みなさんキャッチーですか。ぬんです。










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先月に引き続き、久留米ボドゲ会に行ってきました。



時間は9時~21時までのなんと12時間!

遠方ということもあって流石にフルタイム参加はできず、11時ごろに到着して19時ごろおいとましました。 





というわけで、遊ばせていただいたゲームの感想たちです。







 




◆チケットトゥライド アメリカ



2~5人用
プレイ時間:30~60分

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何気に遊んだことなかったシリーズその1。

列車に乗って、より多くの都市を旅することを目指します。











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基本的には、①列車カードを取るか、②同じ色の列車カードを複数枚出して、街と街を線路で繋ぐかの二択。

線路は場所ごとに先着1~2名までしか敷けず、カードを貯めて一気に繋ぐぞ~~とか企んでいると、先手を打たれて遠回りする羽目になります。






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さらに悩ましいのがこの行き先カード!写真撮り忘れたものは描いていくスタイル。


行き先カードに書かれたるは、都市名が2つと点数。

その2つの都市をゲーム終了時までに繋ぐことができれば点数をゲットできますが、繋ぐことができなければ書かれてる点数がそのままマイナスになります。厳しい!


ゲーム開始時に配られる他、ゲーム中にも引き足すことができます。












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ルールは絞りに絞った感じですごくシンプルなのに、実際のプレイはかなりアツいです。

目的カードは必要最低限を持ち、堅実に長い距離を繋いでいくプレイを心がけた結果、いいところまではいけたのですが・・・


「行き先カード5枚全部達成です」

「「「「えええ~~~~~!?!?!?」」」」



鬼のような引きの強さで、いい感じの行き先カードを複数所持していたプレイヤーさんにまくられて2位に。









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ロングセラーになって、ファミリー層にも広く受け入れられている秘訣は、やっぱり行き先カードにある気がします。せっかく描いたからイラストもっかい使おう。


これを引き足すことで、最下位のプレイヤーもまだ勝てる見込みがあるわけですし(既に繋いでる2都市のカードを偶然引けるかも!)、例えばゲームが強いお父さんを、引き運の強かったお子様が倒せるようになっているのも素敵です。

















◆ごいた



4人用
プレイ時間:15分

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何気に遊んだことなかったシリーズその2。

現在でこそ、広く有名になった『ごいた』ですが、元々は石川県の奥能登で古くから遊ばれていた伝統ゲームだってWikipediaに書いてありました。
 









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えっと『ごいた』は、「攻め」と「受け」があるゲームです(語弊)

「王」「銀」「角」といった、将棋のコマを元にしたカードが32枚。これを4人のプレイヤーに8枚ずつ配り切ります。






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手札からカードを1枚出すことを「攻め」といい、誰かが「攻め」たカードと同じものを場に出すことを「受け」といいます。「受け」られない場合はパス。

カードを「受け」たら、今度は自分が「攻め」ることができると。


これを繰り返していき、手札を最初になくしたプレイヤーが勝利。最後に「攻め」たカードの種類によって得点をゲットします。









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基本的にはこれだけなのですが・・・

このゲーム何が面白いって、対面(斜め向かい)のプレイヤーとペアを組んで、2対2で戦うのですよ。

自分かパートナーかのどちらかが上がればいいわけです。








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自分の手札が弱い時には、既に場に出されたカードから、味方が何を持っているのかを考えながらプレイしましょう。十分アシストが可能です。


もちろん、パートナーと上手く意思疎通が取れず、自分のしてほしい行動と真逆のプレイをしちゃった的なもどかしさもあったりするのですが・・・

それも含めて2人協力プレイの面白さを再確認できる感じですごくよかったです。









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ルールを聞いただけではピンときませんでしたが、やっているうちに徐々に面白さが掴めてくる、いいゲームだなと思いました。安く手に入りそうだし欲しいな。
















◆コルト・エクスプレス



2~6人用
プレイ時間:40分

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何気に遊んだことなかったシリーズその3。

コンポーネントの可愛さが目を惹く、ドイツ年間ゲーム大賞2015大賞作です。









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ギャングになって、列車を襲います。

ぬんの担当は可愛いベルちゃん。よろしくね。






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プレイヤーの手元には、「銃を撃つ」「1つ隣の車両に移動する」「その車両に落ちてるお金を拾う」「同じ車両にいるギャングを殴る」等々、様々な行動が書かれたカードたち。




 


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これを、時計まわりに1枚ずつ出していきます。ただし、出した時点ではまだその行動は実行しません。

ラウンドによっては、「2周目は裏向きで出す」的な条件が定められてて、未確定な部分もある感じです。





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全プレイヤーが既定の枚数のカードを出し終わったら、それらのカードを出された順に実行していきます。









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本当にルールはこれだけなのに、超盛り上がんのこれ↑↑


「同じ車両にいる相手を殴る」アクションを選んでたのに、いつの間にか同じ車両にいるプレイヤーがどっか行っちゃってたり。

「お金を拾う」アクションを選んだはずなのに、いつの間にかお金がない屋根の上に移動させられてたり。

あのプレイヤーの銃は当たらないはずだよね~と思ってたのに、いつの間にか射程内に自分しかいなかったり。






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上の写真は、全員が他のプレイヤーを出しぬいてやろうと画策した結果、全員が保安官に見つかって、お宝も落ちてない屋根の上に全員仲良く逃げ出したというなんともマヌケな場面。


お互いの足を引っ張り合うドタバタギャング劇感が再現されてて、すごい楽しいのですよ。



 




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簡単ルールでどっと盛り上がれる、納得の大賞受賞作でした。

初めてボドゲ遊ぶ方に紹介するときとかにもすごく良さそう。
















◆穴掘りモグラ



2~4人用
プレイ時間:30分

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ぬん持ち込み。








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言ってしまえば椅子取りゲームです。

タイルをめくって決まった歩数分まっすぐにしか進めない、ちょっと頭の残念なモグラたちを操り、数に制限がある穴に落としていきます。









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全ての穴が埋まったら、穴に入れていないモグラは脱落。

生き残ったモグラだけが下層に進めます。








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これを繰り返していって・・・








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最終的には穴が1つだけに!

タイルの引きがよく、この穴に一発ホールインをキメた私の黄モグラ。










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伝説の黄金シャベルをゲットです。やったぜ。








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このゲーム、ボードの多層感を表現するために、箱を有効活用してるところが超好きです。

空いた時間にちゃっと遊べて非常によいのだけれど、あちこち持っていくにはちょっと箱がデカいかな・・・。
















◆ティカル



2~4人用
プレイ時間:90分


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未発掘の遺跡が残る密林を探索していって・・・







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最終的にはこんな感じになるゲームです。ぬん持ち込み。









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システム的にはアクションポイント制+タイル配置+エリアマジョリティ+セットコレクション、的な感じかな。

隊員を密林に送り込んだり、キャンプを建てたり、遺跡を発掘したり、遺跡を独占したり、お宝を復元したり・・・

毎ターン10アクションポイントが与えられる、と言われると多く感じますが、アレもしたいコレもしたいで全然足りません。








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序盤から点数の高い遺跡を独占する等、いい感じに立ち回れたのですが・・・

何やらせても強いkkパイセンが、最初から最後まで独走状態で1位。ぬんは2位に終わってしまいました。




あと、お宝タイルを2枚紛失してしまってることが分かって、非常にショック・・・自宅一生懸命探します。


















◆スペースアラート



1~5人用
プレイ時間:30分

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宇宙船内部をウロウロしながら、外敵や危機から身を守る協力型ゲームです。









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先程の『コルト・エクスプレス』同様、やりたい行動をプロットしていって、後でまとめて解決する感じ。

ただし、『コルト・エクスプレス』のように、考える時間をのんびりと与えてはくれません。








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コンポーネントとしてCDが付いており、専用の音声を流してプレイするのですが・・・

制限時間が設けられている他、急に敵が追加されたり、通信障害(プレイヤー同士は話してはいけない)が生じたりと大忙し。


「こっちの敵倒せてるんだっけ!?」「あんた今どこにいるんだっけ!?」
とドタバタ相談しながら、急いでカードを配置していきます。

リアルタイム相談ゲーム、といった感じでしょうか。

 





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そんな感じでバタバタとカードを配置してるので、プロットし終わったものをいざ実行してみると、7ターン目でやらなきゃいけない行動を6ターン目にやっちゃってたり、敵の攻撃による効果を見落としてたりするわけでw

惜しいところでコンピューターウイルスによるエネルギー漏れに見舞われ、宇宙船はバラバラになってしまいました♨








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ルールがアレコレと多いのですが、「訓練」と称したチュートリアルモードもついてるので、遊びながら少しずつ覚えられるのがいいですね。

ギャラクシー感と、専用音声による臨場感も魅力です。

















◆魔法のコマ



Zauberkreisel: Mitbringspiele
Ravensburger Spieleverlag
2004-01-01
2~8人用
プレイ時間:15分

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余った時間で、これまた初プレイの『魔法のコマ』。

写真で大体ルール分かるんじゃないかなって感じですが・・・








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特殊なコマに丸いタイルをセット。ひょいと回して・・・







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どの絵柄が回転しているのかを早い者勝ちで当てるゲームです。






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慣れてくると色味である程度判断できるようにはなるので、最終的には反射神経ゲーみたいになってました。

あと、コマを上手に回すのが意外と難しいので、上手に回せたときは嬉しいですw












そんなこんなで19時に。

名残惜しくはありましたが、ちょっと早めに失礼しました。





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広い会場でしたが、参加者は37名と大盛況!

会場を出る時も、まだ多くの方がプレイされてました。








というわけで、大満足の久留米ボドゲ会でした!

主催のケンビルさん、同卓してくださった方々、ありがとうございました。