みなさんキャッチーですか。ぬんです。












最近は、話題になったゲームや賞を取ったゲームであれば、割と時間を空けずに日本語版の製作やら和訳付きの流通やらが発表されて、だいぶユーザーフレンドリーな感じですね。

反対に、新作を個人輸入するのはちょっと怖くなっちゃったなあ。




さて今日は、和訳付きが流通し始めた、こんなゲームのご紹介だ!












IMG_2102

『ドクムス』です。

箱絵のおいちゃんの首の角度が気になる。














IMG_2103
ゲームは非常にシンプルで、こんな感じの自分のコマを












IMG_2105
こんな感じのマップタイルに置いていきます。









IMG_2112
自分のターンには、コマを必ず3個ちょうど使わなければなりません。

初期配置で置いたコマから、数珠つなぎでメインボードに置いていくのが基本…

ですが、コマを追加で1個消費しないと置けない地形もあります。






これを8ラウンド繰り返し、全員が(初期配置の1個を除き)24個のコマを配置し終わったらゲーム終了。あっという間だ。














BlogPaint
点数になるのは、発見した(=自分のコマが隣接している)寺院

小寺院(赤)が2点、大寺院(黄)が3点です。

他にも、遺跡と呼ばれる施設は、隣接ではダメで、自分のコマで踏んでいると1点になります。











IMG_2124
さらに、マップタイルは見ての通り8枚並んでいるのですが…

1枚のマップタイルで全寺院を発見したら8点がもらえたり、1つ以上の寺院を発見したマップタイルの枚数に応じて最大27点がもらえたりします。












IMG_2125
さらにさらに!

先程コマを追加で1つ消費しないと置けない地形もある、みたいな話をしましたが…

ゲーム中に追加で消費したコマの数の多寡でこれまた点数があります。


点数計算に無駄がない感じがすごくいいなあ。














そしてここで!『ドクムス』のキャッチーポイント!





よーくご覧くださいね。










IMG_2105
ゲーム開始時の盤面がこう。














IMG_2113
そしてゲームの途中がこれ……ん?













IMG_2118
…あれ?
















IMG_2119
そう、このゲーム、マップタイルがカシャコンカシャコンとスライドするのですよ!楽しい!
















IMG_2110
えっと、ラウンドの開始時に、5枚の"ガーディアンタイル"をドラフトします

『操り人形』よろしく、ガーディアンによって効果と手番順が決まってる感じ。













IMG_2116
ガーディアンの効果は、自分の手番中の任意のタイミングで使うことができます。

マップタイルをスライドさせてみたり、自分のコマを1歩移動させてみたり、はたまたマップタイルを90度回転させてみたり。















IMG_2123
これによって何が起こるって、「よっしゃあそこにこう置いてあの寺院を発見やな」と言う計画が、先手番のプレイヤーによって台無しにされうるんですよね。

その辺も含めてマネジメントしていくのが、どのガーディアンを取るのかを考えるのが、いい感じに難し面白いです。














IMG_2124
地形の種類にしても、ガーディアンの効果にしても、得点計算にしても、とにかくルールに無駄がないなあと感じます。美しいぜ。

『キングドミノ』といい、このシンプルな美しさで勝負する感じは、胸を打つものがある。


















IMG_2126
というわけで、『ドクムス』のご紹介でした!

広く遊ばれるゲームになるといいわね。