みなさんキャッチーですか。ぬんです。








私は趣味や気になる事柄ができると、その物事について書かれた本・書籍を買う派です。 割と。



このネット社会においては、若干時代遅れな情報収集の在り方なのかもしれませんが・・・

ブログやらSNSやらからは感じられない、その本ごとのカラー・雰囲気みたいなものを感じたいのです。ブログやっといてなんなんですけど。

持ち歩いておいて、ちょっと暇な時とかにパラっと読むのも好きですし、あと人間って「買ったからより好きになる」みたいな部分あるじゃないですか。ねえ。

まあそんなこんなで、私は趣味にまつわる本が好きです。




もちろんボードゲームも例外ではなく、ハマってから半年とちょっとの期間で、何冊かのボドゲ書籍を買い揃えてきました。

今日はそやつらをチャチャっとご紹介したいと思います。

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◆放課後さいころ倶楽部 1~6巻









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このブログでも何回か紹介している、ゲッサンにて連載中のボドゲ漫画。

女子高生たちが実在のボドゲを遊んじゃいます。


過去記事でも散々書いてるので詳しくは割愛しますが、そのゲームの雰囲気を知れるのはもちろんのこと、楽しそうに遊んでる様子がすごく伝わってきて、大変微笑ましい漫画です。

ボドゲに興味がある人もそうでない人も、是非読んでみてほしい一品。










◆ボードゲームストリート2015





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2015年8月発売の、安田均氏/グループSNE著の雑誌。


2014年リリースのボドゲの中から、話題になったもの、評価の高いもの等を紹介。

ここでいう「話題」や「評価」ってのは、日本語版発売を待って遊ぶ私のようなゆるふわボードゲーマーの中ではなく、世界規模っていうか、外国産の最新タイトルを個人輸入とかルール和訳とかして楽しむ方々の中での「話題」や「評価」です。

結果的に、『宝石の煌き』、『デッドオブウインター』『インペリアル・セトラーズ』『ノイシュヴァンシュタイン城』等、2015~2016年にかけて日本語版が出たタイトルが多く取り上げられてて、今となっては読んでて大変面白いです。

買った当初は、がっちがちのボドゲ初心者だったこともあり、「?」な部分も多かったですが・・・。


巻頭カラーのゲーム紹介から始まり、リプレイやコラム等内容も充実。

2016年版の発売が楽しみです。












◆BOARD GAME GUIDE 500



BOARD GAME GUIDE 500
田中 誠
スモール出版
2013-11-14


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テンデイズゲームズ店長・田中誠氏著のガイド本。

『スコラン』が発売された1983年から2013年までの30年間を俯瞰し、それぞれの時代や様々なシーンを彩ったボドゲ500タイトルについて紹介する、といったもの。


プレイ中の写真がないため、実際にどんなゲームなのかがピンときにくいという欠点はありつつも、500タイトルという情報量の多さが魅力的。

絶版となってプレミアがついているボドゲのタイトルの多くは、この本で知った気がします。


執筆者が複数人いて、様々な人の視点が楽しめるのも〇。

合間合間に挟まるコラムも、読みやすくて好印象です。













◆ボードゲームカタログ201





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ボードゲームショップ・すごろくやが2013年に発売したボドゲカタログ。

2011年に発売された『ボードゲームカタログ』の改訂版だそうです。


ボドゲカタログというか、ガイド本の類を初めて買うなら、間違いなくこの1冊をおすすめします。

1作1作にしっかり紹介スペースが取られていて、外箱からプレイ中の様子まで、写真でしっかり見せてくれます。

著者の主観にはなるんでしょうが、難易度や子供向け・大人向けを見やすいアイコンで教えてくれるのも評価高いです。


たまにすごろくや作のゲームが出てきて「ふふっ」って思います。














◆アソ×ベ×シャリ



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GoccoGamesのだてあずみ。さんが、ボドゲ界隈の5人の人々とベシャるクロストーク本。

Amazonでの取り扱いはないようですが、イエサブで売られているのをよく見ます。


ゲストの面々は、

・『放課後さいころ倶楽部』著者の中道裕太先生

・人気ポッドキャスト番組「ほらボド!」のパーソナリティ・momi氏

・イエサブ秋葉原RPGショップのボドゲ担当店員・蕪木P氏

・ボドゲデザイナーのYACO PRODUCTS・矢野由布子氏

・ボードゲームを300個前後保有するコレクター・higa氏

と、豪華かつ多彩。


さいころ倶楽部の制作秘話だったり、イエサブの店員さんから見たボドゲの話だったりと、面白いエピソードがたくさん聞けるのはもちろんなんですけど、ボドゲ好きな人たちが好きなボドゲのことを語り合っている様は、読んでいてなんだか嬉しくなってしまいます。

あとはもうひたすらに羨ましいです。こんなにもボドゲにまみれた生活ができるのかと。











◆ボードゲームワールド



ボードゲームワールド
小野 卓也
スモール出版
2013-05-15


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日本No.1のボドゲ情報サイト『Table Games in the World』管理人・小野卓也氏によるボドゲガイド本。


「グルメ」「世界遺産」「農業」といった、ちょっと異色な10のテーマについて、それぞれ10個のボドゲが紹介されています。

本のテーマ上、紹介されているボドゲの中には絶版になっているものも多く、「うわーこれ面白そう!買ってみようかな!」って感じの本ではないですが、構成が見事っていうか、読み物としてめちゃくちゃ面白いです。

コラムや対談も充実していて流石って感じ。











以上6タイトル、ご紹介いたしました!


他にも、「ふうかのボードゲーム日記」管理人・ふうか氏著の『ボードゲームって本当におもしろいの? 〜ボードゲーム クロスレビュー〜 』や、ゲムマ開催に合わせて作られる情報誌『Game Jamboree』も、よく売られているのを見ますね。

ゲムマでは、『ドミニオン』や『アグリコラ』等、やりこみ要素のあるボドゲの攻略本も人気のようです。





めくるめく(?)ボードゲーム書籍の世界、皆様も足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。