みなさんキャッチーですか。ぬんです。
今日はこんな、ちょっと重ためのゲームのご紹介だ!
2~5人用
プレイ時間:2~3時間
◆買っててよかったM・O・M
小見出しの作成にあたり、『マンション・オブ・マッドネス』を『M・O・M』って略すと、可愛い顔文字みたいになってしまうことが判明しましたM・O・M
さて、各方面に熱狂的な信者を持つ「クトゥルフ神話」。
私はクトゥルフ信者でもなければ、クトゥルフに特段詳しくもないので、ニコ百の該当記事へのリンクを貼ってお茶を濁すことにしますが・・・
『M・O・M』は、そんな「クトゥルフ神話」をモチーフにしたボドゲです。
といっても、クトゥルフに精通してないと楽しめないという代物ではなく、知ってる方がより楽しめる、という代物です。多分。
元々は、昨年の9月頃にごわすちゃん(非クトゥルフ信者)が購入、一度遊んでみたもののあまりのルールの煩雑さにちゃんと遊びきれず、それ以来眠っていたという一品。
ですが、まさい(クトゥルフ信者?)の「遊んでみたい」とのラブコールにより、昨日の業務後さいころ倶楽部例会で、再度日の目を見ることになりました。
ちなみに、ごわすちゃんの購入時には店頭にて定価で買えたようですが、今は品薄で若干プレミアがついているようです。
買っててよかったM・O・M(アツい小見出し回収)
追記(2016.12.15)
第2版が発売になりましたね。
GMをアプリがやってくれるようになってプレイアビリティが向上。
評判も上々のようです。(未プレイ)
以下の紹介は旧版のものですので、興味のある方だけ覗いていってくださいな。
◆ゲーム内容というか、プレイ記というか
1人がゲームマスター(以下GM)となり、その他のプレイヤーがチームとなってGMに挑む、というタイプのゲームです。
プレイヤーは、何人かいるキャラクターの中から、好きなキャラクターを1人ずつ選びます。
随所にTRPGっぽいシステムを導入してて、『アンドール』に近しいものを感じますね。
私はこのイカしたお姉さんを選択。
舞台は広く、そしておどろおどろしい館。
GMとなった白緑先輩が序章となるストーリーを語り、プレイヤーは館の中へと足を踏み入れることになります。
プレイヤー側の勝利条件は、ゲーム開始時には公開されていません。
プレイヤーは館の中を歩き回りながら、探索をしてみたり、パズルを解いてみたりして、ゲームクリアのための手がかりを探していきます。
GM側も黙ってみているわけもなく、モンスターを送り込んで来たり、なんかよく分からない呪文を使って来たり、プレイヤーにトラウマを植え付けたりします。
プレイヤー側から見ると、GMの行動全体的に得体が知れなくて怖いです。
GMの猛攻にあい、着々とダメージを喰らっていくイカした姉さん。
ゲーム終了を待たずに死んじゃいました。悲しい。
プレイヤーサイドも、勝利条件を知るところまではなんとか行き着いてたものの、白緑GMの立ち回りがかなり上手く、条件の達成に至らず。GMの勝利となりました。
まさに名状しがたい悔しさだぜ。
プレイ時間は、セットアップ含めてなんと5時間!
本当に一日持ってかれてしまった・・・
◆これがクトゥルフ神話・・・!
所感をって思ったけど、何から話せばいいんだろう。
欠点から挙げると、とにかく「テンポの悪さ」の一言に尽きるかなと思います。
モンスターと同じ部屋に入る度にサイコロを振らなきゃいけなかったり、プレイヤーの1ターンごとのアクションポイントが少なかったり、ルールが煩雑すぎてちょいちょい確認しながらやらなきゃいけなかったり。
セットアップにもかなりの時間を要しますし、特にGMの負担はかなり大きいんじゃないかなと思います。
まあ重ゲーってなにかしらの負担が伴うものではあると思うんですけど、それにしてもテンポの悪さは特筆に値します。
良い点を挙げると、「ワクワク感」ともまた違う、この独特の「得体の知れなさ」でしょうか。
突然現れるモンスター、理不尽に襲い掛かる恐怖やトラウマ、そして強大な力を持ったGM・・・
絶対的有利な状況でも、全然油断ができません。なんか常に不安というか。
先程『アンドール』と近い部分があるという話をしましたが、この感覚は『アンドール』にもちょっとない感じです。
もしかすると、これが「クトゥルフ神話」というものの持つ魅力なのかもしれません。
信者の方はもちろんのこと、「クトゥルフってなんじゃい」って方も、一度この世界観に触れてみるのもいいのではないでしょうか。
・・・それなりの覚悟は必要ですが。笑
というわけで、『M・O・M』のご紹介でした!
各地で雪がすごいみたいですね。
怪我しちゃボドゲもできませんから、どうかご無理はなさらずに。
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