みなさんキャッチーですか。ぬんです。


















みなさんはメモリーゲームどうですかメモリーゲーム

短期記憶が鍵を握るゲーム全般を指す言葉。

世間的にメジャーな例を挙げれば、トランプの『神経衰弱』でしょうか。よく考えたらすごい名前ですよね。神経衰弱て。





私はどちらかと言えばメモリーゲームは苦手な部類で、自分でお金を出して買うこともなければ、進んで卓に入ることもなかったのですが…

2017年にリリース、メビウスさんより日本語版も発売されている『デジャブ』!あれは衝撃的でした。







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すべてのイラストが2回ずつ描かれたカード群。

これをピラピラとめくっていき、同じイラストが2回公開された!と思ったら、対応するトークンを叩くというもの。

一度でも間違えば失格というルールの厳しさもさることながら、2戦目・3戦目と回数を重ねるほど、前世の記憶が邪魔をして難易度が上がるという斬新なシステムで、一気に定番タイトルへの仲間入りを果たしました。













この「回数を重ねることによる妙」って、殊メモリーゲームにおいてはまだまだ活用の余地がありそうな感じがしていたのですが…

今年のエッセンにドカンとやってきました。

『デジャブ』に匹敵する、或いは『デジャブ』を超えるかも知れない、「回数を重ねることによる妙」を活かした、最高のメモリーゲーム。







というわけで今日は、こんなタイトルのご紹介です。
















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『Memoarrr!』です。読み方は『メモアール』で統一されている雰囲気。

2~4人用、10~20分、スカウトアクション8位。














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セットアップ後はこんな感じ。


モクモクとした雲が描かれた場所カード全25枚を、5×5に並べます。

で、真ん中の1枚だけを、表面を見ずにゲームから除外。

空いた真ん中のスペースに7枚のお宝カードを重ねて置き、そこにプレイヤー人数マイナス1枚の火山カードを重ねます。




詳細は割愛しますが、各プレイヤーがそれぞれ異なる3枚の場所カードの表面をこっそり見てからゲームスタートだ。















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さて、スタートプレイヤーは、任意の場所カードを1枚めくります。



各場所カードは、2つの要素を持っているぞ。

要素その1!ペンギン・セイウチ・カメ・カニ・タコの5種類のうち、いずれか1匹の動物が描かれています。

要素その2!ピンク・緑・赤・青・黄の5色のうち、いずれかの背景色が振られています。


この2つの要素の組み合わせは全25通り。各パターンについて1枚ずつの場所カードが用意されているから、全部で25枚という寸法だったんですな。

















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で、左隣のプレイヤーに手番が移ります。

スタートプレイヤーと同様に、任意のカードを1枚めくるわけですが…


この時、1つ前の手番でめくられた場所カードと、同じ動物か、同じ背景色かのどちらかを持つ場所カードをめくらなければなりません。



もしどちらでもないカードをめくってしまうと、場の中央にある火山カードを1枚受け取って脱落。そのラウンド中、手番が回ってきません。















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ラウンドは、生き残っているプレイヤーが1人になるまで続けます。

生き残ったプレイヤーは、場の中央のお宝カードを1枚ゲット。

表面に描かれているルビーの個数が得点です。

















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で、ここが一番のキャッチーポイント。



ラウンドが終わったら、全ての場所カードを裏向きに戻し、場所カードの配置は一切変えないままで、新たなラウンドを開始します。

これを繰り返すこと全7ラウンド。





最高じゃないですかこんなの脳みそが溶けます。







スタートプレイヤーは、獲得した火山カードに描かれている鳥の頭数が最も多いプレイヤー。

勝者はもちろん、7ラウンド終了後ルビーをたくさん持っているプレイヤーです。


















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なんかもうこの「我、このアイディア1本でお相手致す」みたいなところが超超超Coolです!好き!




2つの要素を持つカードの位置を正確に憶えるなんてとてもじゃないけれど無理で、「こことここは繋がったよね…?」とか、「この辺一体は続けてめくって大丈夫だったよね…?」とか、ぼんやりとした記憶を頼りにめくっていく感じ。


それでも、ラウンドを重ねる毎に、薄い"記憶"が自信の持てる"経験"へと形を変えていくわけだ。

でもやっぱりここぞという場面で「う~~~んどっちだっけwwww」ってなっちゃうわけだ。最高です。








メモリーゲームは、人の記憶という曖昧なものを相手にするからこそ、まだ見たこともないような様々なアプローチがあるような気がしていて、だからこういう鋭い作品に出会えるとすごくワクワクしてしまうよ。

















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というわけで、『Memoarrr!(メモアール)』のご紹介でした!



タイトルも、なんか脳みそがちぎれそうな感じが出てていいなと思います。

『神経衰じゃああああああああ!』
みたいなことなのかな。