みなさんキャッチーですか。ぬんです。
私の中の二大想い出ボドゲとして、『パンデミック:レガシー シーズン1』と、『アンドールの伝説』があります。
2~4人用
プレイ時間:60分
1~4人用
プレイ時間:60~90分
どちらもいわゆる「シナリオ感のある協力型ボドゲ」ってやつです。
エピソードが複数(『パンレガ』は1~12月の12エピソード、『アンドール』は伝説1~5の5エピソード)収録されていて、1回のプレイで1つのエピソードを体験する感じ。
何度でも繰り返し遊べる『アンドール』に対して、一度ずつしか遊べない上に、1回のプレイが以降の全てのプレイに影響を与える『パンレガ』という違いはありますが。
シナリオ感のあるボドゲは、まあ言ってみれば1プレイ=アニメ1話分とかそんなイメージなので、やはり印象に残りやすいわけですな。だから「想い出ボドゲ」なのです。
さて、そんな「想い出ボドゲ」の3人目のメンバーとなりそうなボドゲの日本語版がついに発売されたので、今日はそちらを開封していきたい所存だぞ。
1~4人用
プレイ時間:60~90分
『マイス&ミスティクス』です。
国内では入手にひと手間、日本語化にもうひと手間かかる感じでしたが、晴れて日本語版が発売されました。
以下、コンポーネントの写真等が載ります。
もちろん、シナリオのネタバレにならないように配慮はしているつもりですが、「気になるぜ」って方はブラウザの戻るボタンを押すなり、薄目で見るなりしていただければよいかなと思います。
さてさて。早速パッケージを眺めてみると、手前に果敢な顔つきのネズミさんが2匹。
奥には恐ろしい表情のネコさんが描かれています。
「ネズミさん2匹の色の取り合わせがハム太郎とこうし君っぽい」と思ってしまった私はとっとこ世代。
プレイ人数とプレイ時間を知りたければ箱裏を見ればいいじゃない。
嬉しい数字が並んでますね~
90分は、平日夜に晩ご飯食べた後でも遊べるギリギリのラインです。個人的に。
箱裏を斜め読みすると、「悪い魔女の手中から逃れるため、ネズミに姿を変えた王国の英雄たち。今や20倍の大きさとなった城を駆け巡り、魔女の弱点を見つけ出そう!」的なシナリオであることが分かります。面白そう!
さて、いよいよ開封。パカ。
まず目に飛び込んできたるはとっとこルールブック!
なんか読みやすそう!いいね!
21ページと割と分厚め。
そしてルルブよりずっと分厚い「ストーリーブック」!なんと55ページ!
ネタバレ警戒で中身の掲載は避けますが、「はじめに」の部分を読むと、このゲーム『マイス&ミスティクス』の公式略称が『M&M』であることが分かります。
勝手に『マイミス』って呼んでた。
続いて現れたのは、程よいサイズのボードが2枚。
まあこうよね多分。ルルブ曰く、「ストーリー管理ボード」なるものらしいです。
ボード中央の割れてるガラスが不気味です。
続いてもボードだけど、なんかいっぱいあるぞ・・・?
おお!なんやこれ絵がきれい!「部屋タイル」8枚だそうです。
なるほど、それぞれのボードの左上に部屋なり場所なりの名前が書いてあります。
シナリオによって場所移動したりするんやろな!めっちゃワクワク!
裏返してみてビックリ、この「部屋タイル」、なんとリバーシブルでござった。
8枚×裏表で、16ヶ所の舞台が楽しめる感じのようです。
ボードの下からはタイルシートが登場。「カウンター類3シート分」だそうです。
これはまだ抜かない方がいいパターンのタイルよね多分。
エピソード毎に使う分だけ抜いていった方がいいやつ。
チーズタイルがちょっと可愛すぎやあしませんか。美味しそう。
お次はシュリンク入りのカード類が4束。絵の雰囲気本当好きだなあ。
ルルブによると、「探索カード」(写真左)、「遭遇カード」(中央)、「手番順カード」(右上)、「ネズミ能力カード」(右下)だそうです。
カードパラパラ見たりしたかったけど、変にネタバレ喰らってもやだし、とりあえず遊ぶときまではシュリンク破らない感じで。
そして、大きくて薄めのカードが6枚!「ネズミ英雄カード」だそうです。
この6匹から担当するキャラクターを選ぶ感じなのでしょうか!テンション上がるう↑↑
カードには、能力値やらスキルやら初期装備やらが書かれている様子。
裏面には、そのキャラクターの設定?エピソード?小話?も書かれていました。
よくよく読みたいけどここはグッと我慢。
箱もだいぶ底の方になって、ダイスが5つ登場。色合いが素敵。
「アクションダイス」と呼ぶそうです。
出目は6種類。どのダイスも共通です。
チーズの目いっぱい出したい。
そしていよいよお待ちかね!!!『マイミス』の目玉コンポーネント!!!
じゃーん!!可愛いサイズのフィギュア達!!!
もちろんキャラクター毎にフィギュアがあります。
ぬんは射手スキーなので、リリーにときめきました。
ミニチュアゲーム界隈の方って、時間と手間を惜しまずに綺麗なペイントされる方多いじゃないですか。
で、正直な話をすると、その辺の魅力ってどうもピンと来なかったんです。
塗れなくても遊べるじゃん?みたいな。
でも、いざ未塗装の可愛いフィギュアが自分の手元にあると、なるほど確かに塗りたくなりますねこれ・・・
プレイ中の絵が映えるのはもちろんのこと、フィギュア同士の見分けがつきやすくなるという実用的な部分もありますねえ。
よく見ると同じ顔のやつらが6匹。敵キャラなのでしょうか。
そしてここで問題が。
実はあと10体フィギュアが入っていたのですが・・・
あの、そやつらが、初見だと割とギョッとするぐらいよく作られた虫さんたちでですね・・・
ぬん的には全然許せる範疇だったので問題ないのですが、多分ダメな人はダメな感じだと思うので、ちょっと遠目から撮影した上に荒目にモザイク処理しちゃうぞ。
これは逆に色塗らねえ方がいいかも知れねぇなと思いました。
入ってたものは以上です!
というわけでコンポーネントまとめてどん!!(虫さんたちはモザイク加工済み)
なんか雰囲気すごく素敵なのに、モザイクの下に耐えられない人とはいっしょに遊べそうにないのが辛い・・・
NGな人がいる時のために、代用品的なサムシングを用意しとくのもいいかもしれない。
「気になる!遊びたい!」と言う方は、虫が苦手かどうかを事前にぬんまでアナウンスくださいませ。
というわけで、『マイス&ミスティクス』開封の儀でした。
(モザイクの件を除けば)本当にキャッチーなコンポーネント!早く遊んでみたいです!
コメント
コメント一覧 (1)
日本版にルールの抜けがありました。
ルールブック11ページ13行目、(戦闘、白兵戦ルール)にて、
『配下の防御時に出たチーズトークンシンボル1つごとに、プレイヤーはチーズトークン1枚を配下に置きます。』
とあり、配下の攻撃時については書かれていませんが、英文では
“Whenever a player is attacking or defending for a minion, if 1 or more cheese symbols rolled, add one cheese token to the minion wheel on the story control board for each cheese rolled.”
と、配下の攻撃/防御時に出たチーズシンボルもチーズトークンをチーズホイールに置くように指示が書いてあります。