みなさんキャッチーですか。ぬんです。 

















日本語版出るんかマジか!


今夜は、2016年エッセンで世界をギョッと言わせた、色んな意味でビッグタイトルなコイツをご紹介だぞ!

















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『コロニスト(The Colonists)』です。





パブリッシャーはルックアウト!

箱絵はクレメンス!

公称プレイ時間は30~360分!



…とこう並べてしまうと「あ、ウヴェちゃんこんにちは~~」って感じなのですが、なんとどっこいデザイナーはドイツからお越しのTim Puls氏。今作がデビュー作とのこと。


















とりあえず、「30~360分」というやたらと幅のあるプレイ時間から触れていきましょうか







まず上限の360分(=6時間)、これが大嘘です

もうノストラダムスかTim Pulsかっていうレベル(やめなさい)





『コロニスト』、4人でちゃんと遊ぼうと思うと、平気で半日持っていかれます。


半日って言ったって、昼~夜まで的な、こう、漠然としたアレじゃないですからね。

本当に1日の半分(=12時間)
ですからね。


たまの休日を捧げる覚悟が必要だ。












となると今度は、「そんなもんが30分で終わるわけないやんけ」って話になるわけですが…

実はこの『コロニスト』、ゲーム全体が時代Ⅰ~時代Ⅳという4つの時代に大きく分割されます。




この4つの時代をすべて遊ぶのが、上述の半日プレイ。

ですが、例えば「時代Ⅰだけ~~」とか「時代ⅡとⅢだけ~~」とかみたいな感じで、一部を切り出して遊ぶこともできちゃうのです。

各時代のプレイ時間は、4人で2~4時間ってイメージでしょうか。すでにお腹いっぱい感ある。




ソロプレイモードも搭載とのことですので、1時代だけを1人で回すと30分で終わる…のかな!終わるのよね多分!うん!

















ではそんな膨大なプレイ時間を使って何をするのかと言えば、建物を建てたり、入植者を働かせたり、遠方の植民地と関係を結んだりしながら、自分の街をいい感じに発展させていきましょうって感じ。









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ここがキャッチータウンよ。

ここに建てた建物や、そこで働く入植者たちが、ゲーム終了時の主な得点源となります。













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じゃあどうやって街を発展させればいいかと言えば、ご覧遊ばせテーブル中央!

ヘクスがいっぱい!
そして各ヘクスに書かれたアクション達!

自分のターンには、このヘクスの上を自分の駒で3歩歩いて、踏んだ3つのアクションをすべて実行していきます。

アクションはそんなに複雑なものはなくて、資源を得るか、資源を変換するか、建物を建てるかぐらいの感じ。








各プレイヤーが2回ずつ手番を行ったら1年(=1ラウンド)が終了。

建てた建物から資源が得られたり、働いてくれている入植者に賃金の支払いがあったりといった、ワーカープレイスメントライクな処理が走る他、場に新たなヘクスが3枚登場したりします。

これによって、できることや登場する資源が増えていくんですな~





計5年(=5ラウンド)が経過すると、1時代が終了するぞ。







ざっくりとはこんな感じだ。実はそんなに難しいことはしてないんだよな。















さてそんな『コロニスト』なのですが、実は去る土曜日に、こっそりひっそりちゃっかりうっかり4人プレイを経験させていただきました。

素敵な機会を作ってくださった、ヒロさんに感謝です。





今回は様子見ということで、時代Ⅰのみのプレイ。

















はいノストラダムス♨




せっかくやるならフルプレイだっしょ!時代Ⅰ~Ⅳまで全速力で駆け抜けるよ!





というわけで、たまの土曜日をぺシャリと潰した俺たち4人の戦いの記録、楽しんでいってくれよな!

















◆時代Ⅰ


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イチ・ニ・サーンを待たずに12時間の旅の始まり!

まずはジョグ程度に緩やかに歩みを進めるかと思いきや、初っ端からまさかのピリピリモード


なんとこの『コロニスト』、他のプレイヤーの駒がいるところに入るためには、そのプレイヤーに手数料を支払わなければならないのだ!いやだー!


序盤はヘクスが少なく、主要なアクションは皆踏みたがるので、他のプレイヤーの行動によって自分の行動が制限されがちでした。

さらに思いの外カツカツで、すぐに枯渇する資源たち。つらぴょん。







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そんな僕たちの心のベスト10、第1位は植民地でした。

場に4つ並べられた植民地は、友好関係を築くと、ちょっとした特殊能力をプレイヤーに与えてくれます。

時代が進むにつれて彼らとの友好関係はどんどん深めることができ、特殊能力が段々ちょっとしたものでは無くなってくるタイプのアレだ。









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友好の証として、街に大使館を建てたぞ。

彼らの力を借りることで、資源面のやりくりに少し余裕ができてきた我々。

木材の安定生産に成功した辺りで、時代Ⅰはその幕を閉じました。



ここまでは、「お???このゲーム楽しいのでは???」という予感はありつつ、次の時代のための準備っぽさが強かったなという感想です。















◆時代Ⅱ


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時代Ⅱに入り、皆が我先にと実行したのが、植民地とのズブズブ関係の強化

「君主の植民地」のおかげで、時代Ⅰであれだけ苦しめられた手数料を、以降一切支払わなくていいことになりました。なんでや♨



もう植民地との関係は強くなれば強くなる程気持ち良くて、資源もだいぶ潤沢に生産できるようになってきた時代Ⅱの中盤辺りは、なんかもう万能感がすごかったです。

なんでも来いやー!みたいな。超楽しい!!










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が、その万能感も束の間、少し嫌な予感がしてきます。

今我が街で働いてくれている入植者よりも、一段階レベルの高い黄色い入植者。

新登場の高級資源。

その高級資源を建築資材として要求する建物。




そう、ここはまだ坂道の途中なのだ。

見るべきは後ろではなく、あと6時間は続くであろうゲーム後半なのだ。





この、「万能感と、それを上回ってくる将来への不安の登場」が、『コロニスト』というゲームを体験してみて非常に強く印象に残っている感覚です。


気持ちいい!気持ちいいのだけれど!こんなところで満足してちゃいけないんだろう?みたいな。











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それでも、時代Ⅱは能力やタイル・カード類のパワーのインフレによる余裕が、成長しなきゃいけない幅をまだ超えている印象があって、一番気楽に打てた時代でもありました。

プレイ時間も2時間かそこらと、一番短かったんじゃないかな。

















◆時代Ⅲ


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ここまで来ると、いよいよ植民地の能力がちょっと何を言ってるか分からない状態に。

さらにまさかの5種類目の植民地が登場。

異能力バトルもの的テンションの高さがあって、めちゃくちゃ楽しかったです。










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プレイヤー毎の方向性も割とはっきり分かれ始めていて、じゃぶじゃぶと沸かした資源で建設を進めるプレイヤーもいれば、一度きりないし永続の効果を齎してくれる素敵カードをじゃんじゃん引いては浪費しているプレイヤーも。


我がキャッチータウンは、ゲームで想定された正しい成長曲線に乗っかった堅実なプレイ、だったんじゃないかなあ。

手持ちのポケモンを6匹とも、ジムリーダーの使うポケモンと同じレベルまで育ててからジム戦に挑む、みたいな。伝われ。









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時代Ⅱと同じく、植民地による能力を手にした後は万能感に身を委ねることができるわけですが、ここでいよいよ発展速度が鈍って、もう一段階の成長を求められる感じがありました。時代Ⅱよりも強く。

最高級の入植者や資源にもリーチし、いよいよ時代Ⅳへ。


















◆時代Ⅳ


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そしていよいよ時代Ⅳ。

ちなみにこの時点で総プレイ時間は8時間強。正午から集まって休憩を挟みつつ遊んでいたのですが、気が付けば日付が変わっていました。流石に疲れが見える面々。











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時代Ⅳの雰囲気はと言えば、派手に点数が高い建物を、地味で辛い資源のやりくりで建てていく、といった感じ。

着地点は割ともう見えてて、そこに向かって答え合わせをしていく感じなのかな。


だから、やっぱりこのゲームの面白さのピークは、万能感とその裏切りという甘酸っぱさを提供してくれる、時代Ⅱ中盤~時代Ⅲ中盤ぐらいにあるのかなと思います。










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最後まで階段の傾斜は緩むことなく、カッツカツの状態でゲームセット。

最終結果は、395-322-316-301と、1位に大きく差をつけられての2位でした。





















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ぬあー!疲れたー!




魅力はやっぱり万能感とその裏切り!

あと植民地能力のテンションの高さ!

時代を経るに連れて、あれよあれよという間に強大な力を付けていく自分が、自分で恐ろしくなるほどです。






どうしても気になるのは、ダウンタイムの長さでしょうか。

3つのアクションを組み合わせるため、最適解を探しているとどうしても時間がかかってしまいます。

そういう意味では、2人プレイだとちゃきちゃき進んで楽しいのかも知れません。











ヒロさん曰く、「おすすめは時代Ⅱ~時代Ⅲの通しプレイ」とのことで、フルプレイでも面白さのピークをその辺りに感じたことを考えると、一番美味しいとこどりができていいんじゃないかなという印象です。






でもこの造りならどうしてもフルプレイに触れたくなっちゃうよね♨



しょうがないぜ。ボードゲーマーだもの。



















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というわけで、『コロニスト』のご紹介でした!

2人プレイ試してみたい欲…!