みなさんキャッチーですか。ぬんです。
この記事はボドゲ紹介 Advent Calendar 2017 15日目の記事です。
ぐらちゃんお疲れ様!
昨日は『マジェスティ』の紹介記事ということで、どれどれと見に行ってみればまさかのアークライト様公式記事で椅子から転げ落ちました。
前の職場の関係で、福岡のラジオ番組に生出演して3分程受け答えをする、みたいな機会があってですね。
ただでさえ緊張してんのに、私の喋る前のコーナーのゲストモー娘。’17のメンバーの方だったんですよ。そこにいらっしゃるだけで全然オーラが違ってて、びっくりした覚えがあります。
そん時以来の重たいバトンだよこれ。
しかも見ましたか最後の一文!
さて明日は、大人気キャッチーブログ「キャッチーでいてください。」のぬん様による、「重ためのゲームについての記事」です。楽しみですね!
突然ハードルをこちらに投げつけるのをやめていただきたい。
くぐっちゃうぞ???飛び越えずに下くぐっちゃうぞ???
こりゃ期待にお応えすべく、気合い入れて記事書かなきゃな~~でもなんのゲームで書こうかな~~と思い悩みながらふと見ると…
私の机の上になにやら怪しげな包みが置かれていました。
「早めのクリスマスプレゼントかな?」と思い、開封してみると……おや?これは?
『ロンドン(旧版)』です!!!!!!
わざわざ百均でラッピング袋を買ってきて、開封済みの自分の所有ゲームを丁寧に包んでみたけれども、あんまり上手にできなかった私の身にもなってほしい(知るか
というわけで、私の大好きなゲーム・『ロンドン』の今年発売された新版…ではなく、旧版の紹介記事を書いていこうかと思います。
アークライトさん流通のゲームじゃなくてごめんなさい♨
悪ふざけはここまでにしまして、『ロンドン』の旧版です。
ロンドン大火災からの復興を目指すワレス作品。
各プレイヤーは都市の運営を担当し、いい感じの建物を建てながらも、財政がパンクしないように気をつけなければなりません。
やること的には、手札のカードをコストに、手札の別のカードを自分の手元へとプレイし、
それらの効果を活かしながらアレコレしていく、みたいな、『サンファン』や『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』からの系譜のアレだ。
山札が尽きたらゲーム終了のサイン。最も多くの勝利点を獲得したプレイヤーが勝者です。
そんな『ロンドン』の魅力、4つのキャッチーポイントに分けて紹介していきますね。
さて、上にチラッと書きましたが、『ロンドン』では、手札のカードをコストとして捨て、手札の他のカードを自分の手元にプレイします。
具体的には、カード1枚をプレイするためには、同色のカード1枚を捨てる必要があります。どっちプレイするか悩んじゃうな。
でもそんなに都合よく同じ色のカードが引けるの???私心配…
そんなR・N 恋するウサギちゃんのためにご用意しましたキャッチーポイントその1!カードを選んで引ける面白さ!!
実はこの『ロンドン』、カードを捨てる時には、捨て札置き場的な場所に置くわけではなく、このボード上に表向きに並べて置くんですね。
んで、反対にゲーム中にカードを引くことがあれば、山札の一番上から引いてもいいし、ボード上から選んで取っちゃってもOKなわけですよ。
『サンファン』とか『RftG』とかって、とりあえず引いてきたカードでどうするかを考える、みたいな楽しみがあったわけですが、その引いてくるものに判断の幅を持たせたことで、より戦略的に動けるようになってるんですね。好き。
そんなこんなでプレイしたカード達。こんなに立派になって…
せっかくプレイしたからには、活性化することで、その能力を活かしてあげたいものです。
でもこういうゲームって、序盤に強いカードをプレイできた人が勝っちゃったりするんじゃないの???私そんなの嫌だよ…
そんな悩める子羊たちのためにご用意しましたキャッチーポイントその2!カード効果(の大半)が一度きりという爽快感!
このゲーム、自分の手元にあって、自分に延々と効果を及ぼし続ける…みたいなカードって実はあんまり無くてですね。
1回活性化すると大体裏向きにしなきゃいけなくて、使えなくなっちゃうんですよ。
で、裏返った上にまた別のカードをプレイしたりする。
もちろんロングスパンでの戦略も必要なのですが、一度きりの効果たちを上手く組み合わて場を構築しながら、ショートスパンでの煌きを追求していく感じが、超気持ちいいのですよ。好き。
こう書いていると、なんだかするするっと遊べちゃうような、易しくて優しいゲームなのだと思われるかもしれません。
でもワレスのゲームって、黒いキューブとか借金とかに首絞められるのがお約束じゃないの???楽なワレスなんてワレスじゃないよ…
そんな重症のあなたのためにご用意しましたキャッチーポイントその3!貧困と借金の苦しさ!
活性化するカードは、自分の手元に並んでいるものから好きな枚数選ぶことができるわけですが…
活性化の後には、辛い時間が待っています。
自分のプレイしているカードの束の数+その時点での手札の枚数
に等しい貧困ポイントを受け取らなければなりません。
うわぁ…黒い…
この貧困ポイント、ゲーム中は持っていても特に問題ないのですが…
ゲーム終了時、全プレイヤーの持っている貧困ポイントを比べて…
最も少ない人の貧困ポイントは、すべてストックへと戻します。
全員がそれと同じだけの貧困ポイントを返した後…
残った貧困ポイントに応じて勝利点が引かれます。
なので、他のプレイヤーがどれだけ貧困貧困しているかにも、常に気を配る必要があるわけだ。
また、ゲーム中好きなタイミングで、ストックから借金ができます。利子5割で。
ゲーム終了時に返済することができなければ、これまた勝利点が飛びます。
ワレス特有の、字面からしてもう胃に来そうな感じのどす黒さは、今回もしっかり息づいています。辛い。好き。
基本的には、プレイ→活性化→プレイ→…を繰り返していって「楽しい!」って感じのゲームなのですが、貧困を減らすカードを意識してプレイしない限り、貧困は溜まっていく一方です。
かつ、手札をしっかりと補充する方法がないと、このサイクルは息切れを起こしてしまいます。
もうおしまいなのでは???私にはワレスのゲームは早すぎたんだわ…
そんな泣いてばかりいる子猫ちゃんのためにご用意しましたキャッチーポイントその4!土地の愛しさ!
『ロンドン』では、1手番を費やして、ボード上部に印刷されている土地を買うことができます。
もちろん購入のためにはお金がかかるわけですが、様々な特典が得られるぞい。
①勝利点が手に入る!うれしい!
②カードがたくさん引ける!これで手札が息切れを起こすことがなくなります。
③活性化後の貧困ポイント計算の時に、受け取る貧困ポイントが減る!持っている土地1つにつき、1ポイント減ります。
買える場所の制限があり、絶対数にも上限があるので、どの土地をどのタイミングで買うのか、これを考えるのがね~~辛いわ苦しいわでワクワクなのですよ。
土地を揃えて、活性化する度に貧困ポイントが減るところまで持っていけた日にはもう超気持ちいい!
借金をしてでも序盤に土地を買い散らかす戦略が強すぎる、という意見もあるようですが、この『ロンドン』を象徴するかのような、間違いなく最も愛しい要素です。
これら4つのキャッチーポイントが複雑に絡み合った結果、もう遊んでいる間ずっと楽しいのですよ。
カードをプレイして、活性化して、土地を買って、っていうサイクルをぐるんぐるん回しているだけで超楽しい。
ショートスパンで物事を回していけるから、小さなご褒美(決して貧困ポイントのことではない)が定期的にくるのも嬉しいです。
キャッチーポイントという区切り方で書いてみましたけども、私にとっては、肌に合っていて、とにかく楽しくて理屈抜きで好き、みたいな、そういう感じのゲームです。
好き嫌い、合う合わないはあるかとは思いますが、是非一度遊んでみてくださいな。
ちなみに(旧版)と書いたからには(新版)があるわけで…
新版ではなんと土地があんな姿に…!!みたいなびっくりドッキリリメイクがあったりもするので、こちらもまた別の機会に紹介させてください~~
というわけで、『ロンドン(旧版)』のご紹介でした!
ボドゲ紹介 Advent Calendar 2017 、16日目となる明日はすん様のターン!
テーマは「あれについて」とのこと。どれだろう。楽しみです。
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