みなさんキャッチーですか。ぬんです。
今日はですね、こんな感じのゲームをご紹介しようと思うんですけども。
この手の縦に積めるタイプのコンポーネントって何て呼べばいいのかしら。
塔が高くなるに連れて、こっちのテンションも上がっていく感じが好きだ。
…ん?
ああ、そうだね。
確かに君たちも縦に積めるタイプだし、高くなるに連れてテンションも上がる。君たちの事も大好きだよ。
でも君たちなんか違うよね?うん、何か違う。ニュアンスが違う。
今回は帰ってくれないかな。うん。本当にごめんね。
…えーと、君はアレだよね。
ゲーム中に別に高さ変わらないよね?
うん、分かるよ。君は確かに縦にキャッチーなコンポーネントだ。でもなんかね、そういうんじゃないんだ。
今日のところは帰ってゆっくり休んでほしい。ごめんな。
君はよくエントリーしようと思ったな。
チープでキュートなコンポーネント部門とかで頑張ってくれよ。
タクシー代は出すから、今日は帰ってもう休火山するんだ(?)
…はい。
楽しすぎてやめどころも落としどころも見失ったところで、ブルクハルトの2016エッセン新作・『キルトキャッスル』です。
ボードの周りに置かれたカードを、時計回りに先の列へと動かす!
カードで指定されたプレイヤーは、カードの置かれた列に、自分の色の塔を1段建てる!
これを繰り返していくゲームです。シンプル。
塔の一番上に自分の塔コマを置いているプレイヤーが、その塔の持ち主。
他のプレイヤーの塔の上に自分の塔コマを建てたいときは、段数×1金を持ち主にお支払いしましょう。
列のカードの最後の1枚が動かされる度に決算。
ボードをひょいと上から見て、自分の色の塔が連なって建っている個数×1金がもらえます。連なりがいくつかある場合は、1つだけを選択。
紋章の描かれた塔があれば、紋章1つにつき追加で1金です。
写真の例だと、青は1金、白は2金、赤は3金、オレンジは4金ゲットかな。
誰かが手持ちの塔コマを全て置ききったらゲームセット。
もうひと決算(ただし連なりは関係なく、自分のすべての塔をカウント)あって、最も多くのお金を持っているプレイヤーの勝利です。
清く正しく皆でトップを叩くタイプのゲーム。
…に見えがちなんだけど、叩くためにも相手にお金を払わないといけないし、塔を建てる場所によっては叩かれづらかったりもするので、そこそこ安全な場所で、そこそこ好き勝手遊牧したプレイヤーが強いゲームな気もします。
所持金がブラインドなのがこれまた憎いぜ。
「俺が本当に戦うべき相手は…コイツなのだろうか…」と、最終的に主人公たちの味方になる悪役みたいな気分を味わうことができます。
"友情・努力・勝利"という三大原則にピンとくる方は、是非遊んでみてください。
というわけで『キルトキャッスル』のご紹介でした!
最近のメビウス便は当たりが多そうで羨ましいです。
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