みなさんキャッチーですか。ぬんです。
いや~~~買ってしもうたよ。
2016スカウトアクション1位タイの『ファーストクラス』です。
値札剥がしてから写真撮ればよかったね?
北九州ボードゲーム交流会で一度遊ばせてもらって、めちゃくちゃ楽しかった一作。
ゲーム概要は過去記事どうぞ。
オリエント急行で往く、最上級の60分間!『ファーストクラス』の話。
実は普段既プレイのゲームってあんまり買わない派で、先日の各店舗さんの再入荷祭りも「スルーでいいかなあ」って感じだったのですが…イエサブでたまたま実物を見かけてしまったのが運の尽き。まあ買っちゃうよねえ。
で、早速コンポーネントを整理しつつ、メビウスさんのきれいに製本されたルールブックに一通り目を通したわけですが…
ちょっと「ん???これやんごとなくない???」という記述に遭遇したので、今日はそれについてご紹介させてください。
そもそもの話をすると、『ファーストクラス』にはA~Eまで5つのモジュール(=追加ルール)があってですね。
その中から必ず2つのモジュールを組み合わせて遊ぶのですよ。
モジュールの組み合わせが全部で10通りあることになりますね。
写真左のXのカード束は、どのゲームでも必ず使う基本カード。
例えば初プレイ時に推奨されているモジュールAとモジュールBを導入するなら、Aのカード束とBのカード束を、Xのカード束に混ぜる感じです。
今日のお話は、これら5つのモジュールのうちモジュールCがヤバいっていう話です。
先に他の4つのモジュールを見てみましょうか。
モジュールA:任務。
カード上部の条件を達成していると、カード下部の特典がゲットできるタイプのシンプルなもの。
モジュールB:名士と手紙。
車両の価値を2倍にしてみたり、線路から得られるボーナスを2倍にしてみたりします。
モジュールD:旅客と荷物。
車両に乗客が乗りこんだり荷物が積まれたりして、コインや勝利点をもたらします。
モジュールE:切り替え機と技術者。
2つの車両編成の間に置いて、両方の編成から得点や特典をもたらします。
どのモジュールも、自分のボードをじっくり育てていく列車ゲーム・『ファーストクラス』を十二分に盛り上げてくれそうなつくりです。
さて、いよいよ問題のモジュールCですよ。
タイトルは、「犯人は誰?」。
なんとかの有名なオリエント急行殺人事件が起きるというモジュールです。
どうですかみなさん。もうヤバそうな感じがしませんか。
モジュールCだけ、追加のコンポーネントがあります。
まずはゲーム開始時、各プレイヤーはこの「犯人は誰?」カードを1枚引き、自分だけこっそり内容を確認します。
これを引いたプレイヤーが犯人。
2人、もしくは3人プレイの時は、犯人カードが引かれず、犯人がいない状態でゲームが進むパターンもあります。
そしてもう1つの追加のコンポーネント、証拠チップです。
裏には指紋が描いてあって、持っている指紋が多ければ多い程、自分が犯人だという疑いが強くなっていく感じ。
要するに証拠チップはできるだけ取りたくないもの、ということになります。
ただし、証拠チップの中には勝利点をくれたり、他の証拠チップを破棄できるものが少数あったりします。
モジュールCで使うカードには、取ると他のプレイヤー全員に証拠チップを配るけどできるアクションは弱いものや、
取ると自分が証拠チップを受け取らなければならないけれどアクションが強いものなんかがあります。
さて、ゲーム終了時、まずは犯人が犯人カードをオープン。証拠チップを2枚受け取ります。
その後、各プレイヤーの指紋をカウント。
最も指紋の数が多いプレイヤーは、犯人として告発され、なんとゲームから脱落します♨
さらに、犯人カードを引いていたにも関わらず、犯人として告発されずに逃げおおせたプレイヤーは、20勝利点をゲットします。
モジュールCだけ方向性が違うっていうかもう別ゲー感がすごい。
でもめちゃくちゃ面白そう!ワクワクするやんね!ちょっと悪い意味で!
2回目のプレイはモジュールAとモジュールCの組み合わせがオススメらしいので、是非試してみたいです。
というわけで、『ファーストクラス』モジュールC:「犯人は誰?」のお話でした!
買ったからにはモジュールの全組み合わせ10通り遊び倒したいぞ!
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