みなさんキャッチーですか。ぬんです。

















前置きなんか要らねえぜ2017梅雨!

『キングドミノ』
『マジックメイズ』と並んでドイツ年間ゲーム大賞(SdJ)にノミネートされるや否や、日本中のボードゲーマー達の注目を掻っ攫ったその勢いはまさにゲリラ豪雨!

果たして、SdJ受賞という"喜びの雨"を降らせることはできるのか!

今夜はこいつをご紹介だ!ババン!








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『エルドラド』!


くにちー作の、デッキ構築+レースゲームです!













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アンデスの奥地に眠るとされる、伝説の黄金郷・エルドラド

金・銀・財宝・大判・小判がざっくざくですよ。











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プレイヤーは探検隊のリーダーになって、誰よりも早く、コース最奥のエルドラドに到達することを目指します。













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で、自分が率いる探検チームを表しているのが、このデッキという寸法だ。











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探検隊の初期メンバーは、船員(青)1名、研究員(緑)3名、旅行家(黄)4名の合計8名。













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ドキュメンタリー番組なんかで紹介されるプロの旅行家の方って、野を越え山を越え、どこででもサバイブしちゃいそうな印象があるのですが、この旅行家(黄)はなんか「趣味:旅行」な感じがすごくするぞ。





というわけで、メンバーの半数が旅行気分のまま、伝説の地を目指すアドベンチャーがスタートだ。

















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手番には、手札の4枚のカードを使って、以下の2つのアクションを順に行うことができます。








①移動

なんてったってレースゲームですから。ゴリゴリ進んでいきましょう。








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カードの色と、ボードのマスの色、よくよく見てみると対応してるんですねこれ。













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緑のカードを1枚プレイして、













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緑のマスを1マス進みます。シンプルだ。














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1ターンに何枚でも使ってOKだぞ。

緑→青→黄→黄で一気にここまで来れちゃう。













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むむ、同じ緑のマスでも、シンボルが2つ描かれた緑のマスが現れました。










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じゃあ手札から緑のカードを2枚使って、ここに進む…ということはなんとできません











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マスに描かれたシンボルの数、これをマスの持つパワーと呼びます。

パワーの高いマスは、いわば通るのが難しい道だと思ってくださいな。











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一方で、カードも実はパワーを持ってるんですね。












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探検隊初期メンバーにはパワー1のカードしか含まれていませんが、後々、ハイパワーなカード達や、色を選べるカード達なんかも使えるようになります。

パワーの高いカードは、まあ言ってみれば手練れみたいなもんですよ。










さて、ここでイメージしてみて欲しいのですが。







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通るのが非常に難しいとされる登山道
があります。もう崖とか超迫り立ってんの。

初心者1人だと、もちろん通ることができません。










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1人が無理なら、初心者3人集まれば通れるね!…ってことはないじゃないですか多分。











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やっぱり難しい道は手練れに任せるのが1番なわけですよ。


というわけで、パワーの高いマスを通りたければ、パワーの強いカードを使ってねというお話です。












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反対に、手練れは初心者向けの登山道なんてお茶の子さいさいなわけで、パワーの高いカードは、パワーの許す限り好きなだけ道を移動できますよ。

パワー3のカードでここまで行けちゃう。













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他にも、指定された枚数のカードを手札から捨てないと入れないマスやら、指定された枚数のカードを手札から捨てる…のではなくゲームから取り除く必要があるマスやらがあります。

後者は要するに圧縮ができるってやつだ。














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また、最初にそこを通りたい人だけが壊さなきゃいけないバリケード的なやつもあるぞ。

1人が壊すと他のプレイヤーもそこを通れるようになっちゃうのですが、バリケードをたくさん壊していると、ゲーム終了時のタイブレーク判定で有利になります。


追記(2017.06.26.):
バリケードタイルは、地形タイルと地形タイルの間を埋めるように置くのではなく、地形タイルと地形タイルを引っ付けて、その上に乗せるのが正しいようです…












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さらにさらに、他のリーダー駒の置かれているマスには入ることができません。


ジャマ!!!ってなります。













②カード1枚の購入


移動に使わなかった残りの手札のカードで、新たなメンバーを探検隊に雇い入れたり、便利なアイテムを調達したりできます。





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使えるお金!コインシンボルの描かれているカードはパワー×1コイン!その他のカードはすべて1枚0.5コイン!









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買えるカード!全18種類!(ただしゲーム開始時は6種類のみ!)










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カードの購入金額!カードの下の方に書いてある!











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買える枚数!1ターンに1枚!


みたいな。










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購入したカードは手札に入る…のではなく、捨て札置き場に置かれます。









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山札が尽きたら、捨て札置き場をリシャッフルして新たな山札を作る。









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これで、買ったカードが引ける/使えるようになったね、という寸法。
















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カードには、先ほどうっすら紹介したハイパワーシリーズや、色を選べるシリーズなんかの他に、テキストが書かれていて、移動時orカード購入時にプレイできるタイプのアクションカードもあるぞい。




アクションカードのテキストはそんなに難しいものはなくて、

・カードを2枚引く。
・カードを3枚引く。
・好きなカードを1枚無料で獲得する。
・カードを1枚引いて、手札のカードを1枚ゲームから除外する。
・カードを2枚引いて、手札のカードを2枚ゲームから除外する。
・コストを払わずに駒を1マス進める。


の6種類かな。アイコンですんなりすっきりなレベルだ。














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ただし、このマークがついているハイパワーカードやアクションカードは、使用後捨て札にはいかず、ゲームから除外されます。

1回しか使えないプロペラ機とか怖くて乗れない…










①移動と②カードの購入を終えたら、







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プレイしたすべてのカードを捨て札置き場に置いて、









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残った手札は全て捨てるか全て残すかを選んで、


追記(2017.06.26.):
残った手札は、1枚1枚捨てるか残すかを選べるとのことです…訂正します。










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手札が4枚になるように、デッキからカードを補充します。

これで手番がおしまい。














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誰かがエルドラドに接する3マスのいずれかに到達したら、ゲームの終了トリガーがカチャリ。

スタPの右隣のプレイヤーまでプレイして、全員が同じ回数手番をやったらゲーム終了!














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エルドラドに到達したプレイヤーが1人ならそのプレイヤーの勝利。

2人以上いる場合は、先述の突破したバリケードの枚数→突破したバリケードの難易度でタイブレークです。














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これね~~~~~超ワクワクするの。

可変ボードも、アドベンチャーしてる感も、序盤にお買いものして終盤一気に爆発する感じもすごく好き。


こういう分かりやすくボードゲームボードゲームした感じのボードゲームって、実は最近SdJ取ってない気がするので、『エルドラド』が取ってくれたら素敵ねと個人的には思ってます。














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あとは、つくりが興味深い感じもキャッチーだ。

多分デッキ構築って、複雑なテキストのカードを作って、コンボとかキメたくなりがちなわけですよ。

最高の一手番をできるだけ多く演出するために、サプライのカードの組み合わせを考えて購入するのだ。






ところがどっこい『エルドラド』ですよ。


テキストのあるカードはたった6種類!

買えるカードは毎ゲーム18種類で固定!

シナジーを活かした派手なコンボも無し!




「何それすぐ飽きちゃうじゃん」と思ったそこの君、違うんだよ。

『エルドラド』の主役はカードではないのだ。






そう、『エルドラド』にリプレイ性をもたらしてくれるのは!


カード1枚1枚の強さを、意味を決めるのは!



無限の組み合わせがあるコース!これなのですよ!














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付属のシートに難易度別推奨コースが紹介されている他、最終的には自分たちで好きにコースを組み立ててOKみたいな仕様。

初プレイ時推奨コースは、なるほどワイワイしつつも最後はアツい、みたいなレース展開だったのですが、中級コースともなってくると序盤からめちゃくちゃ辛くて終盤はみんなロケットのように速い。




エルドラドへと向かう道は1つじゃないのですよ!

すべての道はエルドラドへ通じているのですよ!

そしてそれぞれの道には、全く異なるドラマが待ち受けているのですよ!!!














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なんかね~~もうすっかりノックアウトされてしまったのだよ。

初プレイを推奨コースで遊んだあとは、どうか2回目を、違うコースで遊んでみてください。

そこまでが『エルドラド』であり、そこからが『エルドラド』なんです。

先程まで役に立たなかったカードが、或いはバリバリ活躍してくれていたカードが、きっと違った表情を見せてくれるはずです。
















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というわけで、『エルドラド』のご紹介でした!

大賞発表は7月17日!楽しみです!