みなさんキャッチーですか。ぬんです。
昨日10日は福岡ボードゲーム交流会 ボドゲラボにお邪魔しました。主催はヒロさん。
今回もあちらこちらの会と被っていたようで、少な目の人数での進行。
まったり遊ばせてもらったので、感想書いていくぞい。
◆汽車は進むよ(jedzie Pociag z daleka)
なんか最近、福岡ボードゲーム界隈に出身大学の後輩たちが増えてきて嬉しい。
というわけで、同じ大学のOB・OG・現役生合計4人で『汽車は進むよ』に挑戦だ。
ホビー的に言えば『チクタクバンバン』的なやつで、ボードゲーム的に言えば『Tsuro』的なやつだ。
線路タイルをせーので1枚ずつ引いて自分の枠内に配置。
4台の汽車が線路に沿ってシュッポッポと進みます。
各駅に汽車が到達した早さで得点が入る他、汽車がタイル1枚に入る度に1点というおもしろヴァリアントルールも採用。
ぐるぐると遠回りすることで、一気に大量得点が見込めちゃいます。
ルート取りが悩ましく、タイルの心地よい引き運に左右され、簡単ルールにキュートなコンポーネント、おまけにプレイ時間は30分と、ボードゲームに馴染みのない人にでも安心して出せるタイトル。
ぐるぐる回るの楽しい~~なんとか勝負を制し、先輩の威厳を見せつけました。ふふ。
この『汽車は進むよ』、ポーランド発のゲームなのですが、原題の"Pociag"の部分は"ポチョンク"と発音するそうです。水タイプのポケモン感ある。
めちゃくちゃかわいいので積極的に使っていきたい。ポチョンク。
◆Memoarrr!(メモアール)
2017スカウトアクション6位タイ。
初めてルールを読んだときの衝撃たるや。ヤバいメモリーゲームです。
過去記事でも紹介してます。
脳みそは七度死ぬ!鋭さ光るメモリーゲーム・『Memoarrr!(メモアール)』の話。
直前に捲られたカードと、背景色か動物かが同じカードをめくる。
1人を除く全員が失敗したら、その1人が点数をゲット。
その後、すべてのカードを位置を変えずに裏向きに戻し、これを7回繰り返すという。COOL過ぎる。
「あ~~カニね!憶えてる憶えてるここでしょ!」とか言いながら、いざカードをコンニチハしてみると「誰だお前」ってなったりして面白い。
ヒロさんが「これ…カード移動してません?」とか言ってて笑いました。してません♨
◆ガンジスの藩王
今日のメインディッシュ。2017スカウトアクション4位タイの『ガンジスの藩王』です。
インドでムガルがアクバルな感じの舞台設定。
ヒンドゥー教の女神・カーリーも、まさか自分がダイス置き場になる日が来るとは思うまい。
ジャンル的には、ダイスを使用するタイプのワーカープレイスメントです。
出目操作があったり、低い出目にも有用な使い方が残されていたりと、そこまで物珍しい感じのつくりではないのですが、目を惹くのがゲームの終了条件&勝利条件。
ボードの外周を時計回りに回るトラックで管理する名声店。
ボードの外周を反時計回りに回るトラックで管理するお金。
この2つを貯めていくと、それぞれのトラックに置かれたマーカーが、こう、段々近づいていくじゃん?
この2つのマーカーを、最も早く合流させたプレイヤーの勝ちです。
なるほどこれはアツい!
比較的ゆるゆる打てる感じの序盤からの、一手間違うとトップ争いから一気に弾かれちゃう終盤のデッドヒート感がたまりません。
トラックを進むスピードが思ったよりもずっと速いのもいいぞ~~切れ味抜群って感じだ。
上級ルールも用意されているようなので是非遊びたいです。個別記事も書きたいな。
◆あなたを知らないあなたの隣人 ~「行列に割り込む」は何番目に悪いことですか?~
こういうゲームつい買っちゃうのよな。
新書チックなパッケージがいい感じです。
場に並べられた5つの選択肢に対して、親が付けた順位を当てるタイプのパーティゲーム。
「ずっと冬」よりも「彼女/配偶者にケータイを見られる」方が困るとはどういうことだ、的なね。
安定して盛り上がるやつだ。仲の良い友人たちとどうぞ。
◆クリスマスの12日
毎年12月に必ず遊ぶっちゃん。
カードは1が1枚、2が2枚、…、12が12枚の『ペアーズ』構成。
リードの出したカードの組み合わせをフォローしつつ、最も数字の低いカードを出したプレイヤーが次のリードに。
基本的には手札をなくすことを目指すゲームなのですが、手札をなくす時の最後の1プレイでリードを獲ることが勝利条件という難しさ。
きれいに上がれると嬉しいやつ。メリークリスマス
◆どきどきワクワク相性チェックゲーム
大好きなパーティゲーム!
お題に合う感じのカードを53枚の中から規定枚数セレクト。パートナーとの一致を狙います。
パーティゲームについて本気出して考える企画でも本気出して考えてます。
パーティゲームについて本気出して考えてみた part③
「ちくしょうリア充どもめ!」という野次が卓外から飛んできましたが、その眼は節穴か3組とも同性ペアやないかい♨
「こいつとは絶対合わないわ~~」と言ってた緑紫ペアが常に独走状態。
最後は3枚完全一致を難なく成し遂げて、絵に描いたようなゴールでした。
どんなメンバーで遊んでも絶対話題に上るこのおばちゃん好き。メリークリスマス
◆ボブジテン
日本語にカテゴライズされる単語のなかにも、横文字のまま残っている単語が多くあることに気が付いたボブ。
ボブは、横文字の単語を、横文字を一切使用せずに説明する辞典を作ろうと決意します。
というわけで、親プレイヤーはお題カードの横文字の単語を、一切横文字を使わずに説明。
他のプレイヤーはそれを当てる感じのアレです。
たまにやってくるボブの友人・トニー。
辞典作りを手伝ってくれるのですが、日本語にまだ慣れていないため、親プレイヤーは接続詞を使わずに説明しないといけません。
このスパイスの入れ方うまいな~~
親プレイヤーには語彙力や説明力が、子プレイヤーには推測力が試される、素敵なゲームだと思いました。
子プレイヤーの脳みその使い方は、早押しクイズのそれにも似ている。
◆ボブジテン その2
そんなボブジテンがパワーアップして帰ってきたぞ!
今度は、食いしん坊のデイヴがたまにお手伝いに来てくれるぞ!
でも彼は常にピザを頬張っているので…
なんと喋ることができず、身振り手振りだけで単語を表現しなければなりません。
辞典とは一体何なのか(哲学
これは大好物な感じのパーティ感の取り入れ方!好きよ!
◆あぶない、工事中!
最後はHABAで〆!
現場監督のベン君をお手伝い!
お題カードに描かれたものと同じ工事車両を、自分の9枚のカードの中からいち早く探しだし、ベン君駒をキャッチ!
という、スピード系ゲーム。
なのですが、なんとベン君、現場での作業が長時間に及ぶと、たまに、その、なんだ。もよおします。
もよおしているベン君が描かれたお題カードが捲られたときには、手元にある工事現場カードを裏向けてトイレ面を上にし、ベン君駒をキャッチしましょう。
『あぶない、工事中!』というタイトルなわけですが、危ないのは車両じゃなくてベン君の便の方だったという(やめなさい
得意な人と苦手な人が割とはっきり分かれるゲーム。
1位タイで嬉しかったです。
そんなこんなで19時すぎ!今年最後のボドゲラボもお開きとなりました。
ボドゲラボは今年皆勤賞だった!はず!
キャッチーな1年をありがとうございました!来年もよろしくお願いします~~
主催のヒロさん、同卓してくださったみなさん、ありがとうございました!
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