動的なステージについて、人々は語ります。「涙のフェッス」 もう1バンドだけでも…
大気圏内ゲームズさんのホームページでこの文章を読んだ瞬間でしたよ。
私が「涙のフェッス」の購入を決めたのは。
そう、何を隠そう私もバンドマンの端くれなのですよ。
大学時代はバンドサークルに所属していましたし、社会人になった今でも、当時の仲間とたまに集まってはライブをしています。
普段いっしょにボドゲを遊んでいる「業務後さいころ倶楽部」のメンバーたちも、元々は同じバンドサークルに所属していた人たちなんです。じゃあボドゲしてないでバンドしろよって話なんですが。
そこでバンドをテーマにしたボドゲが出たとなっちゃあ、もう買うしかないよねってわけです。
タイトルも、なんていうかこう、モロな感じでいいですね。
だが驚くのはまだ早い!箱のフタを開けた側面には!なんと!
ちょっと何言ってるか分からないです。
名曲ですよねえ。
箱を開けると、まず目に入るのがミスプリの修正シール。
この『音楽の神に愛されたロッカー達の数字27』ってのは、27クラブからきてるのでしょうか。
世界的なロックスターは27歳で亡くなりがち、みたいなジンクスのことです。
標準プレイ時間も27分ってことになってますが、もうちょっとかかるかなって印象。
◆雰囲気紹介
大気圏内ゲームズさんといえば、可愛いイラストが印象的です。
デフォルメしすぎないデフォルメ感が絶妙で好き。
こういったバンドマン達を1ターンに1人ずつスカウトしていきます。
スカウトできるバンドマンは、全プレイヤーで共通かつ少人数。
もちろん良いバンドマンは、ドラフト会議よろしく取り合いになります。
ある程度人数が集まったらバンドを結成。
人数やメンバー構成によって、ボーナスポイントがもらえたり、相手のバンドからメンバーを引き抜いたりできます。
メンバーを引き抜かれた結果、バンドが解散しちゃうことも。
結成したバンドはイベントに出演させましょう。勝利すれば得点とボーナスをゲット。
バンドは結成した瞬間しかイベントへの参加資格がないのが特徴。
このイベントに参加したい・・・
でもあと1ターン待てばもっと強いバンドができる・・・
バンドを組むタイミングがこのゲームの肝です。
そうこうしているうちに、バンドがうじゃうじゃできます。
ご覧のとおり、カードゲームにしては結構スペースが必要な感じです。
バンドマンのカードが尽きたら、いよいよ「NAMIDANO FES.」の開催。
結成したバンドのうち、何バンドがフェスに参加できるかを競います。
諸々の得点を合計し、もっとも多く点数を稼いだ
◆感想
今まで大気圏内ゲームズさんの作品は、「シンデレラが多すぎる」、「モテねば。」と遊んできました。
2人プレイを1度しただけでの感想ですが、「涙のフェッス」が一番好きかもです。
正直ルールを読んだときは、「欲しいタイミングで欲しいカードがめくれているか」っていう運要素が強い感じなのかと思ってたんですが・・・
「バンドを出すと、ターンをもう一度行える」というルールにより、タイミングや相手に取らせるカードの調整ができるんですね。
取れる選択肢の個数も、多すぎず少なすぎずで悩ましい。
運ゲーどころか、アブストラクトゲームを遊んでいるような軽い息苦しさがあって、なんか心地よかったです。
システムの話ばっかりしてますが、テーマも言わずもがなキャッチー。
「このバンドはこういうバンドやで!」とか話しながらやると楽しそう。
とにかく早くもう一度遊んでみたいゲームです。
まさに、「涙のフェッス もう1バンドだけでも・・・」。
というわけで、『涙のフェッス』のご紹介でした!
ゲムマ新作まだまだキャッチーなのに出会えるといいな!
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