みなさんキャッチーですか。ぬんです。
1月7日は北九州ボードゲーム交流会に行ってきました。主催はteniさん。
今年もあるぞー毎年恒例・新年タンブリングダイス大会!
ほとんどの方とあけおめことよろ状態なのも相まって、いつもよりもワイワイしたというか、お祭りっぽい雰囲気で素敵でした。
今回もたくさん(本当にたくさん)遊ばせていただいたので、感想ちゃっちゃか書いていくぞ!
◆マジェスティ
到着は朝の10時前後!
まずは、『宝石の煌き』でお馴染みマーク・アンドレ氏の新作、『マジェスティ』からスタートです。
某カレンダーのせいで箱絵見ただけで笑っちゃいそうだったぞ。
やることはシンプル!
『センチュリー:スパイスロード』なんかでも採用された、遠くのものを取るにはコストがかかりまっせシステムで場のカードを1枚ピックして…
自分の場の対応する建物に置くだけ。
その建物の効果が発動して、勝利点が飛んでくるって寸法だ。
これを12回繰り返すとゲームが終了。
あとは建物ごとに置かれたカード枚数でマジョリティ対決があったり、色んな種類のカードを置いていると追加の得点があったり、みたいな。
賛否両論あるみたいですが、システムはどこまでもシンプルにまとめつつ、建物の効果の組み合わせでアクセントやらアレンジやらを楽しむ感じは好感持てるぞい。
今回使用したのとは効果が異なる建物裏面も眺めてみましたが、なにやら野蛮な臭いがしますね。機会があれば試してみたいです。
◆Chickwood Forest(チックウッドの森)
続いては、メビウス便案件その1・『チックウッドの森』です。
鶏よそれは手なのか翼ではないのか。
『コロレット』よろしく、皆で場を作る→1列ずつピックしてセットコレクション、的な要素と、
キューブを一筆書きに色んなカードに落としていってエリアマジョリティ、的な要素の豪華2本立てだ。
インストを受けた時点では「ちょっとゴテゴテしちゃってそうだなー」って印象だったのですが、いざ遊んでみるとなんか意外と楽しくて悔しい。
場を作る時に裏向きのカードが混ざるのがいいなあ。
ちょっと盛り上がるパーティ感を醸しつつも、ゲーム全体を程よく引き締めてる感じだ。
◆CODENAMES:Disney
あの『コードネーム』がまさかのあの企業とコラボ。
箱絵がシルエットなの意味深過ぎる。
様々な作品から、様々なキャラクターやシーンが切り取られています。
スパイマスターに挑戦したのですが、『コードネーム:ピクチャーズ』に比べると、カード1枚辺りの情報量が少ないため、なんかふわっとしたヒントになりがちです。「あご 3枚」とか。「半目 3枚」とか。
「かわいい 2枚」って言おうかどうか一瞬本気で悩みましたが、あんまりかと思ってやめました♨
卓についたメンツには、ディ○ニー大好きっ子はいなかったようなのですが、ファン同士で遊ぶとまた違った楽しみ方ができるのかも知れない。
◆タンブリングダイス大会
私は、決して忘れない。あの冬の雪辱を――
2017年1月。北九州ボードゲーム交流会恒例の、新春タンブリングダイス大会。
意気揚々と挑んだ私に叩きつけられたのは、87人中85位という、自慢にもならなければ、今一つネタにもし辛いような順位であった。
私は堅く心に誓う。
来年は必ず1位かドべを獲ろうと――。
というわけで、新春恒例タンブリングダイス大会です。
『タンブリングダイス』のルールや、大会のなんとなくの雰囲気は、去年のレポをご参照あれ!
今年は、
・大会参加者は56名。
・4人プレイ。全員が1度ずつスタートプレイヤーになるよう4ゲーム行い、その合計点で競う。
・1回戦は全14卓。各卓で1位抜けした14名と、各卓で2位のプレイヤーの得点上位2名が2回戦進出。
・2回戦は全4卓。各卓で1位抜けした4名で決勝卓。
・決勝卓進出の4名は決勝卓での順位によって、2回戦敗退の12名は1回戦と2回戦の合計得点によって、1回戦敗退の40名は1回戦での得点によって、総合順位を決定する。
的なレギュレーションでした。
さらにさらに、スタッフの皆さんや参加者の持ち込みによって集まった、豪華景品が順位に応じてもらえちゃうぞ!!!
私も小箱を2つ提供させていただきました。
ちなみに景品は、
・総合順位1位から順に、景品を1つずつ選んで持って帰ることができる。というか、欲しい景品が無くても、何かしら持って帰らなければならない。
・全員が景品を1つずつ獲得しても、なお景品が残っている場合、再度1位から順に景品の獲得権(というか義務)が回ってくる。
・景品がすべて無くなるまでこれを繰り返す。
というルールで分配されます。
これは上位に食い込めば、景品2個お持ち帰りもあるで!
というわけで、意気揚々と挑んだ1回戦!
ちょっと皆さん見てくださいこの写真。何色が私だと思います???
なんと青です。
え、私の今年の運勢ここに全振り?ってレベルですべてが上手く行く試合展開。
終わってみれば…
ボロ勝ち。
これはちょっとタンブリングダイスで食っていけちゃうレベルなんじゃないのか。
すっかり調子づいて挑んだ2回戦!何色が私だと思います???
なんと赤です。お話にならない。
ラストは×4ゾーンに6の出目を送り込むなど、ちらーっといいところを見せたものの、敢え無く4位でフィニッシュ♨
そして、1戦目と2戦目の合計得点の結果…
なんと…総合6位!前回から79人抜きの大躍進です。
え?なに?参加人数が違う?ちょっと何言ってるか分かんないです♨
素敵なボードゲームを2箱いただいちゃいましたぞ~~遊ぶ~~
小箱2箱提供したら、1箱大きくなって戻ってきましたみたいな。
ワイワイ感あって大好きなイベントです。
来年こそは獲るぞ1位!それか最下位!
◆夜のワードバスケット
『ワードバスケット』、まさかのアダルティな単語縛りでございます。
ユキさんがめちゃくちゃ強かったです(報告)
◆カルバ:カードゲーム
あの名作同時手番ゲーム・『カルバ』がカードゲームになったぞ!
ルールはいたってシンプル!
16枚のカードをシャッフルして山札に!
そこから引いた3枚の手札のうち…
2枚を伏せてせーのでオープン。
出した2枚を自分の手元に配置するわけなのですが、出した2枚の左上に書かれている数字の合計が最も小さいプレイヤーは、2枚のうち1枚をゲームから取り除かなければならないという辛いルールがあります。
かつ、配置は4×4マスの四角形に収めなければならないという。
間に極力多くの宝石を置きつつ、同じ色の探検家と遺跡を道で繋ぐことを目指します。
いいぞいいぞ~~~~本家の悩ましさをなんとなく残しつつ、数字によるインタラクションと4×4の枠という2つの制限が首を絞めてくる感じ!
でも、小学生とかでも遊べちゃうんじゃないかって程のシンプルルール!
これはキャッチーなカードゲーム化だ。めっちゃ好き。
◆せっかちプリンセス
続いては、大好きなサークル・するめデイズさんの『せっかちプリンセス』。
せっかちなお姫様の無茶振りに対して、10秒以内に早い者勝ちで平仮名カードをピック!
その平仮名から始まる素敵な品を、姫へと献上しましょう。
ストレートな大喜利系なので人は選ぶのですが、スピーディでさっぱりした後味が気に入っています。
ぬん姫「私には怖いものなど何もない。どれ、試しに怖がらせてみよ。」
あすまーさん「アベノミクスです」
ぬん姫「怖い」
中村ちゃん「喘息です」
ぬん姫「怖い」
楽しい。
◆フォントかるた
軽いゲームが続きます。
タンブリングダイス大会で総合4位という好成績をたたき出したatsさんが、商品として掻っ攫ってきた『フォントかるた』に挑戦だ。
こんなん分かるかい♨
でも、説明文を聞いてあれかなこれかなって考えるの楽しい。
とりあえず「はるひ学園」だけ覚えました。
◆みんなのイーブン
ゲーム内容からは想像もできないほどの可愛い箱絵である…
この手の質問に対して、
イエスかノーかイーブンかで答えます。
イエスやノーは正直に答える必要はなく、ウソをついてもOK。全員の回答を見て、多数派のカードを出したプレイヤーに得点が入ります。
ただし、イエスとノーが同数の場合は、イーブンを出したプレイヤーだけに得点が入るぞ。
意外とイーブン決まらないです。楽しい。
◆テストプレイなんてしてないよ
この初期手札が酷い2018 余裕のノミネート。
◆プーティン食堂
プーティン食堂の従業員のたった1つの掟。一番働いてないやつがモップ掃除だ。
各プレイヤーはウェイトレスかキッチンかを担当します。
ウェイトレスの注文に応じて、キッチンは自分の料理カードをあれこれいじくりながら、適切なメニューを提供。
ウェイトレスは自分の注文の消化を、キッチンは自分の料理カードの消化を目指すリアルタイムアクションゲームだ。
短時間でワーキャーできてキャッチー。遊んでるとお腹空いちゃうな。
◆ファンフェア
遊園地いくぞー!!!
8組のデザイナーが作った8個のミニゲームのうち、4個を選んで遊びます。
で、獲得した勝利点の合計で勝負する…のではなく、勝利点と引き換えにくじ引きチケットをゲット。
当たりが1つしか入っていないくじを順に引いていき、当たりを引いたプレイヤーの勝ちというww
ミニゲームの多様性も、本当に遊園地に来たかのようなワクワク感も、最終的にくじ引きで全部決めるという発想も、もう何もかもが最高なパーティゲーム。
果たしてどんなアトラクションが含まれているのか!?そしてくじ引きの結果は!?
そのうち個別記事書きます。
◆ロンドン(第2版)
2017年の個人的ベストゲーム!好き過ぎて辛い。
SIMさん、ありうむさん、さりくさんという手強い面子との対戦で、中盤は引きにもなかなか恵まれず伸び悩みましたが、51点でなんとか1位。
これで新旧通算6戦6勝だぜ。へっへっへ。
旧版は紹介記事を書いたのですが、新版の方も個別に記事書きたいな。
◆畑に水(Chill & Chili)
メビウス便案件その2。箱絵かわいい。
作物カードを揃えて…
自分の前に並べることで勝利点を得ていきましょう、的な割とベタなセットコレクション。
面白いのが池の仕組み!
ターン経過と共に、段々池に貯まっていく水トークン。
1ターンを費やすことで、池に貯まったトークンの半数(端数切り上げ)をゲットできます。
しかもこの水トークン、実は裏面がお金トークンになってまして。
受け取ったトークンは、すべてを水として使用するか、すべてをお金として使用するかの2択!
水の用途は、作物カードの得点増大。お金の用途は、作物カードの購入。
トークンの補充タイミングと用途に、ずっと悩まされることになります。
無駄なくすっきりまとまってるのに、ちゃんと悩ましくて素敵。
ターン開始時に池に水トークンを落とすのを忘れがちなのだけれど、ルールの根幹に関わる部分なので要注意だぞ。
◆かわいいワードバスケット
最後はかわいいワードバスケット!
かわいい単語を、かわいらしく言わなければなりません。
A「ラッコ♡」
一同「「「「「かわいい~~~~~」」」」」
B「コアラ♡」
一同「「「「「かわいい~~~~~」」」」」
C「らっきょ♡」
一同「「「「「は???真面目にやれよ」」」」」
我々は『ワードバスケット』にちょっと多くを求め過ぎだと思う。
といったところで時計は21時前後!
会場はまだまだ開いていましたが、早めにお暇いたしました!
先月はゲムマで参加できずにさみしかったのですが、のんびりガッツリしっぽりどっぷり遊べて、やっぱり大好きな会です。
今年も顔を出させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
てことで、北九州ボードゲーム交流会、今月もキャッチーでした!
主催のteniさん始めスタッフのみなさん、同卓してくださったみなさん、ありがとうございました!
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