みなさんキャッチーですか。ぬんです。









ボードゲームを評する際に、"シンプル"という言葉は、ポジティブな意味で使われることが多い気がします。

"シンプルなのに悩ましい"とか最高。

枝葉で誤魔化すのではなく、考えに考え抜いた幹1本で勝負する感じ、ぬんも嫌いじゃないぞ。





さて、2016年のスカウトアクション上位に、それはもうドが付く程シンプルなゲームが食い込みました。

なんで今まで誰も思いつかなかったんだろうこれってレベル。プレイ時間15分。でも切れ味抜群。






そのゲームの名は、




Blackrock Edition - Kingdomino - Le jeu - 3770000904406
Blackrock Edition
2~4人用
プレイ時間:15~30分

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『キングドミノ』
です。

デザイナーはブルーノ・カタラ。








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コンポーネントはこんな感じ。









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ドミノの如く、正方形が2つ連なったタイルが48枚入っています。

それぞれの正方形には、様々な地形と共に、ものによっては王冠が描かれていたり描かれていなかったり。









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タイルの裏面には、1~48までの番号が振られています。










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一方個人の持ち物。

正方形のスタートタイルと、組み立て式の城(可愛い)、あとは王様コマです。












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お城は、スタートタイルの上にちょんと乗せましょう。












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このお城を拠点に自分だけの王国を作っていくわけですが、この時点では四方断崖絶壁と考えると面白いですよね。ダイナミック籠城。













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さて、タイルを布袋にがさごそと入れ、プレイヤー人数分引きます。

版によっては、タイルを箱に入れておいてそこから引くものもあるらしいけど、布袋の方がスマートかな。


どうでもいいけど布袋(ぬのぶくろ)って書く度にこれ布袋(ほてい)とも読めるよねって思ってしまう。














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さて、引いたタイルは裏向けて番号順に並べ…










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それから表にします。













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基本的には番号が若いほど弱いタイル、番号が大きいほど美味しいタイルという作りになっているので、上から下に行くに連れてタイルが強くなっていくわけですな。













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で、スタートプレイヤーから順に、王様コマを好きなタイルの上に置きましょう。











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よしOK。













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さらに同じ枚数のタイルを布袋から引き、先ほどのタイル達の横に番号順で並べます。

これでセットアップ完了。














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手番は、番号の若いタイルに王様コマを置いている順に回ってきます。

弱いタイルを選ぶと、早く手番が回ってくるということですな。








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王様コマを持ち上げて、次の4枚のタイルのいずれかにGO。










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その後、自分が元いたタイルを手に取り、










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自分の王国に配置していきます。











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全員がこれを終えたら、新たなタイルを場に並べ、再び番号の若いタイルに王様コマを置いた順で手番を行っていきます。









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『キングドミノ』は、これをひたすら繰り返し、5マス×5マスの王国を作るゲームです。シンプル。

タイルを王国に配置する際には、スタートタイルに接するように置くか、すでに配置されているタイルとどちらかの地形が合うように置くかの二択。










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必ず5×5マスの枠に収める必要があり、はみ出るタイルや配置できないタイルは捨て札になります。










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得点計算もこれまたシンプル。

王国を地形ごとのエリアに区切り…











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王冠の数×面積をします。それの合計が点数。

上の図だと28点かな。













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本当なんでこれ今までなかったんだろうな。

システムも得点計算の方法もめちゃくちゃシンプルだ。インストも楽ちん。プレイも15分。










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でもね、これだけシンプルなものをこれだけコンパクトにまとめておきながら、

タイルのセレクトと配置、そのどちらもがちゃんと悩ましかったりだとか、

出来上がった王国がついつい写メを撮りたくなるほどきれいだったりだとか、


ボードゲーム特有のエクスタシーや多幸感から全然逃げていない
のがすごいです。



カタラは、シンプルな作りのものを少しわちゃっとさせてめっちゃ面白い、みたいなイメージのあるデザイナーだったのですが、この一本釣り感はかなりシビれました。






隙間時間でちょろっと遊べるので、オープン会にもあちこち持ち込んでみようかと思います。














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というわけで、『キングドミノ』のご紹介でした!

自分だけ5×5マスで作れないとめっちゃ悲しいです…