みなさんキャッチーですか。ぬんです。





福岡・天神にあるプレイスペース、サンクチュアリ福岡さん。

ボドゲが30~40程置いてあり、好きなものを借りて遊べるというキャッチーなスペースです。



昨年末におはぎちゃんと2人で訪れ、『アグリコラ』や『バトルライン』等を遊ばせてもらったのですが、昨日久々に行ってみようかということで再訪。




入ってみると、店長さんの他に、お客さんが1名。 

なにやらミニチュアゲーム?をプレイされている様子。




ぬん・おはぎ「お邪魔します~」
 

店長さん「いらっしゃいませ!またボドゲで遊びに来てくれたんですか!」


ぬん「はい!でもプレイ中ですかね・・・?」


店長さん「ああ、大丈夫ですよ~2人しかいないんで遊んでただけで、今日はボドゲ会なんで


ぬん・おはぎ「!?」


 




そう、何を隠そう我々はクローズ専。

世に言うオープンゲーム会童貞だったのです。



急にキョドりだす我々に、店長さんが一言。




店長さん「『デッド・オブ・ウィンター』とかいかがですか?」

ぬん「えっ!!あるんですか!!」





ずっと遊んでみたかった『デッド・オブ・ウィンター』、既にいらっしゃったお客さんの持ち込みゲームらしく、どうやら遊ばせてもらえる様子!!



ということで、期せずしてオープンゲーム会デビューを迎えることになりました。





その後、もう1人お客さんが。

店長さんにインストをいただきながら、お客さん2名+おはぎちゃん+私で、4人のゲーム会が始まりました。












◆デッド・オブ・ウィンター



2~5人用
プレイ時間:60~120分

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シナリオ系・基本協力型のゾンビゲー。

ゾンビが世界に溢れ、もはや人類の領地は「最後の砦」と呼ばれるコロニーのみ。

プレイヤーたちは、ゾンビに「最後の砦」を蹂躙されないようにしつつ、「共通の目的」を達成し、この厳しい冬を越すことを目指します。





面白いのが、「共通の目的」の他に、各プレイヤーが「秘密の目的」を持っている点。

共通の目的が達成された時点で、自分の「秘密の目的」を達成しているプレイヤーが勝利になります。

だから、基本的には協力ゲーなんですけど、各プレイヤーはいつでも「共通の目的」の達成のみを目指して動くとは限らないという。

さらに、「プレイヤーたちが全滅すると勝ち」なんていう裏切り者っぽい「秘密の目的」もあったりして、もう砦内は完全に疑心暗鬼。





今回の「共通の目的」は、ゾンビを倒した時にサイコロを振り、4以上が出ればもらえる「検体」を12個以上集めること。

私の「秘密の目的」は、「共通の目的」が達成されたとき、砦の周りにバリケードを4個以上置いていることでした。
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各プレイヤーはゲーム開始時、30近く?いるキャラクターの中から2人を演じます。
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私はこの2人。

そして、演じるキャラクター数+1個のサイコロ(この場合は3個)を振る。

このサイコロ3つがアクションポイント代わりになり、出目によって取れる行動が変わる、みたいな感じ。



各プレイヤーが全サイコロを使い切ったら1ラウンドが終了。

6ラウンド経っても「共通の目的」を達成していなければゲームオーバー(裏切り者は勝つかも)。

また、小ミッションに失敗したり、誰かが死んだりしたら下がる「士気」が0になってもゲームオーバーです(裏切り者は勝つかも)。




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毎ラウンド提示される小ミッションをクリアしつつ、かつ「最後の砦」にいる人々の食糧も用意しつつ、ゾンビを倒して検体を集めていく。

そのためには、砦にばかり閉じこもっているわけにもいかず、「図書館」や「学校」等、ゾンビがうろうろしている街の施設にも出ていかなければなりません。





ポイントは、施設から施設へ移動するたび、或いはゾンビを倒すたびにしなければならない「感染判定」。

1d12の出目によっては、なんとキャラクターが即死します。で、士気が下がっちゃう。






検体は順調に集まっていくも、なんと私即死で3キャラも殺しちゃった☆

普通12分の1を3回も引くかね・・・

士気ダダ下がりで完全に戦犯。

最後には小ミッションの失敗で士気がゼロに。あっさりゲームオーバーでした。申し訳ねえ。
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他の方々の「秘密の目的」を見てみる。

おはぎちゃんは「裏切り者」でしたが、ゲームオーバーになった際に達成していなければならない条件が厳しく、勝ちとはなりませんでした。




噂に違わぬ面白さでした!

なんか出目の結果とかで悲惨なことになったとしても、「こんなにゾンビ出たww」って笑える感じがキャッチーだなと思います。

正体隠匿感も楽しいし、B級ゾンビ映画感も楽しい。

ただ、読み上げなきゃいけないフレイバーテキストが長かったり分かりにくかったりで、そこはちょっとダレるかも。

ゾンビがワラワラ出てくる点、ダイス依存が大きい部分も含めて、ワーキャー言って楽しめるメンツかどうかがカギかもです。














◆ゾン噛ま~ゾンビにかまれて~



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ゾン噛ま~ゾンビにかまれて~

ケンビル
3~5人用
プレイ時間:5~15分



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ここで、お客さんのうち1名が帰りなすって、残り3人に。

店長さんも混ざって4人で、日本のサークル・ケンビルさんのゲーム『ゾン噛ま』をプレイしました。




ゾンビに噛まれてしまったプレイヤーたち。

特効薬を作って、なんとか人間に戻ろうとします。

が、特効薬の材料が1人分足りない!どうしよう!みたいな。




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カードには様々な種類の細胞が描かれています。

これを手札として3枚ずつ配布。




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基本的には、手番に山札から1枚引いて、手札から1枚捨てるだけです。

同じ細胞が3枚揃ったら、好きなタイミングで手札をそっと、手前にパタンと倒します。

これで特効薬を飲んだことになるんですね。






面白いのは、誰かが作った特効薬は、他のプレイヤーも飲むことができること。

誰かが手札を倒したのを見たら、自分も手札を倒し、特効薬を分けてもらいましょう。

最後まで手札を倒さずにいた1名が負け、ゾンビトークンを受け取ります。

ゾンビトークンを3つ受け取ったプレイヤーが、ゾンビになって負けです。





手軽に盛り上がれていいです。自分がカードを引いた時とかにパタンってやられると、全然気づけない。

集中力を紛らわすことで難易度が上がるそうで、テレビを点けるだけでもだいぶ違うとか。
















◆たまもーる



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たまもーる
梟老堂
4人用
プレイ時間:10~20分


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日本のサークル・梟老堂さんがゲムマ2014秋に配布した、新感覚カードゲーム。

4人専用で、対面しているプレイヤーとペアになって戦うチーム戦です。






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ポイントを増加させてくれる白いカードと、ポイントを減らす黒いカードが場に1枚ずつ出ており、常に誰かの前に置かれています。





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これらを、手札のカードを使って動かしていきます。

例えば、黒2と書かれたカードを出せば、黒いカードが時計回りに2人分動く、みたいな。





手番開始時に自分の前に白いカードor黒いカードがあれば、その効果を解決します。

ゲーム開始時ライフは3。相手のうち1人のライフを0にすれば勝利です。





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可愛い見た目、シンプルなルールとは裏腹に、悩みどころが多くて面白いです。

黒いカード、白いカードも様々な種類があり、毎回違ったプレイ感が楽しめそう。


















◆オツカイフクロウの苦労話



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オツカイフクロウの苦労話
梟老堂
3人用
プレイ時間:15~30分

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同じく梟老堂さんの作品。

トリテかつ協力型しかも3人専用という、ニッチ産業を地で行く感じ。





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赤・青・緑3色1~9スートのカード。

基本はマストフォローでトリックテイクしていくのですが、ラウンド毎の各色の数字の合計が、中央の「オツカイカード」に書かれている条件を満たせば、点数がもらえます。

集めた点数に応じて、プレイヤーたちの評価が決まります。







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いやーこれ難しいです。

マストフォローの制約がとにかくキツい。

ラウンド開始時に手札を1枚だけ横のプレイヤーに回すことができるのですが、これがなかなか上手に使えない・・・。


自分の手札の内容を他のプレイヤーに言いたいのに、それができないもどかしさな!

トリテに精通してる方々が3人集まってやると、こう、目と目で通じ合って微かに色っぽい感じになるんでしょうが。




我々は30点ゲット!初プレイにしてはなかなかの様子。



とにかく新感覚でした。

梟老堂さん、可愛い見た目とは裏腹にガッチガチなゲームが多いんですね。













気づけば時計は19時を回り、ここでお開きに。


初めて知らない人とボドゲをするという体験をしましたが、いつものメンバーと遊ぶときにはない緊張感があって、なんかこう、刺激的でした。

お客さんも店長さんもお優しかった・・・


本当に偶然だったけど、オープンデビューできてよかったです。

これからもあちこち遊びに行きたいな!


遊んだ下さったお二人、サンクチュアリさん、ありがとうございました!






今日は午後からクローズでのボドゲ会!

楽しみです。