みなさんキャッチーですか。ぬんです。
みなさんはアマゾンどうですかアマゾン。
そっちじゃない。
そうそうこっちこっち。アマゾン川ね。
もちろん行ったはことないですが、世界のデカい川シリーズということで、地理の授業でのナイル川とのカップリングでお馴染みですね。アマゾン川。
個人的にはナイル川の水の方が泥水寄りで、アマゾン川の水の方がまだ綺麗そうなイメージ(偏見)
さて今日は、あの人気ゲームのシリーズ最新作をご紹介します。今度の舞台はそう、アマゾン川!
2~5人用
プレイ時間:35分
そして結局Amazonのリンクを貼り付けるというこのオチどうでしょうか。
『カルカソンヌ アマゾン』、略して『カルアマ』です。
通常バージョンの『カルカソンヌ』については過去記事を見ていただくとして、今日は『カルアマ』が『カルカソンヌ』からどう変わったのかをですね、流れるように紹介していきたいと思います。川だけに(上手い)
まずは~~道!今作ではアマゾン川の小流にジョブチェンジしました。
小流の途中にフルーツが落ちている場合があって、小流が完成した場合や、完成せずともゲーム終了時にミープルを置いていた場合は、フルーツ1つにつき1点を追加で手に入れることができます。
次は~~都市!今作では、先住民の村にジョブチェンジしました。
得点方法も本家と基本的にはいっしょなのですが、本家の紋章は都市が完成すると2点、未完成だと1点になるのに対して、アマゾンのフルーツマークは村が完成しても未完成でも1点、で統一されています。
続いて~~草原!ジャングルにジョブチェンジです。
本家では草原にミープルがゴロゴロと寝転がっていたわけですが、ジャングルでゴロ寝となると、地雷原でのタップダンスとそう大差ない危険極まりない行為。
というわけで、野営しましょう野営。
実はこの『カルアマ』、プレイヤーに与えられるミープルは4つしかなくてですね、それとは別にジャングルにしか置けないキャンプコマが2つついています。
これがなかなかね~~、うどんを食べる時の七味のように、ピザを食べる時のタバスコのように、或いは鰻を食べる時の山椒のように、味わい深さを醸してくれるエッセンスになってるわけですよ。
点数計算も本家とは全然違って、野営をしているエリアにいる動物の数のみが得点になります。
最後に~~修道院!なんとこちらはですね、リストラになりました♨
アマゾンの奥地では、どうもキリスト教は流行らなかったみたいです。
さーて、ここまではほんの序の口!へのへのもへじの屁の河童!
ついに真打登場、『カルアマ』で新たに追加されたメイン要素!それがコイツだ!
ババン!アマゾン川!
まあさっきからずっと写ってたんですけどね。
ゲーム開始時のスタートタイルとして、アマゾン川の主流が登場します。
さらに、タイルの中にはアマゾン川が描かれているものがあって、それをプレイヤーが引くと川がどんどん伸びていくって寸法。
さて、このアマゾン川で何をするかと言えば、川下りレースをします。
ボートのマークがついている小流を延ばしたり、引いたタイルにミープルを置かなかったりすると、自分のボートを主流に沿って1タイル分進めることができます。
で、アマゾン川タイルが引かれる度に、最もボートを進めているプレイヤーと2番目にボートを進めているプレイヤーにそれぞれボーナス得点が入るぞ。
さらにゲーム終了時、ボートの順位に応じて追加の得点まであります。
本家と同様に、タイルが尽きたらゲーム終了。
完成されなかった地形やボートから得られる得点を加算し、最も得点を稼いだプレイヤーがキングオブアマゾンです。
さて、プレイログ。
1月のボドゲラボにて、みかんさん、ちーちゃん、ちーちゃんの甥っ子くん、ぬんの4人で遊びました。
ちーちゃんの甥っ子くんはなんと若干10才。大人の本気、見せてやるぜ(最低)
序盤~中盤。ルールを確認しつつ、各々思うように展開していきます。
ボートレースは、それぞれ長めのmy小流を確保してたちーちゃんとぬんが張り合ってたかな。
みかんさんは、右手力を活かして村や野営先を整え、みかんキングダムを建設していました。
そして問題の甥っ子くんですよ。この子ね、むちゃくちゃ賢い。
この『カルアマ』のインストをすんなり理解して遊べてる時点でなかなかのもんだと思うんですけど、「このタイルは要らないから他の人を邪魔できるように置こう」とぬんの小流が伸ばし辛いように妨害して来たり、「それこっちに置く方が点数高いよ」と他のプレイヤーにアドバイスをしてみたりと、10才ながらにちゃんとゲームの本質・面白さを理解してるんですよね。
『ドミニオン』も好きとのことで、これは将来が楽しみですな~。他にも色んなゲーム遊んでみてほしいよ。
中盤~終盤、ボートレースが激しさを増してくると、盤面を整えるか、ボートを進めるかの二択を迫られる場面が増えてきます。
これがまた悩ましいのよね~いつアマゾン川タイルが引かれてボーナス得点が入るか分かんないし。
野営の設置場所も難題。
美味しそうだからと言って変なところにぽつんと立てると、私の様に小流で閉じ込められちゃったりします♨
気を配らなきゃいけないポイントが本家とは大分違って、1つのゲームとしてキャッチーな出来だなと思ったよ。
結果的には、激しいボートレースを1位タイで制したぬんが得点でもトップとなり、なんとか大人の威厳を保つ形になりました。
大人げないとか言わないで!男は負けて強くなるものなのよ。
というわけで、『カルカソンヌ アマゾン』の紹介でした!盤面きれいね。
◆おまけ
ちーちゃん曰く、甥っ子くんはこの個別記事をすごく楽しみにしていてくれたらしいです。うれしい。
こんな適当に書いた文章10才のうちから読んで大丈夫かよという気持ちもあるのだけれど、私が10才かそこらだった頃を思い返してみると、『/空/も/飛/べ/る/は/ず/』略して『そらとび』という、ハリー・ポッターの非公式・飛行式・文章系ファンサイトにドハマりしていた時期なので、まあそんなものなのかもしれない。
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Kenji/6489/soratobi/sora.htm
『そらとび』の管理人であったにしん氏は当時20代半ばだったはずで、小学生だった私は文章の書き方とか組み立て方とかもうめっっっちゃくちゃ影響を受けてるわけですよ。
"かなり不真面目なハリー・ポッター各章感想"とか見てもらえれば感じると思うんですけど、『キャッチーでいてください。』は完全に『そらとび』ジュニアです。
そんな私が20代半ばになって始めたテキスト系ブログ・『キャッチーでいてください。』が、これまた小学生に読まれていると考えると、なんかこう、三世代目っていうか、歴史は繰り返すって感じがして、なかなかどうしてエモーショナルです。
ということで、ちーちゃんの甥っ子くんも、20代半ばになったら是非キャッチーなテキスト系ブログを始めてください(勝手)
きっと楽しいわよ。
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