みなさんキャッチーですか。ぬんです。







昨日はボドゲラボにお邪魔しました。 

が!今回のボドゲラボはいつもと一味もふた味も違うぞ!






まずは会場が、いつものサンレイクかすやではなく、博多市民センター。






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そして、いつもの定例会ではなく、日本語版が発売されたばかりの話題の重ゲー、『フードチェーンマグネイト』をメインとした会なのです!

なんと『フードチェーンマグネイト』が、日本語版・英語版合わせて全部で6つ持ち込まれていたというw

 





今回は、試してみたい戦略があったので1試合だけ『フードチェーンマグネイト』を打たせてもらい、後はやりたいとリクエストを受けていたゲームや消化したい積みゲーがあったので、隅っこの方でちまちま遊んでました。




というわけで、遊ばせていただいたゲームの感想です!













◆フードチェーンマグネイト



2~5人用
プレイ時間:240分


2015年に発売。その圧倒的な重さと面白さで、瞬く間に世界的ヒットタイトルとなった『フードチェーンマグネイト』。

2016年に、New Games Orderより日本語版がリリースされました。


ゲームの概要と、以前ボドゲラボで遊ばせていただいたときの様子は、過去記事をご覧くださいな。







プレイヤーはファーストフードチェーンのオーナーとなって、周囲の住民に自分の店で食事をしてもらおうとします。

というわけで・・・





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とりあえず景気づけにファーストフードを食べてみました

日本のフードチェーンだと、ぬんはモスバーガーが好きです。





 




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卓割りが決まり、さっそく打ち始める面々。

5卓立っててどこ見ても『フードチェーンマグネイト』をやっているという、まるで何かの大会かのような光景でした。





ぬんは、北九州でお世話になっているまるさんと、この会のためにはるばる海を越えてやってきた(大嘘)ブラジルからの留学生の方と同卓です。よろしくお願いします。

ちなみにブラジルからやってきた彼は『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』が好きらしい。ナカーマ。



 








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さてさて、今回試したかったのは、kkパイセンに教わった「3人戦でラジオを取るとめちゃ強」という戦法です。

狭いマップで、好きなものを毎ターン2つ宣伝することができる、しかもラジオを取ることができるのが1人だけと、確かに言われてみれば強いわよねえ。




序盤は、「最初に1ターン中に3人雇用した」のマイルストーンでやってくる「管理職見習い」×2以外にスロットは増やさず、4ターン目で「コーチ」と「広告宣伝部長」を同時に作ることを目指しました。

で、5ターン目に「広告宣伝部長」に「コーチ」を使い、「ブランド管理担当取締役」をゲット。

6ターン目からラジオでハンバーガーを宣伝開始すると共に、「厨房見習い」を「ハンバーガーシェフ」に。



ここまでは大筋で打ち方を決めてて、あとは他の人の出方を見ながらどうするか考えようって感じでした。









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中盤。「最初に看板を立てた」のマイルストーンを取ったまるさんが、レモネードを宣伝していい感じに邪魔してきます。

ブラジルからやってきた彼は、「ウェイトレス」を大量に雇ってキャバクラ状態でした。




ここからは、他の人の生産具合を見ながら、「価格担当者」と「高級品担当者」で手取り額が大きくなるように商品単価を調整したり、「新規開拓担当者」で自分に有利になるように家やら庭やらを置いていくお仕事。

収入が指数関数的に上がってきます。











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終盤。まるさんが「ブランド管理部長」で飛行機を置いた時にはヒヤヒヤしましたが、実はそのターン、3番手を取りつつ「採用担当者」×2+「トレーナー」+「コーチ」を構えて、何を宣伝されても大丈夫なように対策してました。


ピザを宣伝されれば、「厨房見習い」を2枚とって「ピザコック」と「ピザシェフ」に。

飲料を宣伝されれば、「使い走り」を2枚とって「台車担当者」と「トラック運転手」に。

結果的にコーラを宣伝してきたので、下のルートをセレクト。




値段競争で勝てるように調整をして、最終ターンに荒稼ぎ。

400ドル超で初めての1位を取れました!嬉しい!サンキューkk!













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上手い人同士の戦いになると、自分の中での鉄板的な打ち方をいくつか持っておき、あとは場や状況に応じてそれらを使い分けたり、少しずつ崩していったりする、みたいな感じになりそうね。

トライ&エラーの中で、徐々に自分の戦略を模索していく過程も、これまた楽しいものです。






あとはやっぱり印象が強烈ですね。

長時間に渡り、運要素が一切ない。多様な戦略が取れて、終盤戦には一気にインフレ。

初めて遊んでボロボロに負けてしまったとしても、「もう1回!」となるような魅力が詰まっていると思います。





4人戦は未だに苦手意識があるので、また挑戦してみたいです。







 






 



◆炭鉱讃歌



2~4人
プレイ時間:60~75分

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FCM卓から離脱し、石炭を掘って売りさばくゲーム・『炭鉱讃歌』をみすゞさんとぽよと。ぬんの持ち込みです。

ゲーム概要は過去記事をどうぞ。



 






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実はこのゲーム、今まで3回遊んで全部最下位でですね・・・

今回は、最終得点計算で大きく点が稼げる黒いトロッコと、それに絡むオーダーカードを、序盤からしっかり取っていくことを目標に打ち始めました。










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うじゃうじゃいたはずのワーカーがどんどん減っていくジリジリ感は、相変わらずキャッチー。

突然始まる、アクションポイント制のパズルパートみたいなのも大好きです。



下家のぽよが上手いこと稼いでいて、少し息苦しい感じでしたが、最終ラウンドにスタPが回ってきたことでのびのびと動けて、初めて1位をもぎ取れました!今日調子いいのでは!








 







 

◆Islebound



Islebound Board Game
Red Raven Games
2~4人用
プレイ時間:90分

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『ABOVE and BELOW』のデザイナー・Ryan Laukutの新作。ぬん持込。

買ったまんま積んでたので、同じくみすゞさんとぽよに付き合ってもらいました。











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船で16の島をぐるぐると巡りつつ、その島の街を訪問したり、その島を武力で乗っ取ったり、その島を「乗っ取らせていただけませんか?」と交渉して乗っ取ったり、みたいなゲームです。

ゲーム中に建てた建物やお金が勝利点になります。













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資源の巡り方がちょっと複雑で、油断するとすぐにお金がショートするので資金繰りも重要なのですが、このゲームで最も大切なのは何と言っても建物。


それぞれが特別な効果を持っているのですが、それがもうとにかくめちゃ強

『キング・オブ・トーキョー』
のカード&進化カードや、『ヴィティカルチャー』の訪問者カードと同じような役割で、基本ルールをまるで無視しちゃうようなド派手な効果を楽しむ感じです。

これぞアメゲー!















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あとは雰囲気がとてもよいですな~

海賊のおっさんたちの他、可愛い海獣くんが自分の船団の味方になってくれます。

今回は、ゲーム中に1匹しか登場しない伝説の怪獣・Ichor君も友達になってくれました。かわいい。




 







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組み換え自由でなんだかワクワクするメインボードや、船を象った個人ボードもキャッチー。

プレイ風景のごちゃごちゃしてる感じが、楽しげで好きです。










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ゲームは、序盤に建てためちゃ強建物の効果でゴリ押しする形でぬんが勝利!

なんと今回遊んだ3つのゲーム全勝だったぞ↑↑



最近全体的に勝率下がり気味だったので、嬉しいです。

















といったところで夜の7時ごろ、だったかな。

後用があったので、お先に失礼しましたが、なんとこの時間まで『フードチェーンマグネイト』4人卓がアクティブでした。恐るべき中毒性。





あれこれ戦略を立てるのも楽しいですが、ゆるーくかるーく打ったり皆で盛り上がったりするのもすごく好きなので、両者のバランスを取りつつ、美味しいとこをいただけるようなゲーマーになれればいいなと思いました。










というわけで、ボドゲラボ特別編・フードチェーンマグネイト会レポでした!


そしてなんと今日は本家ボドゲラボ!『Scythe』卓立てるよ!