みなさんキャッチーですか。ぬんです。









11日は久留米ボドゲ会にお邪魔してきました。

今回が4回目というまだ発足して間もない会。主催は『ゾン噛ま』でお馴染みケンビルさんです。








会場は久留米シティプラザ4階小会議室。

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もうとにかくきれい!広い!


施設自体もまだ新しい建物のようで、全体的にシャレオツな造りでした。








というわけで、いつも通り遊ばせていただいたゲームのレポです。



 







◆倉庫の街



2~5人用
プレイ時間:45~60分

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ぬん持ち込み。最近中古を安く見つけたので購入しました。フェルト作。







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(画像はantennaより)


ハンブルクの倉庫街っちゅうのは、世界遺産にも登録されたりなんかして、えらい綺麗らしいですね。


そんな倉庫街を舞台に、商品やらなんやらを買い付けて出荷しようぜというフレイバー。

 






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場には、プレイ人数+1枚のカードがめくられます。

で、各プレイヤーは3人のワーカーを、自分が欲しいカードのところに並ばせると。









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それぞれのカードの購入権は先頭に並んだプレイヤーにあるのですが、カードの値段は並んでる人数×1金。






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先頭のプレイヤーが購入できない/したくない場合は列から外れて、購入権は2番目に並んでいるプレイヤーに移ります。

並んでる人数が1人減ってるので、1金安く買えるわけですな。










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この一風変わった競り(?)システムがなかなかよくできててですね。

資金がある時はスタートプレイヤーになりたいけど、資金がない時にスタートプレイヤーになっちゃうと本当に苦しかったり。

相手にカードを買わせないために、自分は欲しくもないカードにとりあえず並んでみたり。



相手がこうした場合こうなる、というフローチャートが頭の中に描きやすいので、結構ドロドロした試合展開になりがちです。地味だけどアツいゲーム。








また、ハンブルクの倉庫街では1842年に大火事が起こったらしく、そのフレイバーを拾ってゲーム中にも4回火事が起きるのですが・・・

こういう歴史上実際に起こった災害をゲーム中のイベントとして導入する感じって、不謹慎かもしれませんが、なんかブラックユーモア感あって好きです。『ポンペイ滅亡』然り。









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今回は、商品の出荷でそこそこ点数は稼いだものの、火事への対策を全くしておらずマイナス点をガッポリ喰らい、5人中3位となってしまいました。

災害に対する備え、大切。






あと、ヒロさんにフェルト会しましょうとお誘いされて嬉しかったです。近いうちに実現したらいいな!

















◆ヴィティカルチャー



1~6人用
プレイ時間:45~90分

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ブドウを育ててワインを作って出荷するワープレ。過去記事でも紹介してます。

リクエストがあったので、おはぎちゃんにOKもらって持ち込みました。

(Essential Editionはおはぎちゃん所有、Moor Visitors Expansionはぬん所有なのです。)





やっぱり大好きだこのゲーム。

カードの引きへの依存が強いのも、壊れカードが混じってるのも分かってるんだけどさー。

最後1~2ラウンドで全員ガッと点数が伸びていって、誰が頭1つ抜け出すかみたいなせめぎ合いがかなりアツいです。










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1人が16点、3人が19点と得点を伸ばしたラウンドで、ゲーム終了条件である20点にギリギリ届いたさりくさんの勝利でした。

ワーカー数少なかったのに、引くべきところで引くべきカードをしっかり引いてた。





他にも遊びたいという方がいらっしゃるので、また近々どっか持ち込みます。

















◆ナイアガラ



3~5人用
プレイ時間:60分


カヌーで川を下ったり上ったりしながら、お宝をちまちま持って帰るゲームです。

初プレイでした。








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まずは滝を表現するために外箱使っちゃうっていう発想に乾杯。











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写真では分かりづらいかも知れませんが、川に並べられている丸くて透明なプラスチックタイル、こいつがまたデキる奴で、


・マスの代わりになる

・コンポーネントの見た目を邪魔しないっていうかむしろ可愛い

・川の上流側から新しいタイルを差し入れることで、滝に近い側のタイルがところてん式に押し出されるという仕組みを使って、川の流れ感&滝感を表現

という、見た目のキャッチーさと実用性を兼ね備えている万能感。









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しかもしかも、川の途中から滝に向かって分岐があるのですが、新タイル差し入れの時には、ちゃんと左の滝からと右の滝からと交互にタイルが落ちるわけですよ!!

自分のカヌーが滝つぼに飲み込まれるか否かの計算には、このタイルの落ちる順番も要考慮。


ゲームシステムにもしっかり噛んでくるこの丸くて透明なプラスチックタイル、もう完璧。乾杯。












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あとカヌー駒な。

宝石がちょうど1つだけ入るような、プリティなサイズの穴が空いとるわけです。可愛すぎかよ。乾杯。







そして肝心なゲームのシステム自体も、割と理系的な頭の使い方をする感じで好みだったりするのです。乾杯。






テーマとシステムとコンポーネントが相互に支え合って、一緒に息をしている感じがすごく好きです。

これは納得のSdJですね~。目から鱗感ありました。








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ゲーム結果はと言えば、無事宝石を5種類すべて持ち帰り、勝利を収めることができました。ぬんに乾杯。




















◆キリンメーター



1~8人用
プレイ時間:30分

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最後はキリンメーター。これまた初プレイ。





・あご髭の長さの世界記録・・・〇cm

・バトミントンのスマッシュのスピードの世界記録・・・〇km/h


といった、単位の異なる数字の大小を当てるゲームです。本当にそれだけ。





こう遊んでみると、人間の単位感覚とか数字感覚とかって、だいぶふんわりしてるんだなと気づかされます。

お題によっては、数字が大きすぎたり状況が特殊すぎたりで、全然ピンとこないものもありますが。




世界で一番キスシーンが多い映画、みたいなお題があって、観てみたいなと思いました。
















といったところで、16時半頃会はお開き。参加者は20名強?30名弱?ぐらい?だったかな?

雰囲気よくて、ゆるゆると遊べて楽しかったです〜。会場もキャッチーだし、また来たいです!










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会終了後は、近くの自然野菜&自然派ワインの店「ばった屋」へ。

この店がまためちゃくちゃキャッチーでした。こんなに美味しいしいたけ初めて食べたぞ。