みなさんキャッチーですか。ぬんです。













オリコン界隈(オリヌンじゃないよ)に"featuring(フィーチャリング)"という単語が定着したのっていつ頃なのかしら。


なんか00年代に入ってからよく見るようになったイメージなのだけれど、単に私が音楽を聴くようになったのがその頃だったからかも知れません。
 








さて今回は、"ボードゲーム界のコラボマスター"ことクラマー feat. キースリングの、こんなナンバーをお届けだ。












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『ジャワ』です。なんちゅう顔してんだ。










ティカル
RIO GRANDE GAMES / ABACUS


Mexica Board Game
Wolfgang Kramer
Rio Grande Games
2002-06-13


クラマー feat. キースリングの怖い顔3部作というのがありまして、その3作目が『ジャワ』です。

追記(2017.03.26)
2作目でした…通りすがり様ご指摘ありがとうございました。訂正いたします。









 

ちなみに『ジャワ』は、3部作の中で唯一怖くない顔にリメイクされていないというちょっと不憫な子でもあります。


こうなると、あの怖い顔も「俺もリメイクしてくれ~~」と言ってるように見えますね。見えませんね。















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さてさて、ゲームはいつものクラマー feat. キースリングっぽく、アクションポイント制、立体的な盤面、高いところにいるプレイヤーがエリアを支配みたいな感じです。

テーマはジャワ島の発展かな。














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ヘクスが1~3つ連なったタイルを配置しつつ、できた村へと自分のコマをゴーシュート。

自分が村で最も高い位置にいる時に宮殿を建てると、村の広さ(マス数)の半分の点数がもらえます。

回り6マスがすべて埋まった時に、隣接している村の支配者に恩恵をもたらす水タイルなんかも上手く使おう。

















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あと、もう1つクラマー feat. キースリングの得意なパターンとして、基本的にはアブストラクトみ溢れる感じでガッチガチに作って、それをちょいと崩す感じで運要素を入れる、というのがあるのですが…

今回の運要素として、なんと村でお祭りが開催できちゃいます。みんな踊れ~~!!

















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お祭りで使うカードの引きが、唯一の運要素って寸法ですばい。

お祭りで勝つと、お祭りを開いた村の広さに応じて勝利点がもらえるぞ。

















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ヘクスが3つ連なったタイルが尽きたらゲーム終了トリガーが引かれるぞ。


ここから最後の手番を実行→自分の分だけ最終得点計算、をプレイヤー毎に繰り返します。

最終得点計算では、自分が最高位を取っている村の広さ分の点数をゲット。2位だと広さの半分の点数がもらえたかな。



勝利点の合計が最も高いプレイヤーの勝利です。



















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3月の北九州ボードゲーム交流会において、FANGさん、ノトラさん、ちゃんこまと遊びました。
















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序盤は、何をしていいか分からないながらも、皆手探りで動いていました。

お祭りを開くのが楽しくて、「ジャワフェス」だの「ソロリサイタル」だの言いながらキャッキャしてた。















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「これ…邪魔し合うゲームなんじゃね…?」と気づいたのは中盤に差し掛かってから。

村を上から塗りつぶす緑色の1マスタイルを使いながら、キャッキャ言いつつもグーで殴り合いを始めます。


私は大き目の村の支配を2つぼんやりとキープしつつ、バチバチやっているところはなんとなく避けて、新たな村を開拓したり、水タイルを置いてみたりしてました。
















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この放牧作戦が結果的に上手くいったようで、最終得点計算までにつけていた点差を守りきるような形でゲーム終了!

無事1位となりました~~

















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殴り殴られるゲームではあるのですが、盤面の美しさと、どことなくほのぼのとした雰囲気、そしてお祭りの楽しさがそれを中和して、全然嫌な感じのないプレイ感でした。『ティカル』より好きかも。


実は3部作『メキシカ』だけ未プレイなので、機会があればどこかで遊びたいです。

















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というわけで『ジャワ』のご紹介でした!

実際のジャワ島もこんなに高低差激しい感じなのかしら…