みなさんキャッチーですか。ぬんです。







昨日はクリスマスということで、ごわすちゃん家に十数人程集まってのパーティでした。




メインはピザとケーキとドーナツ。

ボドゲは、流石にこの人数で1つのものを遊ぼう !とはならず、人数が揃うまでの間・・・とか、端っこの方で3~4人で・・・みたいな感じで、ちょいちょい遊んだりしました。




そんな中で最も盛り上がったのは、間違いなくこのゲーム。



3~8人用
プレイ時間:30分






◆1904年生まれ


箱にはなんと「1904年生まれの名作ゲーム」との表記が。

100年以上もの時を超えて、いまだに遊ばれてるってすごいことですね。元号でいえば明治やぞ。

まあ歴史の長さだと、トランプとか麻雀とかはその比じゃないんでしょうけど。





古いゲームだけあって、メーカーや時期によって、パッケージもコンポーネントも色々です。

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Pit-cards
 (画像は上からそれぞれJELLY JELLY CAFE様趣味研様高円寺0分すごろくや様のゲーム紹介ページより)





現在店頭でよく見かけるものは、アークライト社が2014年に発売した「ピット デラックス 完全日本語版」じゃなかろうかと思います。ベルがついてて楽しい。
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◆大麦と大豆見間違えやすいよね




「オート麦」「大豆」「オレンジ」等、8種類の作物。
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ゲームに使用するのは、プレイ人数×1種類のみです。

1種類につき9枚ずつあります。




これらをシャッフルし、各プレイヤーに手札として9枚ずつ配布。
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ベルはテーブル中央に配置します。
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基本的には、手札を9枚とも同じ作物にした人の勝利です。


ではどう作物を揃えるのかというと、他のプレイヤーとの物々交換。






ベルが鳴ったらゲームスタート。


各プレイヤー、交換してほしいカードの枚数を叫びます。


「2枚!2枚!」「1枚!」「3枚は!誰か3枚!」



同じ枚数を叫んでいる人を見つけて、カードを裏向きで交換します。
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手番なんてありません。どんどん枚数を叫んでどんどん交換するべし。




一度に交換できるカードは4枚まで。

全て同じ種類の作物で交換に出さなくてはならないので、気をつけましょう。





9枚揃ったプレイヤーは、ベルをチーンと鳴らします。

揃った作物に応じて点数をゲット。
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例えば、画像のオート麦だったら60点ゲット、みたいな。




他にも上級者向けに、オールマイティになったり、お邪魔者になったりする、「熊」や「牛」を入れて遊ぶルールもあります。
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これを繰り返し、最初に点数を500点集めたプレイヤーの勝利です。






 








◆とにかくベルを鳴らしたい



「ルール上大きい声を出さざるを得ない」とかもうズルいですよね。

絶対盛り上がるじゃんこんなの。



「熊」や「牛」なんて細々したものは入れず、途中からは得点計算すら止めて、ただただその1ラウンドで自分の手札を9枚揃えるために喉を枯らし、時には「4枚」と言いたいところを「3枚」と「1枚」に分割したりして、そしていよいよ同じ作物が揃ったらベルへと手を伸ばし・・・


「ッチーン!」



と思い切り鳴らす、その瞬間がもうとにかく快感です。官能的ですらあります。




なんだろう、もちろんどの作物で揃えるかとか戦略的な部分もあるんだけれど、このゲームはそういうんじゃないっていうか、もうそもそもゲームじゃないっていうか・・・

とにかく良い意味で脳筋ゲーです。最大人数の8人プレイ時はもはや動物園。
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ルールも簡単なのでインストしやすいですし、お子様と遊ぶのにもよさそうです。


ただ、壁の薄いマンションとかだと確実に苦情が来るレベルなので、遊ぶ場所と時間帯にはご注意を。











というわけで、「ピット」のご紹介でした。

今気づいたんですけど、ベル鳴らすってクリスマスにピッタリですねこのゲーム。ふふふ。



明日もボドゲ会!楽しみです。