『コンテナ』です。
2007年の発売以降、多くの人々に愛されてきたヘビーゲーム。
発売10周年となる今年に記念版がリリース。年明け2月には、HJ社さん取扱いで日本国内にも流通する予定になっています。
コンテナを生産したり運搬したりして財を成し、ゲーム終了時に最も多くのお金を持っていたプレイヤーの勝利!的なゲームです。
ごちゃごちゃと説明していく前に、まずはこちらを見ていただきたい!
はいどん!テーブル中央に陣取る島!
島はよく見ると、それぞれのプレイヤーカラーで区切られているぞ。こっからここまで俺の領地~~!!
そこに、ニンジンっぽいのやカレー粉っぽいの、コンソメっぽいの等、色とりどりのコンテナが運ばれてきていますね。
ゲーム中に手に入るお金に加えて、ゲーム終了時、自分の領地へと運ぶことができたコンテナを換金し、その合計金額で勝敗が決まります。
ただし、どの色のコンテナがいくらで売れるかは、プレイヤーによって異なります。自分の換金レートは、もちろん自分しか知りません。
さらに、自分の領地内にあるコンテナのうち、最も個数の多い色のコンテナは、換金することができずにすべて廃棄されます。
どうですか皆さん。ちょっときな臭くなってきましたね。
2007年の発売以降、多くの人々に愛されてきたヘビーゲーム。
発売10周年となる今年に記念版がリリース。年明け2月には、HJ社さん取扱いで日本国内にも流通する予定になっています。
コンテナを生産したり運搬したりして財を成し、ゲーム終了時に最も多くのお金を持っていたプレイヤーの勝利!的なゲームです。
ごちゃごちゃと説明していく前に、まずはこちらを見ていただきたい!
はいどん!テーブル中央に陣取る島!
島はよく見ると、それぞれのプレイヤーカラーで区切られているぞ。こっからここまで俺の領地~~!!
そこに、ニンジンっぽいのやカレー粉っぽいの、コンソメっぽいの等、色とりどりのコンテナが運ばれてきていますね。
ゲーム中に手に入るお金に加えて、ゲーム終了時、自分の領地へと運ぶことができたコンテナを換金し、その合計金額で勝敗が決まります。
ただし、どの色のコンテナがいくらで売れるかは、プレイヤーによって異なります。自分の換金レートは、もちろん自分しか知りません。
さらに、自分の領地内にあるコンテナのうち、最も個数の多い色のコンテナは、換金することができずにすべて廃棄されます。
どうですか皆さん。ちょっときな臭くなってきましたね。
①工場で生産したコンテナを、②港の倉庫へ。③そっから船に乗せて、④島へ。
大満足の4ステップだ!
大満足の4ステップだ!
この、工場や倉庫を建てたりだとか、コンテナを生産したりだとか、工場→倉庫、倉庫→船、船→島へと輸送したりだとか、それぞれにアクションポイントが割り当てられています。
自分のターンには、好きな組み合わせで2アクションポイントを使って、コツコツとコンテナを運んでいくことになるのですが…
自分のターンには、好きな組み合わせで2アクションポイントを使って、コツコツとコンテナを運んでいくことになるのですが…
ここで『コンテナ』の最大のキャッチーポイントをご紹介だ。
自社工場でコンテナの製造に成功したぞ!!
よっしゃ、早速作ったコンテナを港の自社倉庫へと運ぼうかね~~!!→できません。
よっしゃ、早速作ったコンテナを港の自社倉庫へと運ぼうかね~~!!→できません。
工場で製造したコンテナは、何故か自社の工場の前に、値段を付けて並べて置いておきます。露店かな?
自社倉庫へとコンテナを運び込みたければ、他のプレイヤーの工場の前に並べられているコンテナを買い付けなければなりません。
そのプレイヤーにお金を払って自社倉庫へ。
自社倉庫にコンテナがやってきたぞ!!
よっしゃ、早速自分の船へと積み込もうかね~~!!→できません。
自社倉庫へとやってきたコンテナは、これまた自社の倉庫の前に、値段を付けて並べて置いておきます。露店…
自分の船へとコンテナを運び込みたければ、他のプレイヤーの倉庫前へと自分の船を乗り付け、そこに並べられているコンテナを買わなければいけません。
そのプレイヤーへとお金を払って自分の船へ。
自分の船にコンテナを載せたぞ!!
よっしゃ、早速自分の領地へと運ぶかね~~!!→できません。
いやまあできるし、実際するんだけどさ。
コンテナを積み込んだ船がテーブル中央の島へと着くと、自分以外のメンバーで、運び込まれたコンテナを誰の領地に置くかを賭けた握り競りが始まります。なんでやねん。
運び込まれたコンテナはすべて、最も高い金額を握ったプレイヤーの領地へと置かれます。
で、そのお金は船を島へと乗り付けたプレイヤーへとお支払い。
さらに、銀行から同額が、船を乗り付けたプレイヤーへと支払われます。2倍やぞ2倍!
国からの補助金(?)的なやつなのかな…
ただし、船を乗り付けたプレイヤーは、最も高い競り値を銀行へと払うことで、コンテナを自分の領地へと置くことができます。
この際は、国からの補助金はなし。うーん。
これを繰り返していき、5色あるコンテナのうち、2色のストックが尽きたらゲーム終了。
前述のコンテナの換金を行い、最も多くの金額を持っているプレイヤーの勝利です。
『コンテナ』はですね~~なんか経済そのものって感じがして好きなのですよ。
コンテナが生産され、運搬され、出荷される。
自分一人では絶対に回せないサイクルの、どの部分を自分が担うのか。これが肝だ。
どの部分で喰っていくのか、と言い換えてもいいかもしれません。
コンテナを生産したぞ!自分の工場の前に並べたぞ!
でも、あなたの工場よりも品揃えがよい工場があれば、或いは値段の安い工場があれば、誰もあなたからはコンテナを買ってくれないかもしれない。
サイクルに自らが組み込まれて初めて、あなたはお金が稼げるのです。ゴリッゴリの資本主義だ。
そのための設備投資と値付けが超大事!超難しい!超楽しい!そんな感じのゲームです。
自分一人では絶対に回せないサイクルの、どの部分を自分が担うのか。これが肝だ。
どの部分で喰っていくのか、と言い換えてもいいかもしれません。
コンテナを生産したぞ!自分の工場の前に並べたぞ!
でも、あなたの工場よりも品揃えがよい工場があれば、或いは値段の安い工場があれば、誰もあなたからはコンテナを買ってくれないかもしれない。
サイクルに自らが組み込まれて初めて、あなたはお金が稼げるのです。ゴリッゴリの資本主義だ。
そのための設備投資と値付けが超大事!超難しい!超楽しい!そんな感じのゲームです。
9月の北九州ボードゲーム交流会にて、TENNKYUUさん(最近大文字に改名されたらしいです…)に遊ばせていただいた際は、序盤からどんどん借金をしつつ倉庫を建てまくり、倉庫業に特化。
品揃えがあれば、少しくらいお値段高くてもお客さん来るよね!作戦がハマり、キャッチー倉庫からコンテナが船へとポンポン積まれていきました。
いくらで仕入れていくらで売るかを考えるのがね~~脳みそに汗をかく感じで楽しいのですよ。やってることは完全に小売業。
品揃えがあれば、少しくらいお値段高くてもお客さん来るよね!作戦がハマり、キャッチー倉庫からコンテナが船へとポンポン積まれていきました。
いくらで仕入れていくらで売るかを考えるのがね~~脳みそに汗をかく感じで楽しいのですよ。やってることは完全に小売業。
あと、遊んでて握り競りのバランスが(比較的)取りやすいのもいいなーと思ったよ。
最終的にコンテナがいくらで売却できるのかが割とはっきり見えてるので、算盤ははじきやすい感じする。
諸々上手く回って1位もぎ取れました。嬉しい。
というわけで、『コンテナ』のご紹介でした!
10周年記念版では。コンポーネントが豪華になるのはもちろんのこと、ルールにも手が加わる模様。どうなるのかしらん。
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