みなさんキャッチーですか。ぬんです。







みなさんはファーストクラスどうですかファーストクラス



社会に出てからというもの、公私を問わず飛行機で移動する機会も増えましたが、未だにファーストクラスには腰かけたことがありません。

リクライニングとかアレでしょ?革張りでめっちゃ倒れるんでしょ?知らんけど。




さて、飛行機以外の乗り物でも”ファーストクラス”という単語って使われるのかしらんと調べてみると、どうやら元々は旅客船界隈で使われてた用語みたいですね。

それが鉄道界隈へと広まって、最後に航空界隈へとやってきたと。

ファーストクラス=航空界隈用語のイメージが強いのは、長距離移動の手段に関する市民権を飛行機がすごく広く得ちゃってるから、ぐらいの単純な話なのかもしれません。





さて今日は、鉄道界隈の"ファーストクラス"をテーマにした、こんなゲームのご紹介です。








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First Class: All Aboard the Orient Express
Z-MAN GAMES
2~4人用
プレイ時間:60分


その名もズバリ、『ファーストクラス』です。Helmut Ohley氏の2016年エッセン新作。

スカウトアクションで1位を獲得したうちの1作ということで、日本でも注目度が高まっているところに、メビウスさんの頒布会リストにポーンと名前が載って大騒ぎ、その後ディアシュピさんやバネストさんが少量取り扱って大騒ぎ、みたいなかなりおてんばな流通経路でした。









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さて、舞台はかの有名なオリエント急行。

プレイヤーは自分のオリエント急行の車両を増やしたり、自分のオリエント急行の客室を豪華にしたり、自分のオリエント急行を先の駅へと進めたりして、勝利点を稼ぎます。

6ラウンド経過後に、自分のオリエント急行を一番いい感じにしたプレイヤーの勝利です。なんだその顔は。ウソはついてないぞ。











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メインとなる得点源は2つ。

①個人ボードの右側では、自分の持っている2つの列車の車両を増やしたり、客室を豪華にしたりすることができます。

②一方、個人ボードの左上では、列車そのものをどんどん遠くの駅へと進めるイメージかな。













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メイン処の得点源や得点計算の方法に関しては、同じくHelmut Ohley氏デザインの鉄道ゲーム・『ロシアンレールロード』を遊んだことがある方だと、だいぶすんなり理解できるかと思います。だってほぼ一緒だもん。

ですがこの『ファーストクラス』、もちろんただの『ロシアンレールロード』クローンではないですぞ。











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『ファーストクラス』が『ロシアンレールロード』と決定的に違う点が、アクションの選び方です。

スタンダードなワーカープレイスメントだった『ロシアンレールロード』に対して、『ファーストクラス』はラウンド毎に18枚並ぶアクションカードを、順番に選択していきます。

各プレイヤーが3回アクションを行ったらラウンド終了。











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このカードピックがね~~~すごくいい味醸してるのですよ。


(え???何このカード車掌3歩も歩けるとか強くない???でも車掌2歩カードも2枚めくれてるのか…じゃあ先にこっちの線路を延ばすカードを…あっでも列車進めるカード1枚しかない!これ絶対取られるよね???これ絶対取られるよね???でも線路伸ばしてから取らないと一駅分無駄になっちゃうんですけど…)

みたいなね。













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1月の北九州ボードゲーム交流会にて、『ポンジスキーム』から引き続きFANGさん、ヒロさん、ふさちゃんと遊びました。

実はこのゲーム、A~Eまでの5つのモジュールから毎回2つを組み合わせて遊ぶ感じ。今回は最もベーシックなA+Bに挑戦です。










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まずはぬん、とにかく車両を増やしていく作戦。

車両は5つまで増やした時と、9つまで増やした時にボーナスがあるのです。









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ボーナスを活かしつつ、開拓した路線を先の駅へと進みます。

列車を進めると、ラウンド終了の度にあれこれボーナスが得られて超楽しい。

ぬんの路線には、さらに車両を増やしたり、車両を豪華な客室へとグレードアップさせたりする駅が立ちました。








 

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モジュールBで登場する、駅から得られるボーナスを2倍にするカードも有効活用。

どんどん車両を延長&アップグレードし、上の列車は長さMAXに!嬉しい!


 









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一方その頃他の面々。


FANGさんは駅特化。「線路は続くよどこまでも」と言わんばかりに、いくつもの駅を通過していきます。ラウンド終了時の爆発力がヤバい。

ヒロさんは客室特化。「このゲームのタイトル覚えてるか?『ファーストクラス』だぜ?」と言わんばかりに、どんどん豪華になっていくヒロエント急行。

ふさちゃんはバランス型。「どっちかなんて…選べないよ!」と言わんばかりに、車両にも路線にも手を出して、几帳面の場を整えていました。













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駅からのボーナスが得られないヒロさん、展開が遅れたふさちゃんが伸び悩み、勝負はFANGさんとぬんの一騎打ち状態。

ひたすら車両を増やし続けたぬんは、ついにどちらの列車も長さMAXに。










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さらにここで活きてくるモジュールA。

「このカード取ってると1枚〇点」という、ベーシックなタイプの目標カードです。

これもしっかり確保。












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FANGさんはと言えば駅7つだか8つだかを所有してて、その爆発力たるや流石にちょっと引くレベルだったのですが、客室の育ちっぷりが今一つ足りず。

結局20点以上の差をつけて、私が勝利を頂戴しました。


『タンブリングダイス』大会では散々だったけど!『ポンジスキーム』と続けて2連勝だよ!
 


 









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取れる戦略はアレコレあるのですが、やること自体はアクション3回×6ラウンド=カードを18回選択するだけというシンプルさ。

さらに遊んでないモジュールがまだ3つ、モジュールの組み合わせは全部で10通りときたもんです。リプレイ性がカンストしちまうぜ。



なんかモジュールによっては"オリエント急行殺人事件"まで起こっちゃうそうじゃないですか。気になりすぎる!






1時間かそこらというプレイ時間もちょうどいいです。もう好印象すぎるこのゲーム。 


 










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というわけで、『ファーストクラス』のご紹介でした!



"オリエント急行の殺人"と言えば、中学生の頃一瞬だけ、アガサ・クリスティを読んでた時期がありました。

"検察側の証人"
という話がすごく面白かった覚えがあるのだけれど、内容全然覚えてないな。まだ実家にあるかしら。


検察側の証人 (クリスティー文庫)
アガサ・クリスティー
早川書房
2012-08-01