みなさんキャッチーですか。ぬんです。
















みなさんはレディーファーストどうですかレディーファースト



英国紳士的なイメージはありますが、ピンと来るようであまりピンときませんし、とりあえず本格的なやつ見てみましょうかWikipediaで。


紳士が連れの淑女をエスコートする際のマナーとしてのレディーファーストは、下記のとおりである。

1.道路を男女で連れ立って歩く際は車道側を男性が歩き、
  女性を事故や引ったくりから守る。
2.エレベーターでは扉を押さえて女性を先に乗せる。
  降りる際も扉が閉まらないように気をつけて女性を先に通す。
3.扉は男性が開け、後に続く女性が通りきるまで手で押さえて待つ。
4.高級レストランで案内が付くときは、
  女性を先に通して男性が後ろを歩く。
  ただし、案内などが付かないレストランでは男性が先に立って席を探す。
5.ロングドレスの女性は座ってから椅子を引きにくいことがあるので、
  座りやすいよう男性が椅子を引き、女性が座りやすいように椅子を戻す。
6.女性が中座する際、男性は一緒に立ち上がる。
  席に戻る際にも同様に立ち上がり、座るのを待つ。
  格の高い女性が立ち上がる際は、その場の男性全員が立つ。
7.レジでの勘定は、どちらの負担であるかにかかわりなく男性が行う。
  ただし女性から招待を受けている場合は別である。
8.自動車などの乗降の際において、
  特に女性がロングドレスにハイヒールという装いならば、
  運転する男性が助手席に回ってドアを開閉する。


自然な感じで日常生活に取り入れるには、なかなかレベルが高そうですね。6番とかちょっと絵的に面白くない?
 


でもまあ、こんな感じの肩肘張ったやつじゃなくとも、ちょっとの気遣いで女の子に「あら」と思ってもらえるなら、 私もウィンあなたもウィンでいい感じなんじゃないですかね。

小さなレディーファーストの積み重ね
、これですよ紳士諸君。

来年あたり恋愛ハウツー本出します。







 






さて今日は、口説き口説かれる紳士と淑女の姿を描いた、こんなゲームのご紹介だ!

 






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その名もズバリ、『レディーファースト』です。


ゲームマーケット2017春
にて、米光と優秀なゲームデザイナーズさんブースで購入。

新作ではなく、2016秋から頒布されているタイトルです。














このゲーム、1人が口説こうとする男性を、もう1人がそれをあしらおうとする女性を演じる、2人用ゲームです。

この時点でもう面白そう。







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女性側が赤いカードの束を、男性側が青いカードの束を持つぞ。














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各カードには、左上にどーんと1~12までの数字が書かれており、下になんかまた数字がごちゃごちゃ書いてあります。










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そして、右上に妙にトレンディなセリフが書いてあります。嫌な予感がしますね。











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左上の数字と右上のセリフはテンションが連動しており、小さな数字のもの程つまらなさそうなCOOLなセリフ、大きな数字のもの程イケイケでHOTなセリフが書かれています。


テーマからなんとなく想像がつくと思うのですが、男性側は数字を大きくHOTな感じに持っていこうとして、女性側は数字を小さくCOOLな感じに持っていこうとするぞ。














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お互いの山札をよくシャッフルして、相手に返したら準備完了。

男性側が「レディーファースト」と言って、女性側のターンからゲームが始まります。





 






手番では、以下の2つのうち、どちらかを必ず行わなければなりません。



①山札からカードを1枚引いて手札に加える
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②手札からカードを1枚場にプレイする

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どちらかをやったら手番が終わり。






初期手札はないので、最初のターンは女性側・男性側共に1枚引いてターン終了ですね。


で、問題はカードをプレイする時。










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カードは、すでに場に出ているカードの上に重ねてプレイします。

この時、カードに書かれている「愛の言葉」を言いながらプレイしなければなりません。 まあなんとなくそんな気はしてたよ。











さて、出すことのできるカードには条件がありまして…






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現在場に出ているカードの下の方にごちゃごちゃと書いてある数字たち!これです。


男性側は、今場に出ているカードの数字よりも小さい数字もしくは1大きい数字、

女性側は、今場に出ているカードの数字よりも大きい数字もしくは1小さい数字、

のみをプレイすることができます。







手札の上限は5枚。

ターン開始時にカードを5枚持っている場合は、必ず手札からカードを1枚プレイしなきゃだぞ。

 











…という状況を踏まえた上で、



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男性側の勝利条件は、女性側に最もHOTなカードである12のカード(「わかったわあなたの勝ちよ」 )を出させること
です。

それ以外のゲームが続行不可能になるパターンについては、すべて女性側の勝利
になります。

 



男性側がカードを出せなくなる=口説くのに失敗

女性側がカードを出せなくなる=男性側がぐいぐい行きすぎ


みたいな感じのようです。世知辛え。







 






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見てくれは完全にネタゲーなのですが、いざ遊んでみるとこれがなかなか良いゲームでちょっと悔しい。



上述の通り、

男性側は、今場に出ているカードの数字よりも小さい数字もしくは1大きい数字、

女性側は、今場に出ているカードの数字よりも大きい数字もしくは1小さい数字、

のみをプレイすることができるので、何も考えずにプレイしてると、男性側はどんどん場の数字を下げちゃうし、女性側は場の数字を上げちゃうわけですが、実際にやりたいことは真逆なわけで。




相手が何を持っているのかをよ~~~く考えながら、 そして、男性側はうっかりゲームが終わっちゃわないように適度な攻め具合を保ちながら、結構重たい一手一手を打っていくゲームです。




それでいて、1プレイ3分かそこらで終わっちゃうので、「もう1回!」がすごく言いやすいデザインなのがキャッチー!

初プレイ時は、2人で結局10回近く遊んだんじゃないかな。















正直、悩ましすぎて「愛の言葉」どころの騒ぎじゃないのですが、だからこそ、「愛の言葉」は、相手の目を見て、照れずに、感情を込めて言うべきかなって感じだ。


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男性側「君のこと、もっと知りたいんだ(4のカードを出しながら)」

女性側「あら、それで口説いてるつもり?(3のカードを出しながら)」





なんかこう、めっちゃ高度なオトナのアソビを楽しんでる2人組みたいな感じになってすごくいいぞ。

映画のワンシーンみたいな、こう、ほら、あるじゃない(頭悪い)
















そしてこの『レディーファースト』、ゲーム内容と同じぐらいツボなのが、同梱のコンポーネントに仕込まれた小ネタ達よ!!







 



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例えばこれ!「お願い夕食おごるからもう1回」カード!

男性側が負けたときに、もう1戦お願いしますって感じで出すカードなのですが、口説くのに失敗してゲームオーバーになってるのに、夕食をおごるという理由でまたデートができちゃうというかなり計算高い一品です。


 














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また、ルールブックの裏面には、実際のゲームの流れを、男女の会話でドラマ仕立てに再現したものが掲載されています。


「レディーファーストやろう」 


「え?」


「これ。カードの遊び」


「ゲーム?」


「そう。簡単、3分で勝負がつく。」 



なんでこう、全部が全部いちいちトレンディなんだw 最高!
















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極めつけは、もはやゲームには全く関係ないミニブック
 

デザイナーズノートの他、インスト時のコツや、ボツになった愛の言葉たちまで掲載されています。










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「天界が大騒ぎだよ、君という天使がいなくなって」 














・・・










甘ああああああああああああああい!!!




これはもう紳士も淑女もマストバイですね。
















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というわけで、『レディーファースト』のご紹介でした!


『深夜徘徊』とかもそうなのだけれども、いわゆる大喜利系ではなくて、用意されたセリフを読む感じのやつ、独特の小っ恥ずかしさがあって大好きだw

ミニブックによると、3人以上で遊べるレディーファースト第2弾『シェアハウスラブ(仮)』も構想中とのことで、いいぞもっとやれって感じです。