みなさんキャッチーですか。ぬんです。





天神のプレイスペース・サンクチュアリでの2人ゲーム会プレイログ後半戦です!


「サンクチュアリってなんじゃい」とか、「いきなり後半戦ってどういうことじゃい」って方は、前回記事をご覧あそばせ!


サンクチュアリで2人ゲーム会(前編)『ガイスター』『もっとホイップを』 








 
◆バトルライン


2人用
プレイ時間:20分

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前回までのあらすじ
「交易王」クニツィア童貞からの卒業に成功したぬん。(まだ紹介記事書いてないけど)
2人用ゲームの傑作「バトルライン」で、セカンドクニツィア童貞からの卒業に挑もうとするのだが…




というわけで、ライナー・クニツィア先生の「バトルライン」です。

他にも「モダンアート」「ラー」「ケルト」辺りも気になりつつ、まだ手を出せてないです・・・ 








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横1列に並んだ、9本のフラッグ(赤いコマ)を取り合います。 



 
ではどうフラッグを取るかというと、1~10までの番号が振られた6色のカード。

これを任意のフラッグの前に交互に1枚ずつ出していき、 3枚1組のフォーメーションを組んでいきます。
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フォーメーションには強さがあり、強いフォーメーションを出した方がそのフラッグを取れます。


強い順に、

①同色3連番
②同じ数字3枚
③同じ色3枚
④任意色3連番
⑤その他の組み合わせ
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 (画像はすごろく屋ゲーム紹介より)


2人とも同じフォーメーションの場合は、数字の合計が大きい方がフラッグを取ります。





他にも、特殊な効果を発揮する「戦術カード」なんてものもあります。

ワイルドカードになったり、相手の場に出てるカードを奪ったり。

 


 


フラッグを5本先取するか、連続する3本を取れば勝ち。
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1戦だけやったのですが、惨敗しました。


序盤にとりあえずって感じで小さい数字置いちゃうとダメですね・・・。

戦略カードも、使いどころが掴めず、序盤につっこんじゃいました。

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でも面白い。

やりこんで、強くなっていくタイプのゲームなんだろうな。

例えば夫婦でたまにお酒を飲みながらやる、みたいなのにすごく適してるような。



新鮮だったのが、1本のフラッグの前に両者3枚のカードが出そろっていなくても、「自分が確実にそのフラッグを取れる」と、客観的な証拠を以て相手を説得できる場合、戦略カードの存在を無視してそのフラッグを取れるというルール。

なんかこう、場をよく見て理詰めで自分に流れを持ってくるというか。

場の硬直を防ぐためのルールなんでしょうけど、その辺の理系チックな動きが斬新で楽しかったです。うまく言えないな。

戦略カードを使うタイミングも重要になってきますね。




あと、世の中にはお寿司ラインっていうものもあるらしいですね。

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 (画像はすごろく屋ゲーム紹介より)


フラッグの代わりにお寿司使って、取れたお寿司だけ食べられるっていう。くぅ~!残酷ぅ!












◆アグリコラ


1~5人用
プレイ時間:プレイ人数×30分





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ボドゲにハマって半年程になりますが、お恥ずかしながら重ゲーって本当にやったことなかったんですよ。

重くても「ノイシュヴァンシュタイン城」とか「アンドールの伝説」とかぐらい?

「マンションオブマッドネス」は業務後さいころ倶楽部でトライしたことがあるのですが、ルールのあまりの煩雑さにきちんと遊びきれずに終わりました・・・




そんな私の中で、「重ゲーと言えばアグリコラ」みたいなのがどこかにあって。

やったことはないけど、よく名前は聞く、みたいな感じで。

おはぎちゃんも、のどかな雰囲気が気になってたということで、思い切って遊んでみることにしました。



私もおはぎちゃんも初プレイなので、ビギナー向けの「ファミリールール」でプレイです。





ジャンル的には「ワーカープレイスメント」(通称ワープレ)と呼ばれるやつですね。

場には、「今回何ができるか/どんな資源を獲得できるか」が書かれたマス目(=アクションスペース)がいくつも用意されています。
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アクションスペースに自分の労働者コマ(=ワーカー)を置いて、そこに書いてある行動を取ったり、資源を獲得したりします。

1ラウンドで、1つのアクションスペースに入れるワーカーは1人まで、という場合が多く、他の人が取った行動はとれなくなるのが面白いところ。





各プレイヤーは、それぞれの農場を持ちます。

ワーカーをアクションスペースに配置しながら、自分の農場で作物を育てたり、牧場を作って動物を飼ったりします。

家を増築してワーカー(=家族)を増やすこともできますよ。

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ワーカーには、何ラウンドかに一度、食料を与えなければなりません。

そのために、収穫した作物を料理にしたり、連れてきたばかりの動物を泣く泣く食べたりします。





ラウンドが進むに連れて、取れる行動がどんどん増えてきます。新たに手に入る資源も。
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13ラウンド終了後、自分の農場の状況によって、勝利点が入ります。

牧場がいくつあれば何点、野菜がいくつあれば何点、みたいな感じ。

もっとも多く勝利点を獲得した人が勝利です。







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注:上の画像ルールミスです・・・。同じ牧場に入れられる動物は1種類のみです。




結果は私勝利。


長さを感じさせない面白さでした。

序盤はとりあえずでやってみてたことが、段々建物だったり作物だったりっていう結果として表れてきて、自分の農場ができあがっていく、というワクワク感がとにかくたまりません。

ワープレもほぼほぼ初体験だったんですけど、こっち取っちゃうとあっち取られちゃうしみたいなジレンマが気持ちよかったです。



ルール量が多い割に、ルールブックが読みづらくて、手探りで遊んでた部分も多かったのですが、サンクチュアリの店員さん曰く、「上の画像のルールミス以外は正しく遊べてましたよ」とのこと。

最初から正しいルールで遊べなかったなんて、軽いゲームでもよくあることですから!多少は!ね!



今回は初心者向けのファミリールールでしたが、本チャンのルールだとこれに大量のカードが加わってくる・・・のかな?

楽しそうですが、どんなカードがあるかを一通り覚えてからが本番、みたいな話も聞くので、ちょっと不安にも思ったり。



「アグリコラ」本チャンルールも含めて、重ゲーもっとやっていきたいです。 


 













というわけで、サンクチュアリさんでたっぷり遊ばせていただきました。


私が現状クローズ専門なので、遊べるゲームって自分が買ったゲームか、知人が買ったゲームかの2択しかなかったので、こんな風に遊んでみれる場って新鮮で、かつありがたかったです。

面白そうだけど買うのはちょっと・・・みたいなのとか、気になってるけど手に入りづらいしな・・・みたいなのとかが遊べて本当に嬉しかった。


もっと色んな人と、色んなゲームをしてみたい!そんな意欲の湧く2人ゲーム会でした。