みなさんキャッチーですか。ぬんです。
25日は、アナログボードゲームクラブA.B.C さんにお邪魔してきました。
会場は福岡西市民センター。主催はサヲイヱさん。
実は、先日お話した『SCYTHE(大鎌戦役)』のプレイに合わせて突発的に開いていただいた会で、参加費も会場代を頭割りみたいな感じでした。
地政学感のあるロマン系ボドゲということで、A.B.Cの雰囲気に合うかなとは思っていたので、こういった形で卓を立てさせてもらえて嬉しかったです。
遊ばせていただいたのは、『SCYTHE』と、『AntikeⅡ(古代Ⅱ)』の2ゲーム。
◆SCYTHE(大鎌戦役)
SCYTHE
Stonemaier games
1~5人用
プレイ時間:115分
事前にお声かけさせていただいたサヲイヱさん、かがみさん、ととろさん、れん君と5人プレイ。
なんとなくの雰囲気は、前回の布教用記事をご覧あそばせ。
ぬんの担当は赤いコマ、ロスヴィエト連邦のオルガ姉さん。
・恋人からシベリアトラをプレゼントしてもらう
・行方不明になってしまったその恋人を捜索するために、国の陸軍情報局に入っちゃう
・なんだかんだで軍の良い感じの地位まで登り詰めちゃう
といった、なかなか稀有な経歴の持ち主です。
ロスヴィエト製メックの「支配している村とファクトリーを自由に行き来できる」という能力を使って、ファクトリーに一番乗りしたぬん。
ファクトリーに入ると、最新技術を習得することができ、強いアクションを選ぶことができるようになります。
ぬんはその技術を使ってメックを量産路線。
クリミア(黄)のかがみさんは、徴兵をしつつ資源を大量生産。
ザクセン(黒)のれん君は、戦闘力爆上げ。
ノルディック(青)のととろさんは、薄く広く領土を拡大しつつ建物建築。
ポラニア(白)のサヲイヱさんは、遭遇カードを拾いまくって民心稼ぎ。
各々やりたいことやってる感じが楽しげです。
皆星の数が徐々に増えてきて、終盤にはファクトリー近辺でにらみ合い状態。
ファクトリーはゲーム終了時、通常の領土3つ分としてカウントするので、なんとか抑えておきたいところ。
結局は、資源を得つつ徴兵というサイクルを効率的に回したかがみさんが、ファクトリー入りすると同時に戦闘に勝利して6つ目の星を獲得。ゲーム終了となりました。
ぬんは星3つで終了↓↓
あと1ターンあれば星2つ稼げたのに!悔しい!
最終得点計算の結果、1位かがみさん(黄)、2位サヲイヱさん(白)、3位ぬん(赤)、4位ととろさん(青)、5位れん君(黒)だったかな。
いやーアツいです。面白い。
まだまだ改善点はいっぱいありますし、持ち主なのに1位取ってないのはちょっと悲しいので、近いうちにまたやりたいです。
◆AntikeⅡ(古代Ⅱ)
3~6人用
プレイ時間:90~120分
『SCYTHE』終了時点で17時。ここでととろさんはご帰宅。
かがみさん「『SCYTHE』とゲーム内容近いし、余った時間でやれればと思って持ってきた」
ということで、かがみさん、サヲイヱさん、れん君、ぬんで『AntikeⅡ』をプレイです。
どうでもいいけど、『古代Ⅱ』って書くとなんか高校の科目っぽいですよね。『数学Ⅱ』的な。
広いマップの上で、資源を生産しつつ、領土を拡大していき、5つある条件のうちいずれかを満たす度に達成カードがもらえます。
なるほど確かに『SCYTHE』と近しい。
ただし、『SCYTHE』が6つ目の星トークンが置かれたあと最終得点計算をするのに対し、『AntikeⅡ』は9枚目の達成カードを取ったプレイヤーが即勝利みたいな感じでした。
いわゆるロンデルシステムが導入されてるゲーム。
円がいくつかのスペースに等分されており、それぞれにアクションが割り振られています。
最初のターンには、自分のコマを好きなスペースに置き、そのアクションを実行できるのですが・・・
2ターン目以降は、時計回りに1~3マスだけコマを動かして、そこに書かれているアクションを実行します。
4マス以上コマを動かしたいぜ!って場合には、追加でコストを支払わなければなりません。
「いますぐ4マス先のアクションがしたい・・・でもコストが必要・・・」
「2マス先のアクションがしたい・・・でもここで1マス先のアクションを踏んどかないと、しばらくできない・・・」
そういった悩ましさに頭を抱える事にはなりながら、基本的には3つの選択肢から1つを選ぶだけですので、割合サクサクとゲームが進むというキャッチーなシステムです。
試行錯誤しながらも、1枚2枚3枚と達成カードを獲得していく面々。
しかしその盤面は様子が違って、神殿を建てまくるれん君(黄)、船を大量生産して一気に領土を広げるかがみさん(緑)、技術開発に走るサヲイヱさん(赤)、ワーカーにも技術開発にも神殿にも手を出す中途半端なぬん(青)みたいな感じでした。
それぞれのカラーがでる感じも『SCYTHE』との共通点。楽しい。
で、この手のゲームのあるあるとして、自分がやけに遅れているように見えるという笑
うんうん唸りながら、ロンデルの輪の上をぐるぐると回る面々。
終盤、技術開発でリードしていたサヲイヱさんが7枚目の達成カードを獲得。
これはゲーム終了か・・・?と思われたところで、かがみさんとぬんがサヲイヱさんを叩いて行動不能にする形。
この辺は『SCYTHE』よりもちゃんとマルチ感がある部分ですね。
その後、条件をにじりにじりと達成しながら、ぬんも7枚目まで到達。
8枚目の達成条件にも銃口を突きつけて、9枚目をどうしようかなという状態。
達成カードは、れん君が6枚。かがみさんが5枚。
正直この時点では勝てるんじゃないかと思い込んでました。
と、ここでかがみさんのターン。
貯めこんでいた戦力を一気に各地へ放出。人の神殿は潰すわ都市は自分のものにするわでもうやりたい放題。
なんと1ターンで一気に4枚の達成カードを獲得し勝利。
ポカーンとする他3人。
ぬん「かがみさん・・・こういうゲーム好きなのに強いのズルいですよね」
3人「wwwwwww」
しかし、『AntikeⅡ』、キャッチーでした。
これだけの密度で、インスト込み2時間かそこらで終わるのが非常に良い。
ロマンもあるしね!この辺のジャンルにときめくようになったのはA.B.Cのおかげです。
というわけで、13時から2ゲーム遊んで19時閉会。
結局2ゲームともかがみさんに持っていかれてしまいましたが!悔しい!
主催のサヲイヱさん、お付き合いいただいたかがみさん、ととろさん、れん君、ありがとうございました。
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