みなさんキャッチーですか。ぬんです。

















このブログでも何度か取り上げたことがあるのですが、『タイムストーリーズ』がリリースされた2015年以降、リアル脱出ゲーム謎解きの流れを汲んだボードゲームが増えてきています。

なんかいきなり真面目なボードゲームブログみたいな書き出しじゃないです?







あと、そっから派生して、ってわけでもないんでしょうけれども、推理的な要素を含むやつも、最近ポツポツリリースされている印象。

「内容ないしストーリーに関するネタバレが禁止」っていう部分で共通してるわね。











私は、リアル脱出や謎解きに関しては「友人に誘われればホイホイついて行く」ぐらいの熱量ですし、推理に関しても「ミステリめっちゃ読みまーす!」って感じでは全くないのですが…


でも、この手のボードゲームを大学時代の友人たちと遊ぶのがすごく好きで、見かけるとつい買っちゃいます。

いつも付き合ってくれてありがとうな。







で、楽しく遊んだからには記録に残しておきたいわけですが、こういうゲーム達って、しっかりと記録に残すのがなかなか難しい。

ブログで個別に記事を書いても、ネタバレができないから、ふんわりしたものになりがちですし。






じゃあ、ふんわりしてるならふんわりしてるなりに、数並べて比較でもすればちょっとは参考になるんじゃなかろうか!

ってことで、遊んだ数も徐々に増えてきたので、2016年末から遊んできたそれっぽいタイトルについて、一通りまとめておこうと思います。






読まれることをしっかり意識した記事って言うよりは、自分のためのメモ寄りな記事にできたらなと思うよ。

興味のある方は是非お付き合いくださいな。















◆T.I.M.E Stories(2015)



T.I.M.E ストーリーズ 日本語版
ホビージャパン
2017-03-18
2~4人用
90~240分


全ての元凶。タイムリープを繰り返しながら、手がかりをアレしたり情報をアレしたりする協力型。


謎解き主体ではあるのだけれど、どちらかと言えば「ボードゲームの枠組みの中でストーリーを楽しませること」に重きを置いている感じがするかも。今思えば。

いわゆる「お持ち帰り謎」的なものを期待して遊んじゃうと、「ん~~~」ってなっちゃったりするのかな。ルールもちょっとゴチャついてます。


平日夜に遊び始めちゃって、時間が足りずに途中終了。2日後にメンバー再結集して、無事に完走しました。

夢中で遊んだな~~なんだかんだで衝撃的だったし、印象深いです。













◆T.I.M.E Stories: The Marcy Case(2015)



2~4人用
90~240分


拡張シナリオその1。独立した1つのエピソードになってますが、遊ぶためには基本シナリオが必要です。

基本シナリオをクリアした日に、そのまま勢いで遊びました。


シナリオによって、世界観が全く異なるのも『タイムストーリーズ』シリーズの魅力。

ストーリーはこれが一番好きです。すごく好き。













◆T.I.M.E Stories: A Prophecy of Dragons (2016)

2~4人用
90~240分





拡張シナリオその2。ここまで日本語版発売済み。

エピソードはシナリオ毎に1個1個独立しているのだけれど、特別な事情がない限り、基本シナリオ→拡張1→拡張2と順番に遊ぶことをオススメするぞ。


続きのシナリオも日本語版楽しみです。












◆EXIT: The Game – The Pharaoh's Tomb(2016)


リアル脱出ゲームをボードゲームに!みたいなシリーズ。

いずれか単体が…って感じじゃなくて、シリーズ全体が2017年KdJ受賞。



シリーズの特徴としては、

①ストーリーみが薄め。毎回どっかしらの何かしらに閉じ込められました、ぐらいの感じ。

②パズル寄りの謎を解かせることに重きを置いているのだけれど、難易度がなんか不思議な方向に高め。

一度遊ぶと(ネタバレ云々じゃなくて物理的に)二度と遊べない。人に貸せない。一箱で一回しか遊べない。

④解答番号を入力するための不思議なディスクが毎回登場する。(詳細は過去記事

…って感じでしょうか。いわゆる「お持ち帰り謎」に近いのかな。



このシリーズはなんだろう。遊ぶとすごく疲れる(直球)



9月から3ヶ月連続で日本語版来ますね。

9月リリースの『荒れはてた小屋』は、未プレイで評価高め?みたいなので、手を着けてみようと思います。

1~6人用
プレイ時間:45~90分












Watson & Holmes
(2015)

2~7人用
プレイ時間:45~75分





ワトホー。間違っても「ワト」と「ホー」の間に「×」とか置いてはいけない。


推理モノなのですが、なんと協力型ではなく対戦型。最も早く真相にたどり着いたプレイヤーが勝ちという。


複数枚の場所カードが並べられ、どこに調査に行くかをターンベースで選択。

キャラクター固有能力とか、相手を妨害する要素なんかもあって、普通にボードゲームなシステムが組まれています。

で、調査に行った場所カードに書かれたヒントをカリカリとメモしながら、真相を推理していくと。



ヒントは「こいつが犯人で~~す!」「凶器はこれで~~す!」みたいな感じでは書かれていなくて、複数のヒントを組み合わせながら、ちゃんと文系的に推理・推測していかなきゃいけない感じだ。

映像を頭の中で思い浮かべるといい、かも。


メモを取るのが楽しくて好き!全11話入ってて、たっぷり遊べるのもうれしいね。












◆Unlock!
(2017)



2~6人用
プレイ時間:60分


リアル脱出・謎解き系のボードゲームでは『アンロック』が最高
、って結論になってしまうかも知れないです。

スッキリとしたシステム。程よい難易度と制限時間。中箱にエピソード3つ入りというお買い得感。

そして、FLASHの脱出ゲームを解いているかのような、ワクワクする感じがたまりません。


2エピソード目の「ネズミとソーセージ」がすごく好きでした。「グーズ博士の島」もよさ。

拡張も日本語版楽しみに待っているぞ!











Deckscape: Test Time(2017)


これも新しめの脱出/謎解きもの。

アミーゴサイズの小箱に、両面刷りのカードが60枚だけ入っているシンプルな構成がかわいい。


1時間前後で解き終わる難易度と物量で心地よいぞ!ゴチャついてなくていい感じだ。

『アンロック』好きならこれも楽しく遊べそうな気がします。


小箱だから手が出しやすいのもいいね~~シリーズどんどん出ないかな~~











◆3 Secrets(2017)



推理物…という枠でくくってみますが、すごくふんわりした『ブラックストーリーズ』、みたいな感じです。水平思考パズル。


カードの表面には、人物のイラストと、色付けされた3つの要素が描かれています。

この人物には、色付けされた3つの要素に纏わる3つの秘密があって、それがカードの裏面に書かれていますよと。プレイヤーの1人が工作員役となり、秘密を見ます。

で、他のプレイヤーは、工作員にYES/NOで答えられる質問をしながらあれやこれやと類推し、5分間に1つずつ、秘密を言い当てていかなくてはなりません。


面白いのが、工作員も味方である点。

秘密を言い当ててもらうために、残っている制限時間の半分を使って、秘密にまつわるヒントを出すことができます。


また、秘密が本当にふんわりしてて面白いです。

大体犯罪絡みなんですけど、『ブラックストーリーズ』のような状況説明がなされないため、取っかかりの引っかかりがないというか、本当に手探りで始めなきゃいけないんですよ。

そんなの無理ゲーじゃん、って感じなのですが、意外と辿りつけちゃう。不思議なプレイ感。


物事を真相をどうこう、じゃなくて、「目の前にいるこの人物に3つの秘密がある」っていうシチュエーションがいいのよね。多分。なんか楽しいもん。下世話。ふふ。












◆EXIT: The Game – The Forbidden Castle(2017)



EXITシリーズ今年リリースの新作。今度の舞台は古城。

ファラオの墳墓以上に辛かった…

楽しいんだけど、難しいというか、なんかドロっとしてるのよねえ…













◆EXIT: The Game – The Forgotten Island(2017)


これは好きだ!楽しい!ある程度テンポよく解けるのがいいのかも。

EXITシリーズは、評判いいものだけ拾って遊べればいいかなあという気もしてます…
















というわけで、2016年12月~2017年8月にかけて遊んだものを並べてみました。

気が向いたらまたまとめたりなんだりするかも。ここに追記していくのもありか。




これからも気になったものはポコポコ買っていくので、友人各位はお付き合いよろしくね。