みなさんキャッチ―ですか。ぬんです。











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当時のボードゲーマー達に衝撃を与え、発売から14年が経った今でもBGGランキング9位(執筆時点)をキープしている、”ボードゲーム界の青天の霹靂”こと『プエルトリコ』


プエルトルコ(Puerto Rico)/英語版、日本語カラーシール付
Andreas Seyfarth
Rio Grande Games
2011-01-01
3~5人用
プレイ時間:90~150分

”黒いお友達”を使ってプランをテーションする感じの、非常にキャッチーなゲームです。










今回紹介しようと思っている『サンファン』は、『プエルトリコ』の作者による公式亜種とでも言いますか、”プエルトリコカードゲーム”的な立ち位置にある作品です。


2~4人用
プレイ時間:45~60分






近年の”名作ボードゲームのカードゲーム化”ムーブメントの走り…なのかどうかは知らないですけれども、まあとにかく非常に素敵な仕上がりのゲーム。








ちなみに『プエルトリコ』から影響を受けたであろうゲームの系譜に関しての解釈は、こちらのサイト様がしっくりきます。


『プエルトリコ』の言わば非公式亜種である、”裏・プエルトリコカードゲーム”『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』(以下『RftG』)であり、そこから『7 Wonders(世界の七不思議)』『Seasons(十二季節の魔法使い)』等次世代のヒット作に繋がっていくと。

最も『RftG』は、”プエルトリコカードゲーム”的なものを作ろう、的なコンペを行った際の提出作品が基になっている、的な話を聞いたことがあるので、非公式って程公式と絡んでないわけではないのかも知れませんが。 


2~4人用
プレイ時間:30~60分

「世界の七不思議」日本語版
ホビージャパン
2011-07-16
2~7人用
プレイ時間:30分

2~4人用
プレイ時間:60分




全体的に適当喋ってるので内容の正確さに責任は持てませんが、少なくとも「『プエルトリコ』って”ボードゲーム界の青天の霹靂”って呼ばれてるらしいね~」とご友人にお話しされるのはやめた方がいいかと思われます。

















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というわけで、そんな『サンファン』です。

先程の系譜の話ではないですが、『プエルトリコ』→『RftG』と経験し、満を持してって感じで『サンファン』を遊んだという経緯があるので、『サンファン』の純粋な紹介と言うよりは、先2つと比較した簡単な感想的なものになりそうです。

遊んだことないものがある方はごめんなさいって感じですが、どれも面白いので全部遊ぼう。














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さてさて、『RftG』で自分の前に出したカード達が自分の銀河帝国になるように、『サンファン』では自分の前に出したカード達が自分のサンファンになります(嘘)

いずれかのプレイヤーが12枚目のカードを自分の前に出したら、その瞬間ゲームが終了。

自分が出した各カードの勝利点を合計して、最も高いプレイヤーの勝利です。










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詳細なルールは、他所のブログ様やメビウスさんとこで公開されているルルブのpdfなんかを参照してほしいのですが、ざっくり言うと『プエルトリコ』のアクションの選び方で、勝利点チップのない『RftG』を遊ぶ、みたいな感じ。

『プエルトリコ』で言うところの労働者コマや、『プエルトリコ』『RftG』で言うところの勝利点チップにあたるものが存在せず、ゲーム終了のトリガーを引くのも、プレイヤーに勝利点をもたらすのも、自分の前に置かれたカードのみです。

お金(=手札)や商品といったリソースの役割を果たすのも、全てカード。











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そう、ここでキャッチーポイント。

『サンファン』は、同じカードが何種類もの役割を果たすことで、カードのみでちゃんとボードゲームをさせてるのがすごいっていうか、かなりクレイジーだと思うんですよ。







うん、『サンファン』の面白さは、なんだかんだこの1点に集約される気がします。

そのシンプルな構造が、『RftG』にもしっかりと受け継がれている爽快感を生み出しているわけですし。

山札の枚数が少なくリシャッフルがゲーム中2度3度は起こるため、序盤には低コストカードを、終盤には高コストカードを建てるといいよ~という、ざっくりとした流れが分かりやすいですし。

要素がそこまでごちゃごちゃしていないから、相手の状況も確認しやすいですし。

でもそこから生じるインタラクションは、全然いやらしいものじゃなくて、「自分だけ得をするように動く」といった、プレイヤーの快感に迫るものになってますし。



これを全部カードを使ってやっちゃうんだから。カードゲーム感がまるでなくて、そこに残るのはちゃんとボードゲーム感なんだから。クレイジー。

『プエルトリコ』や『RftG』が持っていなかったものを、間違いなく持っているゲームだと思います。







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一応、カード以外のコンポーネントとして役割タイルがありはしますが、そういう重箱の隅的なことを言う人にはインディゴを投げつけます。















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これまた『RftG』に引き継がれている部分で、色んな戦略が採れるので、リプレイ性が高いのもよいですね。

先日のボドゲラボで遊ばせていただいた際には、建てた生産施設の種類数+個数が点数になる、『ギルドホール』を建築。

あとは生産施設を乱立する感じで12枚を建てきり、33点で1位でした。いえい。


生産や売却が楽になる建物をあと1つ2つ持っていてもよかったかも知れない。











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というわけで、ちょっと雑ですが『サンファン』のご紹介でした!

『プエルトリコ』も久々にやりたくなってきたなあ。